タイ入国情報

3月31日までと4月1日からのタイ入国ルールの違い、7月1日入国制限撤廃へ向けて

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3月18日のCCSA本会議にて4月1日からのタイ入国ルールの緩和が承認された。
タイ入国に際しての出発前72時間以内のPCR検査陰性結果証明書の提示が不要となる。
タイランドパスでの申請要件は変更なし。
3月31日までのタイ入国ルールと、4月1日以降のタイ入国ルールの違いについてまとめておく。
またエンデミック化計画における、タイ入国制限緩和の予定についても触れておく。
3月、4月、5月とタイの入国要件はどうなっていて、またどうなっていくのか。うまく計画が進めば7月1日に入国制限は撤廃される。

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3月31日までのタイ入国ルール

2022年3月31日までは、現行ルールでのタイ入国となる。

タイ入国制度は3つある。
・Test&Go
・SANDBOX
・隔離

Test&Goはワクチン接種者への隔離免除プログラムだ。
サンドボックスもワクチン接種者への隔離免除プログラムだが、入国後7日間は特定のエリアに滞在する必要がある。Test&Goに比べると制限が多くて、わざわざサンドボックスを選択する必要性はない。よってスルー。
ワクチン非接種者は強制隔離ありで入国する必要がある。隔離期間は10日間。完全なワクチンを接種を終えていない人は、Test&Goもサンドボックスも使えないため、強制隔離ありでの入国しか選択肢がない。

いずれにせよ、タイ入国にあたっては事前にタイランドパスで申請し、承認を受ける必要がある。

Test&Goでのタイランドパス申請必要書類
・パスポート
・ワクチン接種証明書
・初日のSHA Extra Plusホテルの支払い済み予約確認書。PCR検査と空港送迎と5日目に実施するためのATK検査キットを含んでいること。
・最低2万ドルをカバーする医療保険加入証書

関連記事:Test&Goでのタイランドパス申請方法解説

タイランドパスが承認されればQRコードが送られてくる。
次に、出発前72時間以内にPCR検査を受けて、英文付き陰性証明書を取得する。

タイに入国後は、事前手配したホテルの送迎車でホテルへ直行する。
途中PCR検査の検体採取のために病院に立ち寄ることもあるし、ホテルで検体採取することもある。これはホテルによりけりだ。

ホテルにチェックインし、検査結果が出るまでは、ホテルの部屋内で待機する。ルール上は部屋から出てはいけない。

陰性結果が通知されれば、部屋から出て自由行動可能。
以降、タイ国内はどこでも自由に旅行できる。

初日滞在ホテルでATK検査キットを渡される。
滞在5日目のその検査キットを使って、自分で検査する。
検査結果をモーチャナというアプリを使って報告するが、モーチャナアプリがうまく機能しないことも多い。その際は、初日ホテルに連絡するか、どうしようもない場合はスルーするしかない。5日目ATK検査はかなりアバウトな扱いとなっている。

タイ入国に関するルールは5日目ATK検査で終了。
タイ出国時にタイ側から求められることはないが、日本入国のためには出発前72時間以内の陰性証明書が必要だ。これをタイ国内で取得しなくてはいけない。

4月1日からのタイ入国ルール

2022年4月1日からは、出発前72時間以内のPCR検査陰性証明書の提示が不要となる。つまり日本を出る前にPCR検査を受けて、英文での陰性証明書を取得する必要がなくなった。
陰性証明書撤廃は、Test&Go、サンドボックス、隔離と3つの入国方法すべてに適用される。
(4月1日以降もタイから日本に帰国する際の陰性証明書取得義務は引き続き必要となっているはず。これはタイ側に無関係で、日本政府次第。)

サンドボックスでの特定エリア滞在日数は7日から5日に減少となる。(くどいようだが、日本人が日本からサンドボックスを利用する意味はほとんどない)
また、ワクチン非接種者の隔離あり入国では、強制隔離期間が7日から5日に短縮される。

他にもいくつか変更点がある。

まず、入国ポイントの増加。
4月1日より、サトゥンの陸路国境がオープンする。
現在は、ノンカイ、ウドンタニ、ソンクラーのみオープンしているが、ここにサトゥンも加わる。
ルールは上はTest&Goを利用して隔離なしで陸路国境を越えて入国できるようになる。(実際の運用は不明で、今のところソンクラーでタイ人が入国してきた事例があるだけ)

海路入国では、現在のプーケットとチョンブリの港に加えて、スラタニーの港が利用可能となり、海外からヨットで直接入国できるようになる。

空路での入国は、ハジャイ空港が追加される。
現行では、スワンナプーム、ドンムアン、プーケット、クラビ、サムイ、チェンマイ、ウタパオが利用可能となっている。
海外からのハジャイ行きフライトがあれば、ハジャイでのタイ入国ができる。

入国ポイントの増加は、一般的な日本人旅行者のほとんどには関係なさそうだ。
これまでどおり日本からの直行便でスワンナプームへ行き、承認済みタイランドパスQRコードを提示して入国し、ホテル送迎車で直接バンコクやパタヤの事前予約ホテルへ向かうことになる。

Test&Goでの入国要件については、出発前陰性証明書撤廃以外は特に変更なし。
医療保険の最低保証額が1万ドルに減額される案も出ていたが、結局は2万ドルのままだ。

Test&Goでのタイランドパス申請必要書類
・パスポート
・ワクチン接種証明書
・初日のSHA Extra Plusホテルの支払い済み予約確認書。PCR検査と空港送迎と5日目に実施するためのATK検査キットを含んでいること。
・最低2万ドルをカバーする医療保険加入証書

空港から送迎車でホテルへ移動し、検査結果が出るまで部屋で待機。
陰性通知後は自由行動。
5日にセルフATK検査。
日本帰国前72時間以内にタイ国内でPCR検査を受けて陰性証明書を取得する。

一連の流れは、3月31日までの現行ルールと変わらない。
タイへ出発する前の陰性証明書が不要となっただけだ。
あとは同じ。

すでに承認済みタイランドパスを持っている場合は?

4月1日以前に承認済みのタイランドパスを持っている人は、そのタイランドパスは有効で4月1日以降そのまま入国できる。
4月1日以降にタイ入国するなら、出発前72時間以内の陰性証明書の取得は不要だ。

タイランドパスの承認には7日ほどかかることがあるので、4月頭に入国予定の人は3月中に申請しておく必要がある。
タイランドパスが承認されれば、そのタイランドパスを使って、タイに入国すればいい。4月頭に入国なら陰性証明書は不要となる。

4月1日開始の新しいタイ入国要件については、まだ官報に掲載されておらず、タイ外務省からの正式な発表もない。
最終決定ではないものの、上記のようなルールとなるであろうことはほぼ間違いない。

どうしても心配な人は、在日本タイ大使館からの日本語での情報発表を待つこと。おそらく4月1日以降に発表になるはずだ。
ただ、4月頭に入国予定の人は、それでは間に合わないので先を読んで動く必要がある。
これまでの経緯では、承認済みのタイランドパスが無効となることはほぼありえない。(昨年11月のオミクロン株発生時にアフリカ南部諸国からのタイ入国が禁止になった事例はあるが、それら以外の国からのタイランドパスは無効にはならなかった)

5月以降のタイ入国緩和予定

3月18日のCCSA本会議にて、かねてより保健省より提案のあったエンデミック以降計画が承認された。
あくまで計画を承認しただけで、必ずしもそのとおりに実施されるとはかぎらない。

エンデミック化への計画は4つのフェーズで構成されている。
感染状況に応じたレベル分けとなっており、現在はレベル4。これを段階的に下げていき、レベル1になればポストパンデミック期となり、エンデミック宣言で規制は撤廃され、もとの生活に戻る。
エンデミック達成目標は7月1日に設定されている。

エンデミック化計画における、タイ入国規制緩和案を見ていく。

3月18日のCCSA資料として発表された計画表がこちら。

第1フェーズ、レベル4(3月12日から4月初旬):Combatting
病気の蔓延が懸念されるためそれを抑えるための戦い
・Test&Go:到着初日にPCR検査、5日目にATK検査
・非ワクチン接種者は隔離10日間

第2フェーズ、レベル3(4月から5月):Plateau
感染者数を低く抑える続けること(感染者推移グラフを高台の形にする)に焦点
・Test&Go:到着初日と5日目にATK検査
・非ワクチン接種者は隔離5日間

第3フェーズ、レベル2(5月下旬から6月):Declining
1日あたりの新規感染者を減らすことに焦点
・非ワクチン接種者は到着時にATK検査

第4フェーズ、レベル1(7月1日):Post-pandemic
パンデミックからエンデミック(風土病)に移行する
・ワクチン接種有無にかかわらず入国者はATKもPCRも検査不要

これを、実際の入国制限措置に照らし合わせて、一部調整してみる。

第1フェーズ(3月1日から3月31日)⇒現在進行中
・Test&Go:到着初日にPCR検査、5日目にATK検査
・非ワクチン接種者は隔離10日間
・事前の陰性証明書必須

第2フェーズ(4月1日以降)⇒決定済み
・Test&Go:到着初日にPCR検査、5日目にATK検査
・非ワクチン接種者は隔離5日間
・事前の陰性証明書は廃止

第3フェーズ(5月下旬から6月)⇒予定
・Test&Go:到着初日に空港もしくは指定施設で専門家によるATK検査、5日目検査廃止
・非ワクチン接種者の隔離は5日間

第4フェーズ(7月1日以降)⇒予定
・ワクチン接種有無にかかわらず入国者はATKもPCRも検査不要

 

4月1日から第2フェーズに入る。陰性証明書が不要になることは決定済み。
その次の第3フェーズ開始は計画では5月下旬以降となっている。
保健省の草案段階では、第3フェーズにてTest&Go制度は廃止と予定とされていた。ワクチン接種済みならば入国要件はすべて廃止とすると。ワクチン未接種の場合は空港到着時にATK検査という草案だったが、5日間の強制隔離は継続。
新しい計画書では、第3フェーズにおけるTest&Go制度廃止については言及なし。到着時には専門家によるATK検査が求められる。

第2フェーズが4月から5月、第3フェーズが5月下旬から6月という長いスパンに設定されている。
この間にどのように緩和が実施されていくかはまだまだ不透明。徐々に緩和するのか、ある程度間を置いたところで一気に撤廃するのか。

7月1日入国制限撤廃へ

まずは4月1日の陰性証明書廃止が決定。
次に緩和があるとすれば、やはり5月以降となりそうだ。
4月下旬あたりに状況を見直して、5月1日からの緩和を決定するという流れになりそうだが、計画では第3フェーズ開始は5月下旬となっており、緩和決定がずれ込む可能性もある。
今のところは何もわからない。

東南アジア、たとえばベトナムやカンボジアではタイよりも緩い条件で開国している。4月以降マレーシアやインドネシアも開国へ動く予定だ。
他国に観光客を奪われるのを避けるため、タイでは早めに入国制限を撤廃する可能性もある。

タイのエンデミック化計画どおりに進めば、今年7月1日に入国制限は撤廃される予定だ。
タイランドパスもなくなるだろう。
ワクチン接種の有無に関わらず、事前の検査も到着時の検査も不要となり、パンデミック前のように普通に入国できるようになる。
あくまで計画なので、どうなるかはわからない。
7月1日にエンデミック化が宣言されても、何らかの入国規制は残るかもしれない
まずは目標が設定された。段階を踏んで、規制撤廃へ動いていく。
うまくいけば7月1日からは普通に入国できるようになるかもしれない。

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