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タイランドパスとPCR検査の廃止を!タイ観光業界からの悲鳴

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タイは昨年11月1日に開国したことになっている。
でもタイランドパスの事前登録、到着初日のPCR検査とホテル滞在など、制限は多い。
開国から5ヶ月経過したが、かつての外国人観光客の到着数には遠く及んでいないのが現状だ。
タイランドパスと到着後のPCR検査が観光客の到来を阻んでいる。

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タイランドパスとPCR検査の廃止を求める

タイ観光評議会(The Tourism Council of Thailand)がタイ観光産業の現状と見直しについて声明を発表した。

タイ観光評議会によるタイ観光業の第2四半期の見通しは明るくない。オミクロン株とウクライナ戦争に起因して、失業率が高まるリスクがあるとしている。

最も影響を受けたのは娯楽施設で、44%の施設は第2四半期に従業員を減らすことを計画。
次がスパとマッサージ店で24%、ツアー会社で10%と続く。

ホテル経営者の14%は、国が昨年11月に再開したにもかかわらず、スタッフの削減を続けたと回答。
ホテルの89%が第1四半期に営業しているが、外国人観光客が少なく、一部企業ではスタッフの解雇を余儀なくされている。
状況が改善しなければ、次の四半期にさらに多くのスタッフを解雇しなければならないとしている。
再開したホテルの88%は部屋の占有率が30%未満。ホテルの95%はパンデミック以前の収入の半分未満とのこと。

タイの観光産業全体を維持するためには、今年1,600万人の外国人観光客と7,500万人の国内旅行が必要。観光収入が1.2兆バーツとなる。
これは2019年のレベルの40%に相当する。

タイを訪れた200人の旅行者を対象に調査したところ、71%が到着時のPCR検査がタイ入国の厄介なプロセスだと答えた。

ヨーロッパやアメリカ、アジアなど他の国々の観光産業は、入国制限の緩和により、状況が改善している。それらの国々ではほぼ制限が残っていないレベルにまで感染防止対措置が緩和されている。

政府は、制限を速やかに廃止して、煩雑なタイランドパスとPCR検査を撤廃し、できるだけ早く旅行を簡単にできるようにする必要があるとタイ観光評議会。

参照:https://www.bangkokpost.com/business/2286610/tourism-sentiment-in-the-doldrums
参照:https://www.nationthailand.com/business/40013951

タイの入国制限緩和計画

タイではエンデミック移行のための4段階の計画を立てている。
7月1日までにエンデミックを宣言し、入国制限も撤廃される計画だ。

まず、4月1日には、タイへの出発前72時間以内のPCR検査陰性証明書が廃止される。(官報掲載はまだなので正式決定ではないが、ほぼ確定)

その次の緩和は5月1日以降の予定。
入国時のPCR検査がATK検査に変更される見込みだ。
タイランドパスとTest&Go制度は継続となる。

ピパット観光大臣は、タイランドパスの廃止を提案するとしている。

関連記事:6月1日よりタイランドパス撤廃を、ピパット観光大臣提案へ

5月1日に到着時PCR検査は廃止、6月1日にタイランドパス廃止という流れとなる。
5月のPCR廃止も6月のタイランドパス廃止も、計画あるいは提案段階に過ぎず、まだ何も正式には決まっていない。

観光省によれば、今年2022年のタイへの外国観光客は当初1,000万人と予想していたが、オミクロン株とウクライナ戦争の影響で700万人になるかもしれないとのこと。

タイ観光評議会の話では、タイ観光業を維持するには1,600万人の外国人観光客が必要だという。
現実との乖離が甚だしい。

タイの全面開国が遅れれば遅れるほど、観光業の復興も遅れる。

タイランドパスの手続きはたしかに面倒だ。気軽にタイへ遊びに行こうとすう一般旅行者層は躊躇してしまう。
それに到着時のPCR検査と1泊ホテル待機も厄介だ。
この2つが撤廃されないかぎり、タイへの旅行者が激増することはないだろう。

タイの近隣諸国は全面開国へ舵を切った。
到着時検査も隔離も不要という国が出てきている。
このままではタイは置いていかれる。

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