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ビザ関連手続き

ラオス・ビエンチャンでタイ観光ビザ取得方法【2019年4月改訂版】

投稿日:2019年4月14日 更新日:


ラオス・ビエンチャンにあるタイ大使館でのタイ観光(ツーリスト)ビザ取得方法。その最新情報。

2019年2月1日から、事前にウェブでの予約が必須となった。
現地にもこのような大きな注意書きが掲出されている。

ビエンチャンタイ大使館ビザ取得 (8)

現在はウォークインで申請することはできない。事前のウェブ予約が必須。
よって、あらかじめ計画的に日程を組み立てておき行動する必要あり。

ここ数年、ビエンチャンのタイ大使館では長蛇の列ができていた。500人待ちもありえた。
今回のシステム変更によって混雑は緩和。
事前予約の一手間は増えたが、実際にやってみると、すごく簡単だし、長蛇の列に並ぶ必要もなくなった。
個人的な感想では、このシステム変更は正解だと思う。

事前予約以外の申請の流れは、以前とほぼ変わっていない。
番号順に申請して、翌日番号順に受け取る。

(注意)
この記事は、過去のビザ取得方法情報を元に、最新の情報を盛り込んだアップデート版となります。
最新の情報とはいえ、タイのイミグレーション規則やビザ申請システムはころころ変わるため、必ず現地でお確かめください。

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ビエンチャンにあるタイ大使館領事部(ビザセクション)の場所と行き方

Thai visa in Vientiane 2017 (11)

2019年4月頭時点では、目の前の道路が工事中。

ビエンチャンタイ大使館ビザ領事部

ウドンタニーからビエンチャンへ陸路国境越えルート (18)

タイ大使館ではなく、タイ大使館の領事部(ビザ発給部)での手続きとなる。英語表記では、CONSULAR SECTION ROYAL THAI EMBASSY VIENTIAEN。

ビエンチャンタイ大使館ビザ部 (2)

トゥクトゥクのドライバーには、単純に「タイエンバシー」とだけ伝えれば、ほぼ間違いなくこの領事部へ連れて行ってくれるはず。念のため、「スタンプビザ」とジャスチャー込みで付け加えれば間違いなし。

地図

タラートサオバスターミナルからは、徒歩で15分か20分くらい。そこそこ距離がある。
日中のビエンチャンは日差しがきつくて、かなり暑い。
トゥクトゥク乗車をおすすめします。チャーターにすると100から150バーツくらい。数人で乗り合いにすると、一人50バーツほど。
ビエンチャンのトゥクトゥクはぼったくり気味なので、乗車前にしつこいくらい交渉しましょう。
なお、ドライバーによってはタイバーツのコインは受け取ってくれないので、なるべく札を用意していくこと。シェアするなら、コインは乗客同士で融通し合えばよし。どうせタイに帰ったら、コインを使うんだし。

タイ・ウドンターニーから国際バスを使って行く方法は、以下の記事を参照のこと。

ウドンターニー発ビエンチャン行き国際バスの乗り方。始発に乗ればタイのビザ申し込み時間に間に合うのか?

国際バスを使わずに自力で移動するなら以下の記事を。

タイ・ラオス国境越え ウドンタニーとビエンチャンを自力で往復

ビエンチャン・ワットタイ空港の最新の様子はこちらから。
空港から直接向かうにはタクシーしかない。280バーツほど。
エアポートシャトルバスでタラートサオまで15,000キープ。さらにトゥクトゥクに乗り換えて100バーツから150バーツかかる。
二人以上で移動するならタクシーがベター。

新しく綺麗になったビエンチャン・ワットタイ国際空港の様子【2018年10月】

はじめてのビザ申請なら、ビエンチャンに前乗りして1泊。ゆっくり確実に申請手続きをするのがおすすめ。
慣れている人ならウドンタニーで1泊するのもあり。
もしくは深夜バスでウドンタニーまで行って、早朝にビエンチャンに移動してもいい。慣れている人限定。

タイ大使館ビザ専用ウェブサイトで予約

まず、ビエンチャンタイ大使館のビザ専門ウェブサイトで予約する必要がある。
これが以前との決定的な違い。

ビエンチャンタイビザスクリーンショット (1)

https://thaivisavientiane.com/

このサイトから予約するわけだが、一番最初にアカウントを作成する。
Book your Appointmentをクリック。
するとログインする画面となるが、まだアカウントがないため、新規作成。

ビエンチャンタイビザスクリーンショット (2)

Sign Up Nowをクリック。
あとは、名前やパスパート番号やメールアドレスなどを入力する。

サインアップすると、登録したメアド宛にユーザーネームとパスワードが届く。

ビエンチャンタイビザスクリーンショット (3)

ユーザーネームとパスワードを使って、ログイン。

ついで、予約開始。

簡単な予約条件
・1ヶ月前から予約可能
・キャンセルの場合は24時間前までに
・ノーショーの場合は次の予約は1ヶ月禁止

ビエンチャンタイビザスクリーンショット (4)

ビザの種類、希望日を選択。
空きがあるならすぐに予約が可能。
残り枠数も表示される。

無事にアポイントメントをゲット。

ビエンチャンタイビザスクリーンショット (5)

登録したメアド宛にEメールも届く。

ビエンチャンタイビザスクリーンショット (6)

このEメールが予約確認証となる。
このEメールの画面ないしプリントアウトしたものを提示する必要あり。
タイ大使館入り口でチェックされるため、確認証を持っていないと敷地内に入ることすらできない。

プリントアウトするのが便利だろうけど、別にスマホの画面でも問題ない。
WEBメールを使って、PCとスマホを同期させてもいい。
ただこれだと現地でネット接続しないといけないケースが出てくる。
わたしは、PDF化してスマフォのフォルダにファイルとして保存しておいた。
これだとオフラインでも見ることができる。
あとは現地でその画面を開いて見せればいいだけ。
もちろんただのスクリーンショットでも問題ないだろう。

これで予約は完了。
申請当日までしばらく待つ。
なお、24時間前までならキャンセル可能なようだが、システムが脆弱なため、確実にキャンセルできるかは不透明。
確実に予約した日にビエンチェンへ行ける態勢は整えておこう。

観光ビザ取得必要書類

ここでは、観光ビザの申請に必要な書類を取り上げる。
その他のビザ(EDビザ、ノンイミグラントビザなど)は、書式や費用などはもちろん異なるけれど、基本的な申請の流れは同じはず。

事前に用意するもの

パスポート原本
パスポートコピー。顔写真のページとラオス入国スタンプのページを1枚ずつ(どちらも余白にパスポートと同じサイン)
顔写真2枚(3.5cm×4.5cm。多少サイズが違っていても大丈夫のようだ。)
記入済みの申請用紙(申請用紙は当日現地で入手可能)
1000バーツ(受取時に渡すため申請時は不要。タイバーツのみ受け付け。)

パスポートコピーは、大使館脇の業者で1枚5バーツで可能。2枚必要なので10バーツ。
また、大使館敷地内にある業者でも同様。1枚5バーツ。

顔写真も大使館近くの業者で撮影可能だが少し割高。事前に用意しておくのがベター。

申請用紙は必ず正規のものを利用すること。

在ビエンチャンタイ大使館ホームページからダウンロード可能。
Visa Application Formを選択のこと。

ビエンチャンタイ大使館観光ビザ取得2018年 (6)

http://vientiane.thaiembassy.org/en/consular/form/

が、現地のものと見比べると、微妙に様式が異なる。
日付とサイン記入欄が、このダウンロード版には見当たらない。この様式が通用するかは不明。

現地窓口で入手可能するのがベスト。

申請用紙の実物
タイ観光ビザ申請用紙 (1)

裏には注意書き
タイ観光ビザ申請用紙 (2)

なお、決して大使館外にある業者に代筆を頼まないこと。
業者が記入した申請用紙だと申請が却下される事案が多発している。却下された場合は、正規の申請用紙に自分で書き直すよう命じられる。必ず、正規の申請用紙に自分で記入するようにすべし。

大使館敷地内にある代筆業者オフィスなら代筆もオッケーのはず。

Thai visa in Vientiane 2017 (8)

ビエンチャンタイ大使館観光ビザ取得2018年 (8)

基本は自分で書くようにしましょう。

現在、現地に記入見本は見当たらなかった。

これは以前に貼られていたもの
タイ観光ビザ申請用紙 (3)

以下、ダウンロード版に記入例を示しておく。あくまで一例。

ビエンチャンタイ大使館観光ビザ取得2018年 (7)

タイでの滞在先の住所は、実在する住所をきちんと書けとのこと。さもないと、ビザの発給を拒否する可能性があると警告してある。
ホテルやアパートに滞在するなら、ビジネスカードをもらっておいて、そのまま書き写せばいいだろう。友人宅なら、住所を教えてもらっておこう。まあ、ガイドブックに載っているテキトウなホテルの住所を書いても問題ないはずだが。
ラオスの滞在先もホテルでオッケー。
タイとラオスそれぞれの保証人を記入する欄は、空白でもいいみたいだ。わたしは空白で提出した問題なかったが、心配な人は係の人に聞いてみましょう。
わからないところは申請時に教えてもらえる。

基本的に現地で正規の用紙を入手して、その場で記入してもまったく問題ない。

申請当日

事前のウェブ予約さえしておけば、基本的な流れは以前と変わらない。

送られてきたEメールには、午前9時から12時までが申請時間と書いてある。
30分前までに来いとも書いてある。
以前の申請時間は8時半から11時半だったが、現在は少し変更になったようだ。

わたしの予約番号は150番台。
基本的に番号順の入場と受付となるはずで、そうなると開場時間の8時30分に訪れても意味はないはず。
以前は、早い番号札を得るためには早朝から並ぶ必要があったが、現在は並ぶ必要なし。予約段階で番号が決まってしまうからだ。

というわけで、ウドンタニーを午前7時くらいに出発して、午前9時40分頃にビエンチャン・大使館に到着した。

この時点で並んでいる人はゼロだった。

前述のとおり、タイ大使館入り口で予約確認書を見せる。
すると敷地内に入ることができる。

ビエンチャンタイ大使館ビザ取得 (7)

そのまま道なりに進むと、受け付けあり。
2,3人がテーブルに座って待機している。
ここでキューナンバー(受付番号)を告げる。
パスポートと名前を確認。

この時点で申請用紙に記入を終えて、必要なコピーも済ませているなら、そのまま本申請窓口へ行けばいい。まだ申請用紙を持っていないなら、ここでもらえる。

パスポートのコピーが必要なら、すぐ隣にある建物内でコピー可能。
必要なコピー箇所は業者におまかせで問題ない。2枚で10バーツ。

ここには記入用のテーブルもあり、さらに写真を貼り付けるノリやハサミも置いてある。

ビエンチャンタイ大使館ビザ取得 (4)

また、代筆もしてもらえるし、写真撮影もオッケー。

面倒な人は、ここですべて丸投げしてもいい。
パスポートと手数料だけを持っていけば何も心配無用。

書類が揃ったら、もう一度さきほどの受け付けで書類の確認をしてもらう。
ここでは簡易的な確認だけで、実際の申請は奥の窓口で。
1番ないし2番。

ビエンチャンタイ大使館ビザ取得 (5)

軽く書類とパスポートのチェックがあって、すぐに申請は終了する。
ビザ代の1,000バーツはまだ渡さない。

受け取り日時の書かれた紙を渡されておしまい。
この紙には以前はキューナンバーがセットになっていたが、現在は何もなし。

ビエンチャンタイ大使館ビザ取得 (3)

もう拍子抜けする簡単だった。
以前のように早朝から並ぶ必要なし。
ちょっと遅めに行けば、待ち時間ゼロ。
いや、これは楽でいい。

受け取り

受け取りは翌営業日となる。
月曜日に申請したら火曜日が受け取り日。
木曜日や月曜日あたりが一番混みやすいらしい。
火、水曜日の申請が狙い目とのこと。
金曜日に申請すると、月曜日まで待つ必要あり。また祝日などで大使館が休みとなると、その分後ろにずれこんでいく。要注意。
大使館の休業日はホームページにきちんと記載されている。事前に確認しておこう。

受け取り時間は、午後1時半から午後4時まで。
以前は、元々のキューナンバー通りに受け取っていくスタイルだった。
現在も基本は同じ。
なお、受け取りの時間帯は、大使館入り口での予約確認書の提示は不要だった。そのまま中に入っていける。

150番台の番号のため、1時30分に行っても無意味だろうと判断。少し時間潰しして、2時ころに訪問。
すると、またしてもほぼ先客はゼロ。
そのまま、申請場所と同じ窓口へ行く。
本来は予約番号を口頭で告げる必要がありそうだったが、窓口にはあと数冊ほどのパスポートしか残されておらず、申請用紙に貼られた顔写真と見比べて、すぐに渡してもらえた。
1000バーツと引き換えにパスポートを受理。書類にサイン。領収書ももらえる。

Thai visa in Vientiane 2017 (13)

きちんとビザが貼られているのを確認。これにて終了。
所要時間はほんの1分ほど。
とんでもなく早い。

はたして午後1時半に訪れたら、どれほど混雑していて、どのように順番通りに受け取るのかはよくわからない。
基本は番号札通りのはずだが、実際には多少混乱しているとの話も聞く。

午後2時の時点でガラ空きだったのはたまたまだったのかもしれない。

タイ大使館前からタラートサオバスターミナルまでは貸し切りトゥクトゥクで100バーツ、国境までの貸し切りタクシーが200バーツ。
結局すぐさまタクシーの乗って国境まで移動。バスとロットゥを乗り継いで、ウドンタニーへ移動した。

おさらい

とにかく事前のWEB予約が必須。これがないと始まらない。
大使館前で業者が番号を持っているかと斡旋してくるが、かなり怪しい。
パスポート番号と名前と予約番号が揃っていないと申請できないはずだからだ。
業者は無視したほうがいい。

WEB予約さえしておけば、パスポートと現金1000バーツだけあれば、なんとかなる。
あとは現地調達可能。

できれば申請用紙は前日までに手に入れて先に記入しておくのがベターだが、当日でもなんら問題ない。
パスポートのコピーと写真撮影も当日でも大丈夫。
個人的にはタイ国内ないし日本国内で写真撮影は済ませておき、残りは現地で揃えることにしている。

たしかに最初はとっつきにくい。
はじめての人は、前日の午後に下見がてら大使館を訪れて、ついでに用紙ももらっておくのがいいでしょう。部屋に持ち帰って、ゆっくり記入すればよい。

まとめ

とにかく、並ばずに済むようになったがの最大のメリット。
申請者の数は以前よりも大幅に制限されているような気がする。
申請も受け取りもほぼ待ち時間ゼロで済んだ。

ちょっとでも早く申請と受け取りをしたいなら、早々にWEB予約して早い予約場号を手に入れること。当日も朝一番に乗り込んで、なるべく早く申請してしまう。受け取りも昼一番で訪問。

ただ、そこまで早さにこだわらないのであれば、ゆっくり訪れるのがいいと思う。

午後2時に受け取りができれば、あとの行動はかなり余裕がある。
夕方にはタイに入国してウドンタニーまで移動できる。

関連記事:ビエンチャン発ウドンターニー行き国際バス
関連記事:タイ・ラオス国境越え ウドンタニーとビエンチャンを自力で往復

ビザ取得のためだけにビエンチャンに滞在するなら、大使館そばのホテルに泊まってしまうのが楽でいい。
パスポートを大使館に預ける形となるので、新しいホテルにチェックインする際は、パスポートのコピーが必要。忘れずに用意しておましょう。

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パタヤ発ビエンチャン行きのビザラン旅行を考えている人はこちらを参考に。

パタヤ発ビエンチャン行きタイ観光ビザ取得ツアー全行程

最後にまた繰り返しとなるが、ビザ申請のシステムはころころと変更になります。
今回のWEB予約システムもまだ完全には確立されてはいないもよう。レギュレーションも変更されつつある。
突然昔のやり方に戻る可能性も十分にある。
現状ではこの記事のとおりに進むと思われるが、どうなるかはわかりません。参考程度に捉えてください。

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