パタヤのソイ6。
昼過ぎからバーがオープンして、妖艶な女性たち(一部元男性)が手招きしてくる素敵かつ卑猥な通りだ。
ごく一般的にパタヤ夜遊びの表の顔がウォーキングストリートだとすると、裏の顔がソイ6となろうか。まあ、すっかりメジャーな存在だし、昼はソイ6、夜はウォーキングストリートで遊ぶという人も多いはずだ。
そんなソイ6に当局からの指導が入った。
パタヤ規制強化中
パタヤ健全化の流れなのか、イギリスの新聞メディアの報道を気にしたのか、ここ数ヶ月ほど、パタヤの夜の店への取り締まりが厳しくなっている。
今週の流れとして、まずは、当局からの規制強化の布告が出る。(THAI VISAでの第一報は6月18日)
⇒http://pattayaone.news/en/pattaya-targeted-new-crackdown/
一時的な措置として、ゴーゴーバーの新規オープンの禁止。
さらには、ソイ6への指導が大幅強化。バーの開店は午後6時からにしなさいとの指示が下る。また、性的サービスの提供の禁止。これを取り締まるため、覆面捜査官を配置するという。
また、取り締まりが本気であるのを誇示するかのように、ジェントルマンズクラブ・Riojaへの手入れが行われた。6月19日のことで報道は20日。
⇒http://pattayaone.news/en/caught-act-oral-act/
覆面捜査官が2階のヤリ部屋へ踏み込んでみると、裸でサービスを受けている最中の男性客に出くわしたそうだ。
ソイ6の現状は?
このような取り締まりを受けて、実際のところ、現在のソイ6はどうなっているのか?
昨日(6月21日)、午後5時半頃、ソイ6を訪れてみた。
当局の通達が守られているなら、まだバーはオープンしていないはず。
が、ほぼすべてのバーが絶賛開店中だった。
店頭では艶めかしい衣装を来た女性たちが大声で呼び込みしている。
いつものソイ6の光景だ。
ただ、音楽はほとんど流していなかった。
気になるのは、2階への上がることができるかどうか、だ。
片っ端から、「パイカンボンダイマイ?」と質問していく。
最初のバーでは、唇に指を当てて「しーっ」と言われたが、こっそりオッケーだと返事をもらう。
次のバー、その次のバーでは、明るく「ダイ」との返事。
とあるバーでは、日本人と韓国人ならオッケーでファランはダメと言われた。
ははあ。どうやら、覆面捜査官を警戒しているな。
そもそもソイ6のバーやジェントルマンクラブへタイ人の男が客として訪れることは、まずない。よって、覆面捜査官はファランが担当しないと意味がない。
ファランが店に入ってきても、店側としては、それが本当に客なのか捜査官なのか判別できない。でも、日本人や韓国人の覆面捜査官はいないだろうから、安心して客認定できる。とまあ、こんな感じではないかと。
真偽のほどは確かではないし、本当に東アジア系の覆面捜査官がいないかどうかは知らないけどね。
他のバーでも2階へ上がるのは大丈夫とのこと。
ファランは基本的に飲むだけのようだ。
もしくは、ペイバーしての連れ出しとなりそう。
なお、部屋代300B、チップ1000Bの提示は変わらず。ソイ6鉄板価格は維持されている。(部屋代は350Bのバーもあるけど。)
中には、トータル1000Bを向こうから提示してくることもあった。つまり部屋代300にチップ700だ。5年ほど前のソイ6プライスもちゃっかり生き残っている。
それも、日本語が少し話せて、色白スレンダーな日本人好み嬢だった。
よほど客いなくて困っている様子だ。
誰か助けてあげてください。
ほとんどのケースでは問題ないだろうけど、万が一にも手入れの現場に遭遇してしまうかもしれない。
まあ、これは日本だろうがタイだろうが世界中の夜の店ではありうること。
お気をつけて。
午後6時を回ると、あちこちのバーで音楽を流しはじめた。形式上、18時オープンにしているのかね。
また、Dollsといったソイ6内のゴーゴーバーも普通にオープンしている。
ジェントルマンズクラブは?
CLUB4など有名店が並ぶソイボンコットに寄り道してみた。
CLUB4、パイレーツ、SIN CLUBなど、すべて明かりをつけて営業していた。
実際に中に入ったわけではないので、2階へ上がれるかどうかは未確認。おそらく日本人はオッケーでしょうね。
近くにあるベルベットクラブも営業していた。
また、ソイチャイヤプーンに新しくできたThe Denの営業も確認。
関連記事:The Den-ソイチャイヤプーンの新ジェントルマンズクラブ訪問レポート
どうやら、ジェントルマンズクラブ系の営業そのものには影響がないようだ。
この規制強化、いつまで続くことやら。
と、さらにはウォーキングストリートのバーへの指導も強化された模様。
⇒http://pattayaone.news/en/pattaya-walking-street-curfew/
未成年の店への立ち入り禁止、売春の禁止、閉店時間は3時へ。
うーん、徐々に厳しくなっていくなあ。
とはいえ、元々バーの閉店時間は2時だった。それが特例で4時になったという経緯があるはず。
今でもバービアによっては2時閉店を守っているところがあるし、ゴーゴーバーも2時から3時の間に閉店するところもある。
むしろ4時閉店は、シャーク系列などに限られている。
3時閉店はそれほど影響なさそうな気がする。
さて、この先、どうなることやら。
追記6月27日
ゴーゴーバーの閉店と開店時間繰り上げについては以下の記事から。
関連記事:【6/23 昨晩のウォーキングストリート】ゴーゴーは午前3時に一斉閉店。一部ディスコのみ営業継続。でも大して影響ないよ。
関連記事:規制強化には開店繰り上げで対抗。ウォーキングストリートのゴーゴーバー開店時間調査。
6月27日午後5時頃、ソイ6を訪問してみると、開店しているバーは半分ほど。オープンしていて、ドリンクも飲めるが、音楽は無しで呼び込みもおとなしい。とにかく活気がない印象。
あとのバーは、シャッター半開状態で開店を待っている様子。
先週よりも確実に厳しくなっている。
6時前から遊ぶことは可能だが、現状では6時まで待ったほうが無難かもしれない。