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ステーキ・洋食 グルメレポート

TREE TOWN PATTAYA内の39バーツステーキ屋は風前の灯火か

投稿日:2017年6月23日 更新日:


ソイブッカオ北側の空き地にできたTREE TOWN。

Tree town steak lungyai (1)

整備が進んできたことは、以前からお伝えしてきた。

関連記事:ソイブッカオの空き地に登場したTREE TOWNは、まだまだ開発途上
関連記事:ナイトマーケット化しつつあるTREE TOWN PATTAYA。食べ放題ムーガタ屋も新規オープン。

その一角に新しいステーキ屋ができている。

Tree town steak lungyai (10)

看板には39バーツと書いてあるなあ。
とりあえず食べてみた。

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STEAK LUNGYAI

ソイブッカオからソイスカウビーチへ抜ける道の外れにある。壁際にへばりついているんで、見落とさないように。まあ、行けばわかります。

TREE TOWN地図

外観
Tree town steak lungyai (9)

店名は、Lungyai。ルゥンヤーイ。おおきなおじさんという意味。
サードロードにもあるステーキチェーン店ですな、たぶん。正確な資本関係は不明だけど。

関連記事:サードロードのローカルステーキ屋「ルゥンヤーイ」のチキンステーキ69バーツ
関連記事:サードロードの格安ローカルステーキ屋ルゥンヤーイmini。ハンバーグがそこそこおいしい。

ツリータウン店は、とても小さい。

Tree town steak lungyai (4)

で、夜9時だというのに誰も客がいない。

客席側から見たTREE TOWN
Tree town steak lungyai (5)

雰囲気はいいのになあ。

メニュー

Tree town steak lungyai (2)
Tree town steak lungyai (3)

ポークステーキ:69バーツ
テンダーペッパードポークステーキ:79バーツ
ポークチョップ:99バーツ

チキンステーキ:49バーツ

フィッシュステーキ:69バーツ

サーロインビーフステーキ159バーツ

スパゲッティ:59バーツから
あとは、サイドディッシュが少々。

うーむ、39バーツのステーキはないのね。
価格表が修正してあるから、チキンステーキは元々39バーツだったと推察される。
サラダとポテトが39バーツのステーキ屋ってことで。

ドリンクメニューはないけれど、水が10バーツです。

Tree town steak lungyai (6)

Tender Peppered Pork Steak

普通のポークステーキが品切れとのことで、テンダーペッパードポークステーキにした。

しっかり焼いているようで、調理に10分ほどかかった。

Tree town steak lungyai (7)

わりとしっかりした肉ですな。
ポテトとサラダの量もそれなり。サラダは玉ねぎリング入りなのがうれしい。ドレッシングは薄いマヨネーズ。

肉を切ってみましょう。

Tree town steak lungyai (8)

表面はこんがり、中はぎりぎり火が通っているといった焼き加減。
それなりの肉厚。

肉肉しいな、このステーキは。

決して柔らかい食感とはいえないが、肉はこれくらい弾力で噛みごたえがあったほうが好きかも。
肉自体に胡椒で下味がつけてある。ソースはいわゆるバーベキューソースで、これも胡椒風味が強い。

肉表面の焼き方がウェルダンで、脂身もそこそこ。細かくカットして食べると、なんだか、ステーキというよりも焼肉を食べているような感覚となった。
まあ、79バーツだと思えば、普通においしいんじゃないでしょうかね。
一皿でそれなりにお腹も膨れます。

でも、やっぱり、サードロードのステーキの名店「ガオライサイサーム」にはかなわない。69バーツのポークチョップは、味と価格のバランスでいえばパタヤ最強なんで。

関連記事:ローカルだけど本格派!サードロードの新しいステーキ屋はポークチョップ69バーツ、ステーキ定食55バーツ

 

心配なのは、ルゥンヤーイのTREE TOWN店だ。
入店してから食べ終わるまでに、他の客はまったく現れない。
ずっと客はゼロ。

セカンドロードとソイブッカオの間という好立地のはずなのだが、いかんせん周知や宣伝がなされておらず、客が寄ってこないのだろう。
それは、同じ敷地内にあるムーガタ屋も同じ。
エビも食べ放題で299バーツだけど、この時も客はゼロ。

Tree town steak lungyai (11)

店員が暇そうに座っているだけ。
これまで3,4回、夜の時間帯に店の前を通りかかったが、見かけた客はトータル二人。
リアルにやばいなあ。
ステーキ屋もムーガタ屋も風前の灯火だ。

撤退するのも時間の問題。
タイ人って、後先考えずに出店しがちだが、撤退する決断も早い。諦めがいいのか、すっぱりやめてしまう。気持ちいいくらいだ。
この記事をアップする時点で、ステーキ屋とムーガタ屋がなくなっていてもおかしくない。

そもそも、TREE TOWNも客足が少ない。
ナイトマーケットを開催し始めたはいいけれど、週ごとに規模が小さくなっていき、出店数も減っている。
ファラン経営のフィッシュアンドチップス屋台も見かけなくなった。
ソイブッカオ沿いのBEER TOWNとホットドッグ屋GOSHは、そこそこ客が入っていて営業を続けているが、他は危なそう。
しゃぶしゃぶの店もできたみたいだが、これまた危なそう。

ソイ10、ソイハニー、セントラルフェスティバルから余裕の徒歩圏内。
ビーチロードからソイブッカオにかけてのツーリストエリアでは、ここが一番安くステーキの食べられる店のはず。
ローカル向けとはいえ、この価格でそれなりのステーキが食べられるんだから悪くないと思うのだが。
誰か行ってあげてください。
いや、ほんと、ステーキ屋もムーガタ屋も潰れるのは時間の問題なんで。

(2017年7月追記)
予想通り、ステーキ屋はあっさりと徹底。
が、ムーガタ屋はまだがんばっている。たまに客を見かける。
どうやら、エビなどのシーフードは、ムーガター鍋とは別のグリルで焼くシステムのようだ。それぞれのテーブル上にグリルが置いてある。

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