ラオス旅行記15
ラオンダオホテル1でたっぷり朝食を取ってから、12時ぎりぎりまで待ち、チェックアウト。
タイ大使館ビザ発給セクションまで徒歩で7,8分。
午後1時半過ぎ、無事にタイのビザが貼られたパスポートを受領した。
関連記事:ラオス・ビエンチャンでタイ観光ビザ取得方法【2017年6月最新情報改訂版】
これでもうビエンチャンに用はない。
いよいよビエンチャン滞在終了。4泊はさすがに長かったかも。
さくっとタイ入国して、まずはノンカーイへ向かうとしよう。
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タイ大使館からタラートサオバスターミナルへ
ビエンチャンからノンカイ・ウドンターニーあたりへは国際バスを使うと便利。
国際バスはタラートサオバスターミナル発着だ。
タイ大使館ビザ発給セクションからタラートサオまでは、大使館前の乗り合いトゥクトゥクを利用すればいい。
1人10,000キープ。ラオス人でも1万キープを請求されていたので、値引きは難しそう。タイバーツでの直接払いだと50バーツとなる。
それなりに人が集まったら出発だが、月曜日はビザ受け取り者が少なく、結局ラオス人とわたしの二人だけ。
13時50分に出発して、5分後にはタラートサオバスターミナルに到着。
この距離で50バーツはやっぱり高いよね。
国境行きの乗り合いトゥクトゥクもあるようだ。
料金は不明。
もちろんトゥクトゥクをチャーターすることもできるし、乗用車のタクシーもある。
急ぎの人はタクシー利用で国境まで行くのがベターでしょう。
タラートサオバスターミナル発タイ行き国際バス
チケット売り場は、バスのりばの裏側あたり。
購入にはパスポート原本が必要。
よって、ビザ申請中はチケットが購入できない。
当日便は時間の指定が可能だけど、前日の前売り購入はたぶん無理だと思われる。
ビエンチャン発ノンカーイ行き国際バスの時刻表(2017年6月時点)
料金:15,000キープ
(タイバーツなら60バーツ。確認済み)
ビエンチャン発ウドンターニー行き国際バスの時刻表
料金:22,000キープ
(タイバーツは、おそらく90バーツ)
ビエンチャン発コンケーン行き国際バスの時刻表
料金:50,000キープ
(タイバーツは、おそらく200バーツ)
ビザの受け取り開始が午後1時半で、若いキューナンバーを持っていればすぐにパスポートを受理できて、午後2時前にはタラートサオまで来られます。
今回は乗り合いトゥクトゥクがなかなか出発しなかったけれど、ぎりぎり午後2時のウドンターニー行きに間に合う時間に到着した。
2時半のノンカーイ行きを購入したんで、余裕そのものだった。
もしウドンターニー行きを予定していて2時のバスに乗れなかったら、2時半のノンカーイ行きに乗って、ノンカーイバスターミナルでウドンターニー行きのバスかロットゥに乗り換える方法がいいだろう。
また、ビエンチャンからバンコク行きの直行バスもあるけれど、それほどいい機材だと思えないんで、一度ノンカーイバスターミナルまで行って、そこでナコンチャイエアのVIPバスに乗り換えるのが良さそう。
タラートサオ周辺のサンドイッチ屋台がうまい
出発までは30分ある。
名物のサンドイッチで買っておこう。
タラートサオ周辺には無数のサンドイッチ屋台が出ている。
とにかく至る所に山盛りのフランスパンども。
バスターミナル向かい側は固定屋台が多い。
この一角にもサンドイッチ屋がたくさんある。
一番にぎわっていそうな店で購入することに。ラオス人がまとめて10個以上購入している店があって、ここなら間違いなさそう。
スモールサイズで30バーツ。キープでの価格は忘れた。
スモールだけど、そこそこ大きい。そして太い。
しかも具材たっぷりだ。
ムーヨーと呼ばれるソーセージと野菜。もちろんパクチーもどっさり。それに辛いナムチムもたっぷりかけてある。
外国人観光客向けの無難なサンドイッチではなくて、ローカル仕様。これぞまさにカオチー(カオジー)だ。
うまい。
このラオス旅行で食べてきた中でダントツのおいしさ。
ラオスのサンドイッチは、タラートサオで食べるべし。
パクチーが苦手な人は「ノーパクチー」「マイサイパクチー」と、辛いソースが苦手な人は「ノースパイシー」「マイアオペッ」とどうぞ。あ、ラオス語では、「ボーサイパクチー」「ボーアオペッ」か。
ビエンチャンからノンカイへ
予定通り2時半に国際バスは出発。
月曜日のせいなのか、バスはがらがら。
全部で10人くらいしか乗っていない。
車内ではラオス出入国カードと、タイ入国カードが配られた。
ラオスの出国カードは入国時に書いたものがあるんで、失くしてないかぎり不要。
タイ入国カードはきちんと書いておきましょう。
30分ほどでラオス側のイミグレーションへ。
ラオス側の出国イミグレーションは空いていることが多い。
この日はいつも以上に空いていて、各列3人待ちくらい。
あっという間に通過。
ラオス出国税みたいな支払いがあるけれど、外国人は平日無料。
カードだけもらって、自動改札機に通せばいいだけ。
その先には免税店がいくつかある。
買い物したい人はダッシュで向かいましょう。
国際バスはそのさらに先で待っている。
また乗り込んで、再出発。
タイ・ラオス友好橋でメコン川を渡り、タイ側の入国イミグレーションとなる。
乗客は自分の荷物をすべて運ぶ必要あり。ラオス側ではバスに置きっぱなしでもオッケーだが、タイ入国は少し厳しい。
いつもは長蛇の列のタイ側イミグレーション。毎度毎度うんざりさせられる。
が、さすがはローシーズンの月曜日。びっくりするほどがらがらだった。
ラオス側と同じく、各列3人しか並んでいない。
ビザをきちんと取得してあるし、何の問題もなくイミグレーションを通過。
最後にX線荷物検査場があって、ラオス人の大きな荷物は検査されていた。日本人やファランはみんなスルー。
これにて、無事にタイ入国。
またまたバスに乗り込む。
なお、鉄道のノンカイ駅へ行きたいなら、ここでバスを下車するようにと車掌が言っていた。約3kmあるそうな。
たぶん、トゥクトゥクが待機しているはず。
タイのイミグレーションからノンカーイバスターミナルまでは15分もかからない。
ラオスからタイに入ると、道路の状態といい街の発展具合といい、明らかな差を実感させられる。
一国の首都より、単なる地方の辺境都市のほうがはるかに綺麗だし整っている。
ちなみに、タイに入ってからしばらくは、スマフォでラオスの電波を拾っていた。これは便利。やるな、ラオス。
午後3時35分。ノンカーイバスターミナル到着。
2時半に出発して、ここまで1時間。
これはかなり早い。
イミグレーションが混んでいると1時間くらい余計にかかってもおかしくないんで。
ウドンターニー発ビエンチャン行き国際バスについてはこちらから。
関連記事:ウドンターニー発ビエンチャン行き国際バスの乗り方。始発に乗ればタイのビザ申し込み時間に間に合うのか?
あとは、歩いてノンカーイのホテルまで。
メコン川沿いに安いゲストハウスが固まっていて、徒歩15分くらいかな。
おすすめは、川沿いではなくて、大通りにほど近い格安ホテルのほう。
まとめ
ビエンチャンからノンカーイ・ウドンターニー方面への行き方は、他にもある。ローカルバスを自力で乗り継いで行くこともできる。
料金的にはもう少し安くなるだろうけど、劇的に安くなるわけではないし、手間も増える。
それなら、国際バスを利用するのが楽でいい。
ビエンチャンからノンカーイまでの直通バスが50バーツ。160円ほどで隣の国へダイレクトで行けてしまう。日本では決して味わえない体験だ。
で、タイに入国すると、母国でもないのに、帰ってきたなあと実感させられるのだった。
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