セカンドロードからソイブッカオへ抜ける道がSoi Skaw Beach(ソイスケウビーチ)。
発音は微妙で、英語表記もSkaewだったりSkawだったりする。カタカナでは、スケウビーチないしスカウビーチ。
スキュービーチやスカオビーチという表記もある。
標識上は、パタヤサイソーン(セカンドロード)ソイ9にあたる。
ソイの中にも大きくスケウビーチホテルのアーケード看板あり。
おそらくソイの名前の由来は、このホテル名だろう。
今回はこのスケウビーチホテルに泊まってみた。
予想通り部屋は古臭かったが、スイミングプール付きで、まさに沈没向けホテル。
立地条件はひそかに素晴らしい。
目次
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スケウ ビーチ ホテル (Skaw Beach Hotel)
外観
棟は2つあり。
玄関
駐輪は玄関脇に可能。駐車もできる。
レセプション
ロビーの壁には、なんかの剥製が張り付けてある。
奥の階段脇には大きなのっぽな古時計。
正午過ぎのチェックインだったが、すぐに部屋を用意してくれた。
鍵とWi-Fiパスワードを渡されて、自力で部屋へ。
本館1階の部屋だった。
廊下
廊下の奥の扉は開けっ放しで、そのまま外へ出られる。
スーペリアルーム内部
予約したのはスーペリアルームというグレード。
たぶん一番下のグレードだと思われる。
部屋は広さ充分。一見、綺麗。
フローリングの床は掃除したばかりでぴかぴか光っている。
が、全体的にかなりくたびれている。正直古臭い。
ドアはぼろぼろ。
キーカードを挿して通電させるタイプ。
ダブルベッド
片側にサイドテーブルあり。照明スイッチもある。なぜか、浴室の電気もこのスイッチで点灯する仕組み。
椅子2脚とテーブル
冷蔵庫はカビ多し。中はミニバーとなっている。無料の水が2本。
ガラスコップと灰皿と栓抜きが置いてある。電気ポッドはない。
この栓抜きの年季の入り具合が風情あり。
いや、ダメだろ、これ。
エアコンのリモコンは壁固定式。効き目は問題ないのだが、コントロールできるのはON/OFFと風量のみ。
テレビは旧式のブラウン管。見てません。
作業机もあるものの、肝心の椅子はない。
クローゼット内には何もない。
セーフティボックスはフロント内にあり。
1階スーペリアルームにはバルコニー無し。おそらく2階以上の部屋はバルコニー付きとなる。
部屋はソイスケウビーチに向いており、景観は何もない。駐車場とソイが見えるだけ。
室内喫煙可能。おそらく全部屋共通だと思う。
浴室内
洗面台、シャワー、トイレ一体型。仕切りはない。
ちゃんとリノベーションしているようで壁のタイルは清潔だが、床はかなり年季が入っている。
ボイラー式のシャワーは、湯が出るまで少し時間がかかる。
水圧もやや弱めだが、熱い湯はしっかり出る。
アメニティは、固形石鹸2個のみ。潔い。
スイミングプール
棟と棟の間にスイミングプールあり。
まあまあ雰囲気はいい。
がっつり泳ぐ大きさではなく、プールサイドでだらだら過ごすのに向いている。
実際、プールサイドにいるのは、老ファランばかりだった。
宿泊客の大半は落ち着いたファランで、あとはタイ人の家族連れくらい。うるさい国の方々は見かけなかった。
レストラン
別棟1階がレストランになっている。
プールサイドから直接行ける。
ブレックファーストが130バーツ。
Wi-Fi無料
チェックイン時にパスワードが書かれた紙をもらう。
ブラウザを開いてログインするタイプ。
接続状態と速度はまずまず。
動画サイトも途切れることなく見られた。
ジョイナーフィー無料
JF無料。
原則、IDカード預けあり。
が、前述の通り、廊下にも出入り口があり、ノーチェックで入館可能。
セキュリティ的に少々難があるような気もするが、特に問題はないみたい。
地図と周辺施設
セカンドロードとソイブッカオの間に位置するが、セカンドロードのほうが近い。
セントラルフェスティバル(センタン)へは徒歩4分ほど。
ソイスケウビーチ内には、ファラン向けの小さなバービアとレストランがいくつかある。あとはローカルなサロンや商店など。
センタン近くの好立地のわりにはローカルなソイとなっている。
ソイメイドインタイランドとソイハニーは隣のソイ。バービア多数。むろんソイブッカオも至近距離。LKメトロも歩いて行ける。
ウォーキングストリートへはソイブッカオから乗り合いソンテウで1本。帰りはセカンドロードのソンテウに乗ればいい。
ソイスケウビーチを東へ進むと、そのままTREE TOWN敷地内へ入れる。
TREE TOWN内の飲食店の移り変わりは早いが、今のところ、日本食レストランや居酒屋もある。
関連記事:時代屋本店 パタヤ TREE TOWNで食事会
関連記事:カオソーイとサイウア。パタヤの新チェンマイ料理レストランKASALONG。
立地条件的にはソイハニーと似たようなものだが、夜が静かなのはソイスケウビーチのほう。
1階の部屋だったが、夜はまったくうるさくなかった。
宿泊料金と予約先
スーペリアルームが1泊669バーツだった。
2280円といったところ。
立地とスイミングプール付きを考えるとかなりお得だが、部屋はぼろいので覚悟が必要。
東南アジアの安ホテルに慣れている人なら許容範囲。
ローシーズンで700バーツ以下、ハイシーズンでも900バーツ程度ならぎりぎりアリかなと。
1000バーツの価値はありません。
まとめ
いかにも長期滞在老ファランが好きそうな沈没ホテルですな。
部屋は古臭い。で、実際にちょっと臭い。でも不潔というほど汚くもない。広さは充分だし窓も大きいので閉塞感はまったくない。
で、スイミングプール付き。価格は安い。
とはいえ、正直なところ、万人におすすめはできない。
あと300バーツほど足して、ソイハニーにあるもうちょっと綺麗なホテルに泊まったほうがいいと思う。
でも、いかにも沈没向きの環境だ。昼間はプールサイドで読書と昼寝、暑くなったらセンタンに涼みに行き、夜は近所のバービアで飲み歩く。
そんな生活をしたいなら悪くないホテル。これで700バーツ以下ならコスパは高い。
でもやっぱりおすすめはしませんけどね。
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