マニラからバンコク・スワンナプーム空港に到着。
夜遅い到着のため、はじめからバンコクに1泊する予定だった。
どうせ一泊するだけだし、どこか安いホテルはないものかと探していたところ、ナナプラザ近くに1000バーツで泊まれるお手頃ホテルを見つけた。
それが、ヘブンアット4ホテル。
初めて利用したが、ナナプラザまで歩いて3分くらいと場所は便利。部屋は決して広くないが、そこそこ清潔。
長期滞在は遠慮したいが、トランジット利用なら充分使えると思う。
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目次
ヘブンアット4ホテル (Heaven at 4 Hotel)
タイに入国したのが深夜0時。電車はもう出ていないようだ。
スワンナプーム空港からナナプラザ近くまでは、メータータクシーで下道を走って、249バーツだった。
タクシーの運転手も詳しいホテルの場所は知らず、ナナプラザを越えたあたりで降ろしてもらい、自力で探した。
もっと大きなホテルを想像していたが、実に小さなホテル。
バー一軒分の間口しかない。
こりゃあ、車で走っていたら見落としてしまうな。
日中の様子
昼間でも見落としがち。
手前にバーカウンターがあり、奥がホテル入口。
ロビーとレセプション
レセプションには女性一人が待機。
深夜0時半頃だったが、問題なくチェックインできた。
アゴダのバウチャー提示必要なし。
デポジットは1000バーツ。チェックアウト時には返金してもらえる。
昼間の時間帯はベルボーイが部屋まで荷物を運びつつ案内してくれるそうだが、深夜のためレセプショニスト自ら案内役となった。
荷物は自分で運びましょう。
エレベーターあり。6階建てのようだ。
部屋は3階だった。
もちろん階段もある。
廊下
スーペリアルーム内部
予約したのはスーペリアルーム。たぶん一番下のグレード。
カードキーで解錠。
そのまま室内の差込口にカードを挿すと、電気が通じる。
が、実際は、カードを挿していない状態でも電気が使えた。
エアコンの固定式コントローラも付いているが、別途温度調節用リモコンもある。よくわからんシステム。
エアコンの効き目は問題なかった。
部屋は暗め。照明の数が足りていないかも。
案内してくれたレセプショニストが懐中電灯を用意してくれたほどだ。でも、さすがにそこまで真っ暗ではない。
寝室は決して広いとは言えないが、窮屈でもない。
清潔度は問題ないと思う。小綺麗にまとめてある。
ベッドはクイーンサイズだろうか。
両側にサイドテーブルあり。コンセントもある。
作業机と椅子
椅子はしっかりした作りで座り心地よし。机の上には、電気スタンド、ドライヤー、ティッシュボックス。コンセントもあって、PC作業にはもってこいの環境だった。
壁掛けテレビの下の台には、電気ポットとインスタントコーヒー類。お菓子は有料。インスタントコーヒーは無料。
冷蔵庫内はミニバー。水2本が無料で、あとは有料。
テレビはケーブルテレビでチャンネル数多め。でも、日本関係のチャンネルはNHKワールドしか見当たらなかった。
DVDプレイヤーも設置してある。利用しておらず、きちんと接続されているかは不明だが。
クローゼット内には、セーフティボックス、スリッパ、バスローブ。
最低限必要なものはすべて揃っている印象。
ちゃんと窓がついている。
が、窓の外はこの通り。
どういう構造になっているかはしらないが、いきなり壁がある。
外の景色はまったく見えない。光も入ってこない。騒音もない。
夜はとても静か。安眠確実。
室内禁煙。
窓の外で無理やり吸えないことはなさそうだけど。
どうやらデラックスルーム以上だとバルコニー付きとなるようだ。
部屋はほどほどに清潔で機能的。
ラブホテルとビジネスホテルのあいだくらいの感じだろうか。悪くはない。
浴室内
室内に比べると、多少はゆとりのある作り。
清潔度も問題ないレベル。
シャワーブースにはガラス扉付き。
天井固定式とハンドシャワーの併用タイプで、お湯の温度も水圧は問題ないレベル。普通に熱いシャワーが浴びられた。
シャワーブースには、ボディソープとシャンプーが備わっている。
あとのアメニティは、固形石鹸、シャワーキャップ、綿棒など。
これといってマイナス点のない浴室。
朝食付き
アゴダで予約すると、無料で朝食が付いていた。
バーカウンターで食べることになる。ここは喫煙可能。
フロントで朝食食べたいと伝えるだけ。
コーヒーか紅茶、卵の調理方法をリクエスト。
コーヒー、オレンジジュース。
ごくありきたりのアメリカンブレックファーストだ。
パタヤに比べると、スクンビット界隈はブレックファーストも高め。
大した内容ではないけれど、無料で食べられるのはありがたい。
ナナ付近ならバスストップのブレックファーストがお得だと思う。
関連記事:ナナプラザ至近のレストラン、バスストップ(BUS STOP)のブレックファースト125バーツ
Wi-Fi無料
パスワードを入力するだけのタイプ。
接続状態と速度は、特に問題ない。
椅子の座り心地がいいし、電気スタンドもあって、快適にPC作業可能。
ジョイナーフィー無料
部屋は二人まで利用可能。
よってゲスト一人目まではジョイナーフィー無料となる。
二人目以降は700バーツ必要。
IDカード預けの有無は不明。
地図と周辺施設
地図
言わずとしれたソイナナ内にある。
ナナプラザまでは徒歩3分くらい。余裕の徒歩圏内。
路上には、フリーランサーの方々が多数並んでおられます。
テーメーカフェも徒歩圏内。
アソークやソイカウボーイも歩けるけれど、昼間ならBTSに乗ったほうがいいでしょう。
高レート両替所なら、ナナ駅近くのVASUが便利。
関連記事:バンコク・ナナ駅のお得な両替所、VASU(ワス)とスーパーリッチ
BTSナナ駅からホテルへは、ソイナナ(スクンビットソイ4)まで出たほうがわかりやすいけれど、ちょっと遠回りになる。
スクンビットソイ6を通ると近道。
ソイ6とソイナナの交差点から、斜め向かいにヘブンアット4ホテルが見える。
ソイ6ルートで、徒歩5分くらい。
ホテルのすぐ隣にセブンイレブン。近くに屋台もたくさん出ている。もちろんレストランも多い。
食事や日常生活にはまったく困らない便利な立地。
一日中ホテルにいるのはあまりにも窮屈だが、昼間は観光、夜はバーめぐり、深夜は寝るだけといった滞在スタイルだと、それほど悪いホテルじゃないと思う。
宿泊料金と予約先
アゴダで1泊税込み3,317円だった。
980バーツといったところか。
ナナとアソークの間はホテルが高騰しがち。1000バーツ以下では、なかなかいいホテルが取れない。
ナナプラザ近くで1000バーツで予約できるなら、泊まる価値はあると思う。
なお、ウォークインでの現地価格は以下のとおり。
スーペリアルーム:1,550バーツ
デラックスルーム:1,850バーツ
ジュニアルーム:2,300バーツ
エグゼクティブルーム:2,700バーツ
正直、スーペリアルームが1,550バーツは高すぎですね。
せいぜい1200バーツまででしょう。
ちょっと広めでバルコニー付きの部屋がいいなら、デラックスルームをどうぞ。1300バーツ前後あたりが狙い目でしょうかね。これまた、ウォークイン価格の1,850バーツは高すぎだと思う。
まとめ
決して優良ホテルとはいかないが、1,2泊程度なら特に問題なく過ごせるかと。
短期滞在に限定すると、意外とコスパはいい。
でも、長期滞在は無理。窓があっても、隣は壁。
でも部屋自体は清潔だし、寝るだけなら文句なし。むしろ、外の騒音がないため、ぐっすり眠れる。
昼はひたすら外出して部屋にいないか、トランジット利用で寝るだけの利用なら、全然問題ないです。
ビジネスホテル兼ラブホテルだと割り切れば、けっこう使えるホテルかと。
個人的には、バルコニー付きのデラックスルームが安く出ていたら、また泊まる可能性ありです。
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