現在、タイに滞在している外国人が200万人。
そのうち、今月9月にビザが終了する外国人は40万人いると言われている。
パンデミックの影響で、タイではビザの自動延長措置が取られているが、その期限は9月26日まで。
ノービザや観光ビザで滞在している人は、9月26日までに出国しなくてはいけない。
また、長期滞在ビザの延長手続きも9月26日までに行う必要あり。
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ビザ延長手続きは9月26日までに
タイイミグレーションが改めて告知を出している。
日本語で告知もあり。
手続きは9月26日までに行うこと。
早く手続きをしても、新たなビザの有効期限は9月27日から始まる。
よって、ぎりぎりまで待つ必要はない。
混雑を避けるために早めに行うようにとのことだ。
なお、猶予されていた90日レポートの提出期限は8月31日までだった。
関連記事:パタヤのイミグレーションオフィスの現状と初めての90日レポート提出
提出が遅れた場合は罰金あり。
また、パタヤのイミグレーションオフィスは空いている。
この先も混むとはあまり思えないけれど、ビザ延長手続きが必要な人はお早めに。
ビザ猶予期間の延長は条件次第で可能
9月26日が最終期限とされるビザ猶予期間だが、延長方法についても改めて発表があった。
条件次第では、30日のビザ延長を認めるとのこと。
以前から同じことを発表していた。
帰国に耐えうるような健康状態でない場合は、医師の診断書を添えれば、ビザ延長を認める。
帰国便の手配が不可能な場合は、自国の大使館でレターをもらって提出すれば、ビザ延長が認められる。
この2つだ。
以前の発表と相違ないが、どうやら正式に内閣の承認を得たので、改めて発布したということらしい。
30日の延長は1回かぎりではなく、条件に合致していれば、何度でも延長を認めるとのこと。
出国準備は早めに
日本大使館がビザ延長のためのレターを出してくれるかは不明。
もしも現在ノービザや観光ビザの猶予措置でタイに滞在している人は、早めに出国準備を整えたほうがいいと思う。
タイから日本へはANAとJALが直行便を運航している。
関空行きのJALも週一便ながら再開した。
関連記事:JALのバンコク発関空行きフライトが無事再開。タイから関空へ帰国できる。
日本帰国時には14日間の自主待機が待っているが、日本へのフライト利用はそれほど難しくない。
ただ、今月でビザが切れる40万人もの外国人すべてが、今月中に出国できるとはちょっと考えにくい。
タイ航空がヨーロッパ・アジア方面への臨時便を出しているが、それでも間に合わないような気がする。
いちおう、今回が最終期限とされる。
でも、以前あったように、直前でさらに自動延長措置が取られる可能性もまだまだ残されている。
また、外国商工会議所からもタイに足止めされている外国人にビザ延長措置を求める声が出ている。
参照: https://www.nationthailand.com/news/30393974
ひょっとして特別措置が講じられるしれない。
でも、本当にこれが最終かもしれない。
現時点では誰も正解を知らないため、準備だけは怠らないほうがいい。
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