お盆休みでタイを訪れている日本人旅行者も多いと思う。
現時点では日本入国のための陰性証明書は必須だ。
タイ滞在中にバンコクやパタヤなどどこかしらでPCR検査(抗原定量検査も可)を受けて、陰性証明書を取得しないと日本に帰国できない。
関連記事:バンコクとパタヤ 日本帰国用陰性証明書取得PCR検査場まとめ
まとめ情報以外に、パタヤでいくつか新しいPCR検査場を見つけたので、5箇所ほど紹介しておく。
中には3時間以内で結果判明する検査場や、陽性判明後のアフターフォローまでしてくれる検査場もある。
パタヤ旅行中の人は参考までに。
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目次
パタヤの新しいPCR検査場
これまで当ブログで取り上げたパタヤのPCR検査場は3つある。
いずれも日本帰国に必要な陰性証明書が入手可能だ。
・バンコク病院パタヤ
費用3,800バーツ
日本語通訳ありで、厚労省指定フォーマットでの証明書発行可。陽性となった場合でも日本語で対応可能。
・We Health Clinic
費用2,200バーツ
3-6時間で判明するエクスプレスも可能。厚労省指定フォーマットでの証明書発行可。
⇒タイ・パタヤ旅行、パタヤでの事前準備から日本帰国までの全行程
・Pattayarak Health Unit
費用900バーツ
厚労省指定フォーマットでの証明書発行不可。
営業時間が短く、日曜祝日休みなど制限が多い。
⇒パタヤ最安値PCR検査場Pattayarak Health Unitでの陰性証明書取得と日本帰国まで
サービスや営業時間や日本向け対応など一長一短があるが、とにかく安く陰性証明書を取得したいならば、ナックルアのPattayarakがいい。
(蛇足ながら本日8月12日はタイの祝日のためPattayarakは休業で検査不可)
ちなみに、バンコクならば定番のメドコンサルトがよい。決して最安値(バンコク最安値は500バーツ)ではないが1,500バーツで、受検者のほとんどは日本人。
関連記事:バンコクのMEDCONSULTで日本帰国用陰性証明書を取得、日本政府指定フォーマットを白紙でもらえる
以下、新しく見つけたパタヤのPCR検査場を紹介。
以前から経営していたところもあるが、具体的に調査したのは今回が初めて。
The Unique Lab Pattaya
パタヤカンにある新しい検査場だ。
ATK/RAT検査400バーツ(VAT7%別)
PCR検査
レギュラー1,800バーツ(VAT7%別)6-8時間以内
エクスプレス3,000バーツ(VAT7%別)3時間以内
税込みにすると、レギュラーが1,926バーツ、エクスプレスが3,210バーツ。
検査結果が3時間以内でわかるエクスプレスは便利かもしれない。
海外渡航渡航用のFit to Fly証明書発行代込み。
厚労省指定のフォーマットで発行してもらえるかどうかは未確認。
なお、ATK/RATは迅速抗原検査のことで、韓国入国には有効だが、日本入国には使えない。
営業時間:午前9時から午後6時(水曜定休)
ただし、現地張り紙では、午前9時から午後7時まで
地図
パタヤカンのハーバーランド裏手付近にある。
Pacific Hotelが奥にある路地を入っていったところ。
Facebook⇒https://www.facebook.com/The-Unique-Lab-Pattaya-100275856022256
GD LAB Clinical Laboratory
タップラヤ通り沿いにある検査場。
RT-PCR検査
ノーマル:結果判明まで16-24時間 2,200バーツ
緊急:結果判明まで3時間以内 3,500バーツ
予約不要。当日ウォークインで検査可能。
夕方に検査したら翌朝8時くらいには結果判明するとのこと。
英文のオリジナル証明書と日本語の厚労省指定フォーマット証明書の2枚をもらえる。
受け取りは、Eメール、LINE、WhatsAppで可能。
紙での直接受け取りもできる。
LINEで送ってもらえるのは楽でいい。
画像を保存して、MySOSのファストトラックにアップロードすればいいだけだ。
念のため紙媒体の証明書がほしい人は直接受け取りに行くか、どこかで印刷しておけばいい。
(スワンナプーム空港で日本行きフライトのチェックイン時に電子媒体の証明書の提示で問題ないはずだが、紙媒体の陰性証明書の提示を求められる可能性はゼロではないし、スマホが壊れた時とか万が一の事態を想定して、バックアッププランは用意しておくのがベター)
調査に訪れた際に、医師の方が海外渡航用PCR検査の実情をいろいろと教えてくれた。
とりあえず重要情報を一点だけ。
もし陽性となった場合は相談に乗るとのことだ。
無症状でも陽性となることがある。いつ感染したかはわからない。たとえば、タイ旅行へ出かける前に日本で感染していたことも考えられる。
PCR検査では感染から3週間経過した状態でもウイルスの死骸を検知して陽性となることがある。人に感染させる可能性は極めて低いが、陽性結果が出ているので帰国できない。
高いCt値を設定していると、どうしてもウイルスの死骸にも反応してしまう。
そこでCt値を下げることで陽性を出にくくすることができるという。陰性を偽装するのではなく、陽性となる確率を低く抑えるというものだ。
陰性結果となれば、改めて陰性証明書を発行して、日本帰国が実現する。
おおむねそういった説明を受けた。(詳細は医師に直接確認のほどを)
ちゃんと検査が行われているかなど定期的に関係機関によるチェックが入るそうで、下手なことをすると資格剥奪と言っていた。
よってきちんと規則に則って検査してくれる。
もし無症状で陽性となった場合は、再検査にチャレンジしてもいいかもしれない。
陽性判明後に何もしない場合は、10日間の隔離となる。
最初の検査で陽性でも再度検査で陰性となれば日本帰国は可能だ。
医師の方いわく、今問題があるのは日本人ばかり。
日本人旅行者にすすめておいてほしいと言われた。
日本人はみんなPattayarakかWe Health Clinicばかり利用するから、うちにも来てほしいと。
ちなみに割引にも応じる用意があるとか。何事も相談を。
営業時間:午前7時から午後7時(毎日)
地図
タップラヤ通り沿いにある。サードロードとの交差点から少し坂を登ったところなので、ウォーキングストリートから歩いて行けなくもない距離だ。
Facebook⇒https://www.facebook.com/GDLAB999
M.T.Inter Medical Laboratry
サードロード沿いにあるクリニック。
RT-PCR検査
通常2,500バーツ(24時間以内)
エクスプレス3,800バーツ(6時間以内)
ウォークイン:午前8時半から午後3時半(日曜定休日)
パスポート持参
結果はEmailかLINEで送付
これ以上の詳細不明。
地図
パタヤタイとサードロード交差点近く、トニーフィットネスの横あたり。
ソイブッカオ界隈からは徒歩で訪問可能。
Clinic Lifecare Laboratory Pattaya
サードロード沿いにある検査場。
PCR検査:1,900バーツ
検査結果は24時間以内
予約不要のウォークイン
営業時間 07:30-15:30
日曜は休業
地図
ホームページ⇒http://lifecare.siam2web.com
Technicare Lab Pattaya
ナックルアにある検査場。
PCR検査:2,290バーツ
24時間以内に結果判明
営業時間
月-土 午前7時から午後8時
日 午前7時から正午
地図
ドルフィンロータリーからナックルア通りを進んで行き左手にある。
Facebook⇒https://www.facebook.com/technicare.lab
まとめ
調べてみると、パタヤには他にもPCR検査場があるが、ダークサイド方面などあまりにもローカルなため割愛。
とりあえず、今回の調査では、最短3時間でPCR検査結果が出るところも見つかった。おそらくパタヤ最速だ。どうしても当日に検査結果が必要となった場合には利用価値がありそうだ。
また陽性結果判明後に相談に乗ってくれるクリニックもある。
Pattayarak Health Unitでは淡々の陽性結果を渡されてバンラムン公立病院に行けと指示されるだけ。
一般的なクリニックでは陽性結果を伝えるだけで何もしてくれてない。
バンコク病院ではその後の隔離措置の面倒も見てくれるが、基本的には再検査には応じないようだ。
とにかく陰性結果が得られないことには、どんなに無症状であって帰国不可だ。
症状が出ているならば、大人しく入院やホテル隔離すべきだが、無症状なのに陽性が出続けて帰国できないのは不条理な事態。
無症状で陽性ならばクリニックに相談してみるとよさそうだ。
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