昨日10月14日夜のパタヤの様子を、日中編に続いてレポート。
国王死去のニュースが流れた当日は、ウォーキングストリートもLKメトロもゴーゴーバーはすべてクローズとなっていた。
はたして、2日目はどうか。
ソイLKメトロ
訪れたのは午後8時半ころ。
ああ、真っ暗だ。やはり、ゴーゴーバーは営業していそうにない。
そのまま進むと、真っ暗の店先に何やら人が集まっている。
近づくと、呼び込みを受けた。営業中だという。
これはちょっとびっくりした。
オフィスに入ってみた。
すると、本当にやっている。
ただし、照明は普段よりも若干大人し目。さらに音楽の音量もかなり控えめだ。
それでも、ゴーゴーバーの営業形態に変化なし。
元々ビキニ着用のダンサーは、きちんとビキニを付けている。さすがにトップレスは見かけない。
アルコール提供あり。
話によると、深夜0時まではアルコール販売して、その後はソフトドリンクのみ。午後1時から2時にかけて閉店する予定だという。
LKメトロで、他に営業が確認できたのは、バチェラー、クイーンクラブ、クリスタルクラブなど。
おそらく似たような状況だったと思われる。
ニンジャ、タッチ、パラダイス、ディスティニーははっきりと閉店が確認できた。
それにして、真っ暗の中で呼び込みを受けたのはびっくりした。
ちなみに、LKメトロ内のバービアは普通に営業していた。
ビラボンあたりは、連日連夜の大賑わいだ。ここは特別だ。
どこもアルコール提供あり。ただし、派手な照明や音楽は一切なし。
(深夜1時半に再訪問すると、すべてのゴーゴーバーは閉店済みだった。ビラボンなど一部バービアは引き続き営業していた。)
ウォーキングストリート
つづいてウォーキングストリートへ。
到着したのは午後9時過ぎ。
ソイ15をセカンドロード側から入っていく。
全体的に暗いなあ。やっぱり無理か。
手前側のドールハウスは閉店。でも、よく見ると、ワッツアップあたりから光が漏れている。
近づくと、これまた呼び込みを受けた。店内からはそこそこ大きな音楽が漏れててきている。ドアの間からのぞいてみると、普段通りに営業しているではないか。けっこう賑わっている。
ウォーキングストリートのメイン通りへ。
バーのネオンサインはどこも消えている。
レストランだけが元気だが、従業員たちの制服の腕には黒い腕章が巻かれている。
通りを歩く人も少ない。
ちょっと異様なウォーキングストリートの雰囲気である。
が、ゴーゴーバーの店先には、ボードを持った呼び込みたちがそこかしこに立っているではないか。
Gスポット
パレス
ダイヤモンドアーケード内のニュースターとノーティガールも営業している。ここは店名の明かり付きだ。
他にも営業しているゴーゴーバーはいくつかあった。
わたしが訪問した際にオープンしていたゴーゴーバーを気づいた分だけ列記しておく。
ワッツアップ、タブー、BLISS、Gスポット、パレス、ライトハウス、マンダリン、ファーレンハイト、エアポート、アイアンクラブ、ランウェイ。
他にもあるかも。
ただし、ハッピーグループは完全に閉まっていた。
バカラは昨晩と変化なし。きっちり閉じられている。
あと有名所では、センセーションズも閉店。
ギンザ、スーパーガール、シュガーベイビーも閉店。
すべて確認したわけではないが、メイン通りに関しては、たぶん半分弱くらいのゴーゴーバーが営業していたと思う。
ウォーキングストリート内のバービアは、サイモンバービア群がすべてクローズ。
あとの小さなバービアは、静かに営業していた。
予備調査が済んだので、ためしにゴーゴーバーに入ってみる。
まずは、ファーレンハイトへ。
店内はほぼ普段通りの明るさの照明だが、音量は控えめ。
場内満員で、座る場所はなかった。しかも出勤嬢がやたらと多い。系列店から集まってきたのかも。
客とダンサーたちでごったがえしていて、歩くのも大変だった。
つづいて、ランウェイへ。
ここはわりと空いていた。
照明も音楽も大人しい。
特に音量はかなり小さい。
アジア某国人グループが集団で訪れていて、すぐ近くで大きな声で話すものだから、音楽よりも彼らの言語ばかり聞くはめになってしまった。
音楽小さいんだからもっと静かに話して大丈夫だろうに。
むかつくので、こちらから席移動。
すると心地よくなった。隣も同じ某国人だったが、こちらは静かな人たち。人によって違う。
とりあえず、ママさん(?)に話をうかがう。
LKメトロと状況は同じで、深夜0時までアルコール提供、その後は1時か2時かまで閉業して閉店という流れ。
バーファインの額は、普段どおりの1000バーツ。
つまり、普段通り遊ぼうと思えば遊べることになる。
おそらく、他のゴーゴーバーも同じだ。
(深夜1時半頃、再訪問すると、多くのゴーゴーバーが閉店済み。営業を確認できたのは、Gスポットとタブー。)
あと、びっくりしたのは、ディスコ808が営業していたこと。
1階にあるバーでは、照明もつけて、音楽もけっこうな音量で流していた。
バービア
パタヤ中心部のバービア群では90%以上が普通に営業していた。
ごく一部のバーだけクローズ、もしくは、早い時間帯に閉店。
あとは、照明をやや控えめにして、音楽ゼロもしくはテレビ番組だけにして営業。
アルコール提供はもちろんアリ。
バービア嬢の多くは、黒い服を着用していた。普段から黒いドレスが多いけれど、この日は特に目立った。
笑顔も控えながら、ジョークを言えば、普通に笑う。
ただ、ファランが馬鹿騒ぎしていると、もうちょっと静かにお願いと、やんわり注意する場面も見受けられた。
パタヤの夜遊びは可能か?
不謹慎かもしれないが、はっきり言おう。
パタヤでは夜遊びできる
かなり特異な状況だが、遊ぶことはできる。
営業を決めたのはタイ人である。
働いているのもタイ人たち。
外国人旅行者はそれに乗っかるだけ。
外野がどうのうこうのと言っても詮無きことだ。
彼女(もしくは彼)たちは、生きていかねばならないのだ。
外国人ができることといえば、遊ばせてもらっているという感覚を忘れずにして、あとは普段よりも大人しめに行動していればいい。
注意点としては、
・派手な色の服を着ないこと。黒もしくはシックな色にする。
・どんちゃん騒ぎや大きな声はダメ
せいぜい、これくらい。
あとは常識的にその国や社会へ敬意を払うこと。
よほど仲の良い友人知人以外のタイ人とは、国王や政治に対する話題は避けたほうが無難。
静かに遊べ。
これが楽しいかどうかはまったく別問題だが、遊ぶことはできる。
なお、10月14日から17日まで酒類販売禁止となっている。
セブンイレブンには掲示あり。ファミリーマートも同様。
14日は、ほぼどこのバーでもアルコール提供オッケーだったが、本日15日からどうなるかは不透明。
バービアで聞いたところ、16日のオークパンサー(仏教の祝日)にバーをオープンできるかは、まだわからないとのこと。
本日15日夜から、ハッピーグループが営業するとの話も出ているが、他のバーともども普通に営業できるかは不透明。
当分の間、おそらく30日ほどは、このような状態が続くと予想される。