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日本帰国情報

タイ・パタヤ旅行、パタヤでの事前準備から日本帰国までの全行程

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最新の日本帰国事情について、読者の方からレポートをいただいた。
パタヤへ旅行して、パタヤで日本帰国用陰性証明書を取得し、タイ航空で日本へ帰国という流れだ。
6月1日からは日本入国時の検疫措置が大きく変更されるが、タイから日本への帰国の途に就く手順は変わらない。
とりあえず最新事情ということで。
6月1日からの日本入国時の変更点についても付記しておく。

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パタヤで陰性証明書取得

まず、日本帰国に必ず必要なものが陰性証明書だ。
これがないと日本行きのフライトに搭乗できない。

関連記事:バンコクとパタヤ 日本帰国用陰性証明書取得PCR検査場まとめ

読者の方は、パタヤカンにあるWE HEALTH CLINICでPCR検査を行った。
WE HEALTH LABORATORYという名称も使われる。

以前は2,500バーツだったが、最近2,200バーツに値下げされている。

平日の午前10時半、直接現地へ。事前予約はしていない。

数ヶ月前までは、タイ人やファランが並んでいるところをよく見かけたが、現在は空いているもよう。
入国のための陰性証明書取得義務を撤廃している国は多い。
また、タイ国内でもATK陰性証明書の提示義務はかなり減っている。以前は国内線搭乗にもATK陰性証明書が必要なことが多かった。

WE HEALTH CLINICでは、建物内に入らず、すべての行程を表側で行う。
受付で日本入国のためのPCR検査を受けたいと告げる。単純に、PCR for JAPANで通じるそうな。
パスポート撮影、フライト日時確認、それから検体採取。

検体採取も表で行う。

建物内の穴から手が出てきて、鼻と喉に綿棒をぐりぐりされる。

パタヤカン通りの路上に立ち、壁から出てきた綿棒にぐりぐりされるというシュールな光景だ。

検体採取後に支払い。2,200バーツ。
領収書を渡される。

結果通知は翌日。
原則は紙媒体での証明書を手渡しとなる。
付加サービス的にEメールでの送信も対応可能ではあるそうだ。指定されたアドレスに領収書の写真を送ると、結果判明後に送信されるシステムらしい。
が、結局、Eメールは届かずに、翌日直接受け取りに行ったとのこと。
Eメールでの検査結果送信にはあまり期待しないほうがいいかも。

午前10時過ぎに、陰性証明書を受け取る。
手続きはやはり屋外で行う。
領収書を見せると、検査結果通知、独自フォーマットのメディカル証明書、それと日本政府指定フォーマットの証明書の3枚が渡される。

Eメールが届いていないことを告げると、その場で証明書をスキャンして送信。ファイル形式はjpeg。
ただ紙の陰性証明書現物が手元にあるため、わざわざ送ってもらわなくても、自分で撮影すれば、あとでファストトラック登録に使える。
なお、日本帰国のための陰性証明書は電子媒体でもいちおうオッケーということにはなっている。
空港チェックイン時に証明書の提示が必要で、紙媒体のほうが確実だし手っ取り早い。

ともかく無事に陰性証明書入手で、日本帰国可能となった。

ここで陽性結果が出ると、クリニックや保健局とやり取りして、10日間隔離治療となる。

関連記事:タイ・パタヤ旅行 日本帰国のためのPCR検査で陽性になったらどうなるのか詳細レポート

隔離終了後も陰性結果が出るまでは帰国不可だが、日本大使館に相談すれば、治癒証明書を提出することで、帰国許可証を出してくれるとのこと。

ファストトラック登録

陰性証明書さえあれば日本行きのフライトには搭乗できる。
でもタイ滞在中にやっておきたいことがある。
次はMySOSのダウンロードとファストトラックの登録だ。
これは絶対に帰国前にやらないと日本行きのフライトに搭乗できないわけではない。
日本に到着してからでも、手続きは可能だ。
が、圧倒的に時間短縮になるため、ぜひともやっておきたいところ。
6月1日以降も基本的に同じだ。ファストトラックはやっておこう。

https://www.hco.mhlw.go.jp/fasttrack/

質問票、誓約書などを入力していき、ワクチン接種証明書をアップロード(6月1日以降タイからの日本入国では不要)、最後に陰性証明書をアップロード。
WE HEALTH CLINICで渡された証明書は3枚ともアップロードしたとのこと。
日本到着予定日時の6時間前までに申請しておくこと、
審査が終わり承認を受ければ、ファストトラックの画面が緑色になる。
これでファストトラックは準備万端。
あとは帰国するだけだ。

ファストトラックとタイランドパスでは意味合いがことなるが、どちらも必須だと思っておけばいい。

スワンナプーム空港でタイ出国

読者の方はタイ国際航空のセントレア行きに搭乗予定。深夜00:05発。
スワンナプーム空港のタイ航空の日本・韓国行きのチェックインカウンターは搭乗者が増えてきており、かなりの混雑するようになっている。
チェックインカウンターは20時にオープンする。

カウンターオープンの15分前ですでに長蛇の列だったとのこと。
ざっくり60人ほどがすでに並んでいた。

20時にカウンターがオープンし、順番が回ってきたのが20時25分。

カウンターでは、陰性証明書の提示を求められる。紙媒体での提示がわかりやすい。
あとはMySOSのファストトラックのQRコードを見せる。
チェックはそれだけ。
紙の書類を渡されることはなかったが、ファストトラック未登録の人は誓約書などを渡されるかもしれない。
またMySOSを未インストールの人は、その点も言及されるはずだ。
カウンターでのチェックイン手続き所要時間は7分。

チェックイン終了後は、さらに列が伸びていたとのこと。

たしかにこれは多い。
人によっては書類チェックに時間がかかるため、時間には余裕をもって空港に着くのがベター。

20:42 手荷物検査場最後尾に並ぶ
20:57 手荷物検査通過
20:58 イミグレ最後尾
20:59 イミグレ通過

手荷物検査とイミグレはそれほど混まない。
やはり時間がかかるのがチェックイン手続きだ。

日本到着後

セントレア空港到着後に検疫手続きを受けてからの入国となる。
6月1日以降は手続きが大幅に簡素化されるが、とりあえず5月いっぱいの現状措置として流れを確認。
どの空港でも基本的な流れは同じだ。

08:47 着陸
08:51 ゲート着
08:57 検疫からの案内
08:58 降機開始

到着便が集中していると、検疫待合いスペースが詰まっていて、なかなか降機できないケースもあるようだ。
特に成田空港の午後の時間帯が混み合う。

09:01 ファストトラック分岐

ファストトラック登録済みは別レーンで進むことができる。
いきなりの時間短縮だ。

あとは流れ作業となっている。

MySOSの確認、パスポート確認、検体容器受け取りへ。

09:13 検体提出
09:17 パスポートとアプリの確認
09:25 MySOSとパスポートの確認

MySOSはQRコードをスマホ画面に表示させる必要がある。
ネット環境は無料Wi-Fiがあちこちに用意してある。

09:26 待機場所到着
10:06 検査結果判明
10:11 パスポートコントロール
10:15 バゲージクレームではすでに荷物が並べられてる
10:18 税関を抜けて、無事に日本入国

降機から入国まで1時間20分。
検体採取から結果判明までの所要時間は53分。ざっくり1時間かかる。

6月1日より、タイからの日本入国では空港検査が不要となる。ワクチン接種証明書も不要だ。
検査に関する手続きと手間がすべてなくなる。
あくまでセントレア空港での例だが、ファストトラック登録済みであれば、20分から30分で入国できる計算となる。
実際の運用方法はまだわからないが、かなりの時間短縮となるのは間違いない。

ただ、6月1日より、1日あたりの入国者数上限は現在の1万人から2万人に引き上げられる、
入国者が多くなれば、手続きが簡素化されるといっても時間がかかることになる。
特に到着便の多い成田空港は混み合いそうだ。
成田では降機から30分で入国するのは厳しいかもしれない。1時間は見ておいたほうがよさそう。

少しでも早く入国したいならばファストトラックは必須。
これだけ言われていてもやっていない人は多いようだ。

まとめ

以上がパタヤ旅行から日本帰国の行程となる。
詳細な情報を寄せて頂いた読者の方、ありがとうございました。

6月1日以降も日本帰国用の陰性証明書取得義務は継続する。
タイ・パタヤ旅行では、パタヤやバンコクで陰性証明書を取得すること。日本行きフライトの出発予定時刻の72時間以内なので3日の猶予がある。
検体採取と結果判明までの時間を計算しておき、計画的に検査場へ行こう。
陰性証明書さえ取得できれば帰国できる。
ファストトラックは日本入国の必須条件ではないが、もはや必須といっていいほど。
スワンナプーム空港には早めに行くのがおすすめ。
日本到着後はファストトラックですいすい進む。タイからの日本入国ではワクチン接種証明書も検査も不要となる。
タイからの日本帰国はかなり楽になりそうだ。

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