いよいよ7月1日プーケット開国へ動き出してきた。
TAT(タイ国政府観光庁)はカウントダウンを開始。
日本のTATのホームページでも日本語でプーケット再開カウントダウンが掲出されている。
7月1日以降 プーケット ワクチン接種完了の外国人観光客は隔離検疫「不要」
タイの政府機関の一つであるTATが、はっきりと日本語で隔離不要をうたっていることは大きなポイントだ。
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ピパット観光大臣が国会で開国宣言
先日開かれたタイの国会にて、ピパット観光スポーツ大臣が発言した。
10月1日からタイを訪れる外国人観光客に対しては隔離検疫を不要にすると宣言。
大臣は、予算審議の一環として議員たちに向けて演説していた。
プーケットサンドボックスについては、7月1日に開始する。このために、6月末までにプーケット島の住人の70%がワクチン接種を終える必要がある。そののちにプーケット島開放を実施する。
また、10月には他の県でも同様の措置を取り、計10件で開放すると。
バンコク、チェンマイ、プラチュワップキーリーカン、ペチャブリ、チョンブリ、プーケット、スラタニー、クラビ、パンガー、ブリラム。
これは、TATによるタイの段階的開国計画に即したものだ。
関連記事:タイ段階的開国計画:7月サムイ・ピピ、8月カオラック・アオナン・チェンマイ、10月パタヤ・バンコク・ホアヒン
プーケット:7月
クラビ:7月、8月、10月と段階的に開放
パンガー:8月からカオラックを開放
スラタニー:7月以降段階的に開放
チェンマイ:8月以降段階的に開放
チョンブリ:10月にパタヤ(バンラムン、サタヒップ)を開放
バンコク、ペチャブリ(チャアム)、プラチュワップキーリーカン(ホアヒン)、ブリラム:10月開放
TAT総裁は、この計画を6月4日(金曜)のCESA(経済状況管理センター)会議に提出するという。
プーケットサンドボックス
また、TAT総裁は、サンドボックス計画の詳細についてはまだ議論中だともしている。
ワクチン接種を完了した外国人観光客は隔離検疫なしでプーケットに入国することができる。
当初の計画では、最初の7日間をプーケット内に滞在したのち、検査で陰性であれば、タイ国内他県へ自由に移動できることとしていた。
この日数については、出発国によって異なるかもしれないと発言。
CCSAと議論をしている最中で、場合によっては最低14日間はプーケットに滞在しないと他県への移動は認められない可能性もある。
なお、滞在7日以内であっても、プーケットからそのまま国外へフライトで出ていくのは自由。
よって、一週間以内の短期旅行もルール上は可能だ。(自国への帰国時に求められる隔離は別にして)
また、隔離無し入国が認められるのは低リスク国にかぎるとしている。
6月4日のCESA会議後に、サンドボックスのより詳細な情報ががはっきりしてくるだろうとTAT総裁。
官報を通じた公式声明がなされるだろう。これは各国の旅行エージェントが欲しているものだ。
多くの航空会社がフライト運航を計画しているが、サンドボックスの開始日を証明する証拠としての声明を目にしたがっている。
まとめ
本日のCESA(経済状況管理センター)会議にプーケットサンドボックス計画ならびに10県開放計画が提案される。
CESAの議長はプラユット首相だ。
実際にどこまで具体的に計画が認められるかはわからない。
とりあえずはプーケットサンドボックスについてはある程度の承認は得られるものとみられる。
パタヤやバンコクの開国は10月なので、まだ保留となるかもしれない。
まずはプーケット開国から。
CESAで承認され、内閣でも承認され、官報に掲載されれば、本当に実現していくだろ。
むろん、なにが起こるかはわからない。
かりにプーケット7月1日開放が公式決定されても、状況によっては開始直前でドタキャンという可能性もある。
こればっかりはなんともいえない。
本日の午後か夕方には会議の結果がわかるだろう。要注目である。
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