ドンムアン空港を出発するフライトを利用するため、パタヤからドンムアン空港へ向かう。
パタヤからドンムアン空港へ行くにはいくつか方法あり。
今回は、ジョムティエンから出るスワンナプーム空港行きエアポートバスに乗り、それからドンムアン空港行きのシャトルバスに乗り換える方法を取る。
スワンナプーム空港行きエアポートバスとドンムアン空港行きシャトルバスの現状レポートを。
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目次
パタヤからドンムアン空港へ移動する方法
パタヤからドンムアン空港へ移動する方法はざっくり以下の通り。
・タクシー
一番簡単かつ一番高価。おおむね1500バーツから。
・ランシット行きのロットゥー
ランシット行きのロットゥーに乗り、ドンムアン空港で下車する。180バーツ。パタヤからダイレクトに安くドンムアン空港へ行けるのがメリット。
ただ現在利用者がかなり少ないようで本数少なめ。
・電車乗り継ぎ
パタヤからバンコク・ファランポーン行きの列車に乗る。1日1本のみ。次いでファランポーンからアユタヤ方面行きの列車に乗り換えて、ドンムアン駅で下車。パタヤ宿泊所からパタヤ駅までの交通手段をのぞけば、最安でドンムアンへ行ける。
・バンコクでバス乗り継ぎ
ノースパタヤのバスターミナルからバンコクまでバスで行き、さらに別のバスに乗り換える方法。ルートはいくつかある。
パタヤからエカマイへ行き、BTSでモーチットまで移動して、エアポートA1ないしA2バスでドンムアン空港へ。もしくは、エカマイからバンスー中央駅まで移動して、レッドラインでドンムアン空港へ行く方法もある。
パタヤからモーチットバスターミナルへ行く場合は、モーチットバスターミナルからドンムアン空港前を経由するバスに乗ることも可能。
パタヤからBTSモーチットへ行くロットゥーに乗り、エアポートA1バスに乗るといった方法もある。
ルートは多彩だが、バンコク市内でバス乗り換えはかなり迂遠な方法のため、あまり推奨はできない。バンコク市内で用事がある人向け。
・スワンナプーム空港でシャトルバスに乗り継ぐ
パタヤからスワンナプーム空港行きのエアポートバスに乗り、スワンナプームでドンムアン空港行きの無料シャトルバスに乗り換える方法。
今回はこのルートにする。
費用が安いことに加えて、時間的に計算しやすいのが選択理由となる。
今回はドンムアン空港の国内線15時25分のフライトに間に合うよう、バスを乗り継いでいく方法を実例でレポート。
パタヤからスワンナプーム空港行きエアポートバスの現状
パタヤ-スワンナプーム間のバスは事前予約が可能となっている。
Roon Reaung Coachのホームページで購入できる。
パタヤ-スワンナプームのエアポートバスの運賃は7月頭に値上げ済みだ。130バーツから143バーツに上がった。
チケット143バーツの他、手数料が25バーツかかり、合計168バーツ。
が、最終決済でエラーが出てしまい、購入を断念。
日本のクレジットカードでは駄目なのか?
直接、バスターミナルオフィスで購入することに。
エアポートバス乗り場地図
バス会社はジョムティエンと言っているが、実際にはタップラヤ通り沿いにある。
パタヤ中心部からは、ウォーキングストリート近くの小学校前から出発するジョムティエン行き乗り合いソンテウで1本で行ける。10バーツ。
窓口で事前購入が可能だ。
たしか2日前から買えるはず。事前購入の締め切りは18時30分。
翌日午前11時発のチケットを購入しておいた。
ここでの事前購入では追加手数料はかからない。
パタヤ-スワンナプーム-ホアヒンのバスも運行。473バーツ。午前10時30発。
パタヤ発スワンナプーム行き時刻表
始発が午前7時で、最終が午後7時。一時間毎の出発。
スワンナプーム発パタヤ行きは、午前8時から午後8時まで。
チケットはA4用紙に印刷されたものだった。
当日はバス乗り場に10分前には到着しておく。
わざわざ事前購入したが、バスは空いていた。
乗車率6割程度。
座席指定はないため、早いもの勝ち。(スワンナプーム発は座席指定あり)
隣は空席で快適。
前売りで購入しておきべきかは判断が分かれるところ。
現状では満席になる可能性は低そうだ。
が、パンデミック前は売り切れが実際に頻起きていた。始発バスに乗れなかった経験もある。
今でも、インド人グループ客が10人ほどでやってきて、売り切れになることもありうる。
時間に余裕があるならいいが、フライトぎりぎりの時間になりそうなら、やはり事前購入しておいたほうが安心だろう。
バスは定刻通りの11時に出発した。
このバスには過去何度となく乗車していてるが、シート脇にはUSBの差込口があるのに初めて気づいた。
新型車両らしい。
スワンナプーム空港までノンストップでひた走る。
12時42分、スワンナプーム空港到着。
所要時間は1時間42分だった。
道が空いていて、飛ばす運転手だったら、1時半30分を大きく切ることもあるが、まあだいたいこんなもの。
13時のシャトルバスに乗る算段だったので、あと18分ある。
バスの降車場所はスワンナプーム4階の出発フロアだ。8番出口付近。
国際線に搭乗するには最適な場所だが、ドンムアン空港へのシャトルバスに乗り換えねばならない。
スワンナプーム空港からドンムアン空港行きのシャトルバスの現状
ドンムアン空港行きの無料シャトルバス乗り場は、スワンナプーム空港2階3番出口付近にある。
一度ターミナル内に入る。
スワンナプーム空港入り口では検温はすでに廃止済み。
もはやスワンナプームはパンデミック前に戻っている。
エスカレーターで2階へ急ぐ。
3番から外に出て右手にシャトルバス乗り場あり。
ここまで来るのに約5分。
バスの利用には、ドンムアン空港を出発するフライトの搭乗券・Eチケットの提示が必要。
まず、カウンターでチケットを見せて、値札のようなステッカーを服に貼ってもらう。これがバス乗車券。
シャトルバスの運行時間は、5時から24時まで。
毎正時(00分)の出発となる。
13時のバスに間に合った。
5分前にバスがやって来て、乗車。
車内は広くて、スーツケース置き場あり。
利用者は少なくてがらがら。
定刻通りの13時に出発。
13時47分、ドンムアン空港に到着。
所要時間は47分。
特に渋滞もしておらず、通常通りの所要時間だ。
ドンムアン空港での降車場所は、国際線用第1ターミナル出発フロアの8番出口付近。
国内線の第2ターミナルは隣にある。
国際線ターミナル端っこのセブンイレブンはクローズしたまま。
スワンナプームと比べると、ドンムアン空港国際線は厳しいままだ。
タイ・エアアジアXもベトジェットエアもスワンナプームが拠点となっており、LCCのドンムアン空港発着路線が極端に減っている現状ではどうしようもない。
さて、国内線ターミナルへ。
15時25分のフライトには余裕で間に合う。
かといって時間が余ってしょうがないわけでもない。
食事を取る時間もあって、ちょうどいい塩梅だろう。
11時にパタヤを出て、ドンムアン空港到着が13時47分。
総所要時間は2時間47分だった。
通常バスとロットゥー
なお、スワンナプーム-ドンムアン間には、通常のバスとロットゥーも運行している。
スワンナプーム空港のトランスポーテーションセンター(バスターミナル)からバスとロットゥーが出ている。
バスは554番と555番、ロットゥーは555番。
ドンムアン空港の搭乗券がない状態で、スワンナプームからドンムアンへ行くには、通常バスを利用すればいい。
まあ、搭乗予定もないのにスワンナプームからドンムアンへ行く人はあまりいないだろうけど。
ドンムアン空港にフライト到着してパタヤに向かう場合は、当然スワンナプーム発の搭乗券は持っていないわけで、無料シャトルバスは使えない。通常バスかロットゥーに乗ってスワンナプームへ行く必要がある。
スワンナプームからはパタヤ行きエアポートバスに乗ればいい。
まとめ
パタヤ-スワンナプームのエアポートバスは問題なく運行。
スワンナプーム-ドンムアンの無料シャトルバスも問題なし。
どちらも混んでおらず、快適な乗車だった。
また所要時間も計算通りに進んだ。
パタヤからスワンナプームまで1時間40分を想定して、ほぼその通りに到着。それからシャトルバスの乗り換えに5分。余裕で間に合った。
トータルで3時間見ておけばいい。
パタヤからランシット行きのロットゥーならば2時間ちょっとでドンムアン空港に行けるが、ロットゥーの本数が少なく、また車中も狭くてちょっと苦しい。
現状ではスワンナプーム空港経由でドンムアン空港に行くのがベターな選択だと思う。
(追記)
ベルトラベルがパタヤ-ドンムアン空港間の直行バス運行を開始したもよう。
関連記事:Bell Travelがサービス再開。スワンナプーム空港-パタヤ、ドンムアン空港-パタヤ直行可能に
1日2本しかなく、運賃は350バーツ。
タイミングが合うようならベルトラベルは便利だ。乗り換え不要でパタヤから直接ドンムアン空港へ行ける。
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