ワシントンのタイ大使館が、11月1日からのタイ入国規則を発表している。
11月1日からは3種類のタイ入国方法がある。
指定国からの隔離免除、サンドボックス、非ワクチン接種者の隔離だ。
タイ大使館の発表によって、隔離免除入国の手続き方法が明らかとなってきた。
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11月1日以降のタイ入国規則
アメリカは日本と同じく指定国に入っており、隔離免除入国が可能だ。
よって、サンドボックス制度は実質無意味なため、タイ入国方法は、2種類となる。
完全なワクチン接種済みならば、隔離免除。
完全なワクチン接種を終えていないならば、AQホテルでの10日間強制隔離。
このどちらかとなる。
気になるのは、隔離免除入国手続きについてだ。
原則として、アメリカからでも日本からでもタイ入国は同じ手続きとなる。
以下、在ワシントンタイ大使館の情報を紹介。
隔離免除入国(ただし、PCR検査の陰性結果を受け取るまで最低1泊はホテル内で待機しなくてはいけない)
ステップ1:出発前
1.1 タイランドパスに登録
登録には最大7営業日かかる
11月1日に承認されたCOEは引き続き有効。ホテルに直接連絡して返金を求めること。
1.2 タイランドパス登録必要書類
・パスポートのコピー
・コロナを含めあらゆる治療に対して5万ドル以上をカバーする医療保険
・航空券
・ワクチン接種証明書
・AQホテルもしくはSHA+ホテルの最低1泊分(PCR検査の結果を待つ間)の予約可確認書
ステップ2:タイへのフライトに搭乗する際に求められる書類
2.1 タイランドパスのQRコード
2.2 出発前72時間以内に発行されたPCR検査陰性証明書
ステップ3:タイ到着
3.1 ホテルでPCR検査を受ける
3.2 ホテル内で最低1泊もしくは陰性結果を受け取るまで待機する
Note:
・11月1日より、COEシステムは、入国許可書発行サービスは実施しない
・11月1日より、タイランドパスで登録し、空港や入管で提示するためのQRコードが発行される
・11月1日以前に発行されたCOEは引き続き有効
・ワクチン接種していない12歳未満の子供が同行する場合は、隔離免除措置で入国できる。(PCR検査結果が出るまではホテルで最低1泊は待つこと)
・旅行者はアメリカもしくはリスト掲載国に最低21日は滞在しているか、直前にタイからアメリカに来ている必要がある。
⇒https://thaiembdc.org/2021/10/21/enterthailandafter1nov/
補足
タイランドパスは、ウェブサイトが開設されているものの、まだ機能はしていない。
登録に必要な書類が発表されたが、実際の登録方法ははっきりしない。
タイ入国後のPCR検査代は事前支払いが必要で、ホテル予約に含まれるというルールになると思われるが、詳細ははっきりしない。
また、空港からホテルへの車の手配に事前予約が必要になるかどうかも不明。
AQホテルリストはタイ保健省のサイトで確認できる。
⇒www.hsscovid.com
また、タイ大使館ではAQホテル予約サイトとして3つを紹介している。
⇒https://www.agoda.com/quarantineth
⇒https://asq.locanation.com/
⇒https://asq.ascendtravel.com
SHA認定リストはこちらから
⇒https://www.thailandsha.com/shalists/index
Provinceを選び、カテゴリーをホテルにすれば、SHAホテルが出てくる。
SHAホテルの中には、SHA+認定を受けているホテルが一部含まれている。
事前のホテル予約は、SHAではなく、SHA+認定ホテルでなくてはいけない。
まとめ
ワシントンのタイ大使館の発表によって、タイ隔離免除入国の具体的な手続き方法が明らかになってきた。
が、ホテル予約、検査代、移動方法についてはどうにもあやふやなままだ。
タイランドパスの登録ウェブサイトが正式オープンしないことには、なんとも言えない状況だ。
あとは、在東京タイ大使館の日本語での正式アナウンスも待たれる。
11月1日タイ開国まであと1週間。それまでにすべての手続き方法がクリアになるのか。それとも、これまでのように、開始前日や当日になってようやく発表になるのか。
今度こそうまく進んでほしい。
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