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6月1日よりタイランドパス撤廃を、ピパット観光大臣提案へ

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タイ政府内における開国派の急先鋒ともいえるピパット観光スポーツ大臣がさらなる規制緩和をCCSAのに対して提案すると表明した。
6月1日には、Test&Go制度をやめ、タイランドパスも撤廃すべきだという。

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タイランドパス廃止提案

ピパット観光大臣が6月1日までにTest&Goとタイランドパスを廃止するよう提案すると明かした。
タイへの観光客誘致にには入国制限のさらなる緩和が必要だ。

4月1日に出発前72時間以内のRT-PCR検査は不要となる。
次のフェーズは5月1日に実施予定。到着時検査は医療専門家にATK検査に置き換えられる計画となっている。

さらなる規制緩和のためにには、4月のソンクランが重要な試金石となる。
死者は1日10人未満、ATK検査のみを含めた新規感染者は5万から6万の間が許容範囲としている
観光スポーツ省では4月の状況を監視したとあと、5月にCCSAに追加提案する予定だという。

4月の感染者数が6月からのTest&Goとタイランドパスの撤廃につながる可能性がある。
Test&Goとタイランドパスが撤廃されれば、完全開国に近い状態となる。
ただし、完全に開国しても、観光客は到着日にATK検査を実施する必要がある。
なお、Test&Goとタイランドパス撤廃の提案には、保健省の承認が必要とのこと。

今年の観光客は当初1,000万人を予想していたが、オミクロン株とウクライナ紛争により、700万人になるかもしれないと観光省では予測。
2019年と比較すると、今年の観光収入は30%、来年は50%、2024年に完全回復と期待している。

参照:https://www.bangkokpost.com/business/2285038/travel-rules-eased-if-caseload-decreases

タイ開国計画とエンデミック移行計画

タイでは7月1日にパンデミックからエンデミックへ移行する4段階の計画を立てている。
段階ごとに入国規制も緩和していく。

関連記事:3月31日までと4月1日からのタイ入国ルールの違い、7月1日入国制限撤廃へ向けて

CCSAが発表した計画書を実際の入国制限措置に照らし合わせるとこのようになる。

第1フェーズ(3月1日から3月31日)⇒現在進行中
・Test&Go:到着初日にPCR検査、5日目にATK検査
・非ワクチン接種者は隔離10日間
・事前の陰性証明書必須

第2フェーズ(4月1日以降)⇒決定済み
・Test&Go:到着初日にPCR検査、5日目にATK検査
・非ワクチン接種者は隔離5日間
・事前の陰性証明書は廃止

第3フェーズ(5月下旬から6月)⇒予定
・Test&Go:到着初日に空港もしくは指定施設で専門家によるATK検査、5日目検査廃止
・非ワクチン接種者の隔離は5日間

第4フェーズ(7月1日以降)⇒予定
・ワクチン接種有無にかかわらず入国者はATKもPCRも検査不要

今回のピパット大臣の発言では、第3フェーズは5月1日実施となる見込みだ。つまり、到着初日のPCR検査は不要となり、空港もしくは指定施設での医療専門家によるATK検査だけとする。
SHA++ホテルの事前予約と医療保険加入についてははっきりしない。
タイランドパスの事前申請とTest&Goは継続となる。

ピパット大臣の提案どおりならば、6月1日にいわば第3.5フェーズが実施されることになるだろう。
Test&Goとタイランドパスが撤廃され、事前申請もPCR検査もホテル予約も不要となる。タイ到着時のATK検査は継続される。
元々の計画では、エンデミックに移行する第4フェーズで、タイランドパスは撤廃となる予定だ。それを6月1日に前倒ししつつ、到着時ATK検査は必要という形なのがピパット大臣の提案。

7月1日の第4フェーズでは、タイ到着時のATK検査も撤廃され、ワクチン接種の有無にかかわらず、隔離は不要となる。

エンデミック化計画はCCSA承認済みだが、あくまで計画にすぎない。
ピパット大臣の提案に関しては、4月の状況次第となっており、実際に提案されるかどうかもわからない段階だ。
まるで決定されたかのような言い方も見受けられるが、現時点では何一つ決まっていない。

タイ開国はうさぎが亀に負けている状態

タイは2021年7月にプーケットサンドボックスで他国より一足早く観光客に向けて開放した。
うさぎのように早く走り出したが、いつの間にか亀に追い越されてしまった。
ピパット大臣はそのように説明している。

フィリピンは2月に開国、3月にはカンボジアとベトナムが開国。タイよりも緩い入国条件となっており、出遅れていたはずの国々にタイはあっさりと追い抜かれた。
4月には、シンガポール、マレーシア、インドネシアも開国する。
事前申請と承認手続きなし、到着時検査なし、隔離なしで外国人旅行者を受け入れる国が増えていく。

関連記事:東南アジアの開国ラッシュ:各国の入国要件をタイと比較する

タイは4月1日から事前の陰性証明書取得要件は撤廃するが、タイランドパスでの事前登録、到着時PCR検査とホテル待機、2万ドルの医療保険など面倒な手続きは継続される。

タイの入国制限緩和は後手後手に回っており、もはや周回遅れとも言える状況だ。
たしかにピパット大臣の言うとおり、うさぎが亀に負けている。

6月1日にTest&Goとタイランドパスを撤廃するとしても、他国とは大きく水をあけられているかもしれない。

まあ、いまだに外国人の観光目的での入国を認めず、1日あたりの入国者数も制限している日本は、1周遅れどころか3,4周遅れといえるのだが。

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