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ビザ関連手続き

日本のパスポートが3月27日より変更 増補終了とマイナンバーカードで更新申請可能に

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文字通り世界最強といわれるのが日本のパスポートだ。
日本のパスポートがあれば、ほとんどの国でさくさくと入国できてしまう。
海外旅行していると日本のパスポートのありがたみは骨身に染みて実感できる。
そんな日本のパスポートだが、3月27日から申請や手続きについていくつか変更されることになる。
オンライン化が進む。

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日本のパスポートの変更点

日本の旅券法が改正され、今年3月27日よりパスポートの手続き方法が変更となる。

変更点は4つ。

1.パスポート申請手続で必要な戸籍は、これまで戸籍謄本あるいは戸籍抄本のいずれかの提出だったが、3月27日以降は戸籍謄本の提出が必要となる。
ただし、有効期限内の切り替え更新の場合は、戸籍謄本は不要。

2.ビザページ(査証欄)の増補が廃止となる。
余白がなくなった場合でも増補は不可。有効期限が同じとなる「残存有効期限同一旅券」もしくはパスポートの切り替え更新のいずれかで発給申請することになる。残存有効期限同一旅券は手数料が安い。

3.パスポート発行後6ヶ月以内に受領せずに、再度申請した場合の手数料が値上げされる。

4.パスポート発給の申請用紙の様式が変更される。古い申請用紙は使用できない。

この中で海外旅行好きにとって大きく影響しそうなのが、増補の廃止だろう。
何度も日本から海外へ旅行へ行き、また何カ国も周遊するような旅行を繰り返していると、ビザページがどんどん出入国スタンプで埋まっていく。
ビザのステッカーを何枚も貼っているとなおさらだ。
国によってはビザページの余白が2ページ以上ないと入国を認めないといった制限を設けていることがある。
そういった場合は増補することにって、余白ページを増やすことができた。
3月27日からはできなくなる。

ただ、日本では自動化ゲートで出入するとスタンプは押さずに済むし、国によっては日本人でも自動化ゲートが利用なところもある。
以前よりもスタンプを押す機会は減っているかもしれない。

とはいえ、あちこち旅行している人は、10年有効なパスポートだとビザページがなくなってしまう可能性あり。
もし増補しておきたい人は、3月24日(金)までに申請を。25日と26日は土日のため窓口は閉まってしまう。

パスポート更新のオンライン申請が可能に

2023年3月27日からのパスポート変更点がもうひとつ。

パスポートの更新申請がオンラインでもできるようになる。

従来の紙での申請の場合、窓口に2回出向く必要があった。
オンラインで申請すれば、受け取りの際の1回のみ窓口へ行けばいい。

オンライン申請可能なのは、パスポートの残存有効期限が1年未満となった場合と、ビザページ(査証欄)の余白が見開き3ページ以下になった場合にかぎられる。

すでにパスポートの有効期限が過ぎている場合や、氏名・本籍地に変更がある場合は、オンライン申請できない。従来の紙での申請のみとなる。

オンライン申請は、マイナンバーカードとマイナポータルを利用する。

必要なもの
・パスポート
・マイナンバーカード
・マイナポータルアプリ対応のスマートフォン
・マイナポータルアプリのインストール

マイナポータルアプリ内で、手続きを進めることになる。
申請データを提出すると、交付予定日はマイナポータルにて通知される。
あとは受取窓口へ出向いて受け取ることになる。
一部窓口ではクレジットカードによる支払いが可能とのこと。(調べてみると東京都や大阪府は不可)

パスポート受け取り手数料(新規・切替・訂正)
・10年間有効 16,000円
・5年間有効(12歳以上) 11,000円
・5年間有効(12歳未満) 6,000円
・残存有効期限同一旅券 6,000円

マイナポータルは実際に利用したことがあるが、スマホにマイナンバーカードをかざすと意外と簡単に使えるものだ。
パスポートの更新申請のために窓口へ行かなくて済むのは大きい。窓口での受け取りは日曜日でもできるが、窓口申請は平日のみだからだ。会社勤めをしていると平日に時間を取るのが大変だが、マイナポータルならいつでも申請できる。

ちなみにマイナンバーカードがあれば、コンビニで戸籍謄本の発行受け取りが可能だ。
マイナンバーカードと対応スマホがあれば、海外からでも確定申告などあれこれと手続きができたりする。
海外旅行好きならばなおさらマイナンバーカードは活用すべし。

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