2023年1月12日時点の日本の水際対策では、中国本土・マカオからの直行便では事前の陰性証明書取得が必須となっている。
タイからの帰国では、陰性証明書取得は必須ではない。3回ワクチン接種済みのワクチン接種証明書があれば陰性証明書は不要だ。
3回ワクチン接種していない人は、タイ旅行中にPCR検査場で検査を受けて、陰性証明書を取得しておかないと日本帰国は認められない。
バンコクとパタヤのPCR検査場については、過去何度か取り上げた。
昨年まではバンコクやパタヤの有名PCR検査場は日本人だらけという状況だったが、今年からは少し様相が変わりそうだ。
中国とインドからの旅行者は帰国時の陰性証明書が必須となっており、バンコクやパタヤのPCR検査場にはインド人と中国人が増えていくだろう。
とりあえず、バンコクとパタヤの有名PCR検査場がどうなっているのか見ておく。
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Med Consultは値下げプロモーション
日本人のタイ旅行者の間では、もっとも有名といえるPCR検査場がMed Consult Clinicだ。
ここで検査して陰性証明書を取得した日本人は数知れず。
とりあえずここに行っておけば安心という絶対的地位を確立したといえる。
現在スペシャルオファーを実施中。
通常料金1,800バーツのところ、1,000バーツとなっている。
ちなみに以前は通常料金が1,500バーツだったので、いつの間に値上げとなったようだ。が、ここ最近はずっとプロモーションを継続しており、今回は1月21日まで。でもたぶん延長しそう。
結果が4-6時間で判明するエクスプレスは、通常価格3,000バーツのところ2,200バーツとなっている。
通常検査は結果判明まで12-48時間となっているが、夕方の検査でも翌朝一番には結果が届くことが多いようだ。午前中の検査ならばその日のうちに判明することもある。
結果はEメールで送信されてくる。
営業時間は午前7時から午後7時まで。
事前予約してもいいし、直接ウォークインでも可能。
事前予約しても支払いは現地にて。
クレジットカード対応。
予約先⇒https://www.medconsultasia.com/covidtesting/
地図
メドコンサルトは昨年6月頃に実際に利用した。
関連記事:バンコクのMEDCONSULTで日本帰国用陰性証明書を取得、日本政府指定フォーマットを白紙でもらえる
当時は日本帰国には全員陰性証明書が必須だったこともあり、客のほとんどは日本人。
Eメールで送信されてくる証明書は英語のもの。日本の厚労省指定のフォーマットは検査を受ける際に白紙で渡されて、検査結果が判明してから、必要な部分は自分で書き写しスタイルだった。
日本のファストトラック登録には、もともとの英文の陰性証明書が通用するため、白紙の厚労省フォーマットは不要なわけだが。
現在はメドコンサルトがどういう運用をしているかは不明。
タイ航空提携のBAMRUNGMUAN病院
今回初めて知ったが、タイ航空が提携している病院でもPCR検査を実施している。
THONBURI BAMRUNGMUAN HOSPITAL。
事前予約で料金1,500バーツ
検査時間午前9時から12時 受け取り当日午後8時
検査時間午後1時から4時 受け取り翌日午前6時まで
結果はEメールが送られてくる。
予約先⇒https://www.thonburibamrungmuang.com/index.phpnews/detail/212/covid-19-test
地図
トンブリー地区にあるため、スクンビットやシーロムから外れており、一般的な旅行者にはちょっと行きづらい場所。
カオサン通りから2.3kmのため、カオサン滞在組のバックパッカーなら歩けなくもない距離。
Pattayarak Health Unit営業中
パタヤで有名なPCR検査場が、ナックルアにあるPattayarak Health Unitだ。タイ保健省が運営している。
年末年始は12月30日から1月2日まで休みだったが、1月3日より営業再開。
今も外国人対応のPCR検査を実施している。
事前予約不要で、直接現地へ。
検査費用は以前と変わらず900バーツ。
検定採取は月曜日から金曜日の午前8時半から午前10時半。
検査結果受け取りは翌日の午前10時半から12時まで。
土日祝日は休み。金曜日検査の場合は翌日土曜日に受け取りだけ可能とのこと。
検査結果はEメール送信ではなく、現地受け取りとなる。
検査と合わせて2回現地に行く必要がある。
2021年7月の現地レポート。詳細な行き方や検査手順などはこちらを参考に。
関連記事:パタヤ最安値PCR検査場Pattayarak Health Unitでの陰性証明書取得と日本帰国まで
午前中しか受け付けておらず、土日祝は休みということで、制限は多いがパタヤでは最安値となっている。
まとめ
昨年までの情報まとめはこちら。
関連記事:バンコクとパタヤ 日本帰国用陰性証明書取得PCR検査場まとめ
関連記事:パタヤの新しいPCR検査場5つ:3時間特急サービス、陽性後の相談
とりあえず、バンコクならメドコンサルト、パタヤならパタヤラックが営業継続中であることはわかった。
あと、スワンナプーム空港1階7番出口付近にあるPCR検査ブースは、昨年11月時点では営業を確認している。
その他のPCR検査場がどうなっているのかはわからない。一部閉鎖されたところもあるいかもしれない。
ただ、中国とインドからの旅行者は帰国時にPCR検査が必須となっており、おそらく多くのPCR検査場が人気となるはずだ。
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