スワンナプーム空港の出発フロアには、KIOSKというセルフチェックイン機械が配置されている。
これはセルフチェックインするためのもので、わざわざチェックインカウンターに並ばずとも、機械でチェックインを済ませて、預け荷物も自分で手続きできるようになっている。
タイ航空の日本行きフライトでも利用可能だ。
以前から告知はされているが、まだあまり知られていないようだ。
セルフチェックインできれば日本帰国が簡単になる。
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タイ航空のセルフチェックイン
9月6日にタイ航空より改めてお知らせが出ている。
Easy And Fast Check-In
スワンナプーム空港メインターミナル4階、Row B,C,D,Eでセルフチェックインキオスクとセルフバゲージドロップが利用可能。
・タイ航空とタイスマイルの国内線すべての乗客
・日本行き 日本国籍者のみ
・マレーシア（クアラルンプール）行き すべての乗客
・シンガポール行き すべての乗客
・韓国（ソウル）行き すべての乗客
・ヨーロッパ（ブリュッセル、コペンハーゲン、ロンドン、フランクフルト、ミュンヘン、ストックホルム） EUパスポート保持者のみ
・オーストラリア（メルボルン、パース、シドニー） すべての乗客
以前の発表よりも対象となるフライトが増え、マレーシア、韓国、オーストラリアが追加となった。
スワンナプーム空港に設置されたキオスクの実物。
キオスクでは、パスポートの登録などを行うと、搭乗券が発券される。
預け荷物がある場合は、荷物のタグが発券され、専用のバゲージドロップカウンターで預け荷物を下ろすだけだ。
搭乗チェックインカウンターに並ぶ必要はない。
タイ航空のチェックインカウンターは混雑しているようだが、そんな長蛇の列にかかわらずに済む。
ちなみに、キオスクにはエアアジアのロゴもあるが、タイ・エアアジアXの成田行きフライトでセルフチェックインしようとしてもうまくいかないそうだ。
どうやっても無理だったので、素直にエアアジアのチェックインカウンターに並んだと友人が言っていた。
タイから日本にさくっと帰国
タイ航空の日本行きフライトではキオスクでのセルフチェックインは実際にできたという報告例は多い。
ワクチン接種証明書や陰性証明書のチェックもなく、そのまま搭乗口へ向かうことが可能。
実際に利用された読者の人からの話では、搭乗口でも陰性証明書などのチェックはなかったとのこと。
9月7日より、ブースター接種済みであれば日本帰国のための陰性証明書は不要となっている。
9月7日以降、実際にタイ航空のチェックインカウンターでどのような書類チェックが行われているかは不明だが、ほぼ間違いなくワクチン接種証明書もしくは陰性証明書の提示を求められるはずだ。
提示がない場合は搭乗拒否となる。
チェックイン時にMySOSの画面チェックがあるかはわからない。
でもキオスクでセルフチェックインすれば、チェックインカウンターを通さずに搭乗口へ行ける。
搭乗口で何のチェックもなければ、ワクチン接種証明書も陰性証明書もなしで日本行きのフライトに搭乗できることになる。
変な話だがそういう仕様となっている。（ひょっとして搭乗口でチェックされる可能性はあるが）
が、もちろん、日本到着時には検疫が実施される。
MySOSの登録もなく、ワクチン接種証明書も陰性証明書もなければ、そこで入国拒否されるかもしれない。もしくは空港で検査を受けるよう指示されることになる。かなり面倒な事態になることは確かだ。
日本帰国前にMySOSとファストトラックの登録は必ずしておくこと。
ブースター接種済みのワクチン接種証明書を登録すれば、陰性証明書なしで、MySOSの画面が緑色もしくは青色に変わる。
日本到着時にはMySOSの青色画面を黄門様の印籠のごとく提示すれば、検疫はほぼスルー可能だ。
ブースター接種済みで陰性証明書は不要となった。
タイ航空を使ってタイから日本へ帰国する際には、キオスクでセルフチェックインしてしまえば、あとは簡単だ。
パンデミック前のように普通に搭乗して、日本の空港到着時にはMySOSの青色画面を見せるだけ。
ファストトラック登録という面倒な作業はあるものの、もう元に戻りつつある。
タイから日本にさくっと帰国できる。
日本とタイを陰性証明書も検査も待機もなしで往復する詳細はこちらも参照に。
関連記事：陰性証明書不要で日本タイ往復のためのワクチン接種条件について
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