9月7日より日本の水際対策が緩和され、3回目ブースター接種済みで陰性証明書が不要となり、1日あたりの入国者数上限が5万人に引き上げられ、また外国観光客は添乗員なしのツアーでの来日が認められるようになった。
日本発着の国際便の増えていくかが注目されるところだ。
先日、タイ航空が10月30日以降の冬期スケジュールを発表した。
関連記事:タイ国際航空の冬期スケジュールが正式決定、福岡と札幌が再開、中部は毎日運航に
福岡線と札幌線の再開が決定し、中部線は毎日運航へと変わる。
ただ東京発と関空発は現状維持となった。
ついで、ANAとJALが冬期スケジュールを発表。
バンコク路線は増えるのだろうか。
LCCも合わせて運航予定をチェックしてみよう。
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ANA
全日空(ANA)もタイ航空と同じタイミングで冬期運航スケジュールを更新していた。
厳密にいえば、すでに11月以降のスケジュールを一部発表済みだっが、9月6日付けで、来年3月25日までの運航計画を発表した形だ。
10月30日以降のバンコク行きフライトは、現行スケジュールを継続することになった。
成田発が1日1便、羽田発が2便だ。
いずれも毎日運航となる。
本来であれば、成田発が1日2便、羽田発が1日3便あるが、それぞれ1便ずつ減便している。
現在発表されたスケジュールは来年3月25日まで継続する。
東南アジア路線での直近でのスケジュール変更は、羽田発シンガポール行きが10月20日より前倒しで増便になること。
あと、10月30日からの羽田発ジャカルタ行きが増便になるかどうかはまだ調整中だ。
詳細⇒https://www.anahd.co.jp/ja/jp/topics/notice200206/
JAL
日本航空(JAL)では、9月8日付けで冬期運航スケジュールを発表した。
ただ、調整中のフライトが多い。
バンコク路線は調整中だらけで、現時点で確定しているのは、羽田発着便のみ。
あとの便はまだわからない。
詳細⇒https://www.jal.co.jp/jp/ja/info/2022/inter/asia/
現行スケジュールでのバンコク路線は、羽田発週10便、成田発週10便、関空発週1便となっている。
増便しそうな気配はあまりない。
特に関空発着便は週1便での運航であまりにも寂しい。できれば増やしてほしいところだが。
LCC
LCCの日本発バンコク行き路線も見てみる。
あくまで運航予定だ。
ZIPAIR
まず、JAL系列のLCCであるZIPAIR。
ZIPAIRは10月30日以降も成田-バンコク線を毎日運航。
LCCの中では一番安定感がある。
タイ・エアアジアX
タイ・エアアジアXによる成田-バンコク線は、10月は週5便、11月以降は週6便で運航予定。
同じくタイ・エアアジアXによる関空-バンコク線は、10月1日以降、週2便(水曜日・日曜日)で運航開始予定。
当初は10月から毎日運航での就航開始予定でチケットも販売していた。
が、すでに水曜と日曜以外の曜日のフライトはキャンセル通知が送られているとのこと。
もし本当に運航開始となるとしても、週2便となりそうだ。
また、関空-バンコク路線の運航開始そのものが延期やキャンセルとなる可能性もある。
タイ・エアアジアXでは10月より札幌-バンコク路線の運航開始を予定していたが、これはチケット新規販売を完全にストップしている。
現状では飛びそうにない。
タイ・エアアジア
10月12日より、タイ・エアアジアによる福岡-バンコク路線が就航予定となっている。週3便(日曜・火曜・金曜)。
11月以降は週4便(日曜・月曜・火曜・木曜)へ増便予定。
同じエアアジアグループだが、タイ・エアアジアXとは別会社となる。バンコクの使用空港はスワンナプームではなくドンムアンだ。
タイ・ベトジェットエア
福岡-バンコク路線は、すでにタイ・ベトジェットエアが運航開始済み。
10月30日以降も週3便で運航(月曜・水曜・土曜)
10月30日からはタイ航空が福岡-バンコク線を毎日運航で再開予定。
タイ・エアアジアの福岡-バンコク線は11月以降は週4便。
タイ・ベトジェットエアが週3便。
月曜日は福岡発バンコク行きが3社とも運航するため、1日3便となる。
スクート
スクートによる東京・バンコク線の運航再開計画も出ているが、まだチケット販売はされていない。
スクートでは、シンガポール乗り換えでバンコクに行くことはできる。
まとめ
日本発バンコク行き、10月30日以降の冬期スケジュールをまとめる。
タイ航空
成田発1日2便
羽田発1日1便
関空発1日1便
中部発1日1便
福岡発1日1便
札幌発1日1便(12月2日より)
ANA
成田発1日1便
羽田発1日2便
JAL
羽田発1日1便
あとは調整中のため不明
現行スケジュールでは、羽田発週10便、成田発週10便、関空発週1便となっている。
ZIPAIR
成田発1日1便
エアアジア(タイ・エアアジアXとタイ・エアアジア)
成田発週6便
関空発週2便
福岡発週4便
タイ・ベトジェットエア
福岡発週4便
空港別では成田が一番多い。ついで羽田。
その次に関空が来るかと思いきや、福岡のほうが多い。
タイ航空、JAL、ANAのレガシーキャリアについては、スケジュール通りに運航する公算が高い。
一方、LCCは油断は禁物。ZIPAIRは大丈夫そうだが、エアアジア系列は本当に要注意だ。しれっと突然キャンセルしてくる。
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