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日本帰国情報

MySOSとファストトラックの最新登録方法

投稿日:

2022年9月時点で日本入国にMySOSの登録が必要となっている。アプリもしくはWebで登録する。
日本到着時の検疫手続きを簡略化するために、MySOSを通じたファストトラックという事前登録システムも実質的に必須といえる。
初めての人にはなんだか意味のわからない話だが、とにかくMySOSとファストトラックは必要と認識すべし。
仕組みがころころと変わるが、目下のところ2022年9月15日にファストトラックは最終更新されている。

日本帰国予定があるため、実際に最新版のMySOSならびにファストトラックの登録をやってみた。
最終的にMySOS画面が青色となれば、日本入国が楽々となる。
細かい点やルールなどいろいろあるけれど、とにかく、海外から日本に帰国するにはMySOSとファストトラックをやっておけばいい。
以下、ファストトラックでMySOSを青色画面にするための手順についてざっくり説明。
主にタイからの日本帰国を念頭におく。

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日本帰国とMySOSとファストトラック

まず、日本人が海外から日本に帰国するのに最低限必要な書類はパスポートの他、1点のみ。

・ブースター接種済みのワクチン接種証明書
or
・出発前72時間の陰性証明書

2022年9月7日より、ワクチン接種証明書があれば、陰性証明書は不要となっている。
ブースター接種済みでない場合は、陰性証明書がなければ、日本入国はできない。

タイは青色グループになっており、タイからの日本帰国では、ワクチン接種証明書の有無にかかわらず、日本到着時の空港検査も自宅待機も不要だ。
ブースター接種済みであれば、陰性証明書も不要。
ファストトラックが承認されてMySOSが青色画面になっていれば、日本到着時の検疫はほぼスルー通過できる。

日本とタイを往復するための、より詳細な説明はこちらから。
関連記事:陰性証明書不要で日本タイ往復のためのワクチン接種条件について

で、MySOSとは、入国者健康居所確認アプリのこと。もともとは自宅隔離中の所在地や状態をチェックするためのものだった。
実際、昨年10月の日本帰国時には自宅待機中に毎日MySOSでビデオ電話がかかってきていた。

その後、アプリだけでなく、WEB版のMySOS Webも登場した。
ファストトラックはMySOSを通じて登録するため、ファストトラックを利用するにはMySOSが必須となっている。

日本帰国時の自宅待機が必要な人はスマホでのMySOSのアプリは必須で、スマホがない場合は、空港でレンタルする必要がある。

タイからの帰国では自宅待機が不要なため、厳密にいえば、スマホのMySOSアプリ登録がなくとも、日本入国は可能だ。スマホもMySOSもファストトラックも無しで帰国はできる。
が、空港到着時にあまりにも面倒なので、さっさとスマホにMySOSをインストールして、ファストトラック登録を済ませておくこと。
どうしてもスマホ操作が苦手な人は、MySOS Webを利用しよう。

(日本行きのフライトチェックイン時にMySOSの青色画面提示を求められるケースがあるようなので、やはりMySOSとファストトラック登録は必須と考えおくほうがいい)

以上、基本情報はここまで。
細かいことは考えず、とにかくMySOSとファストトラックはやっておこう。ただそれだけ。

ファストトラック登録方法手順

ファストトラックについては、厚生労働省が詳しい手順をまとめている。

https://www.hco.mhlw.go.jp/fasttrack/

ここに書かれたとおりにやっていけばいい。

MySOSアプリをインストールして、必要情報を入力して、それからファストトラック登録へと進む流れだ。
MySOS Webでも同じこと。アプリ上でやる代わりにWebで登録する。

今回はMySOSアプリで登録していく。
ちなみに、日本帰国予定があり、すでに航空券は購入済みだ。
フライトまではまだ時間があるが、MySOSとファストトラックの登録はいつでも可能。
陰性証明書で登録する場合は、72時間前にならないとPCR検査を受けられないが、ファストトラックは途中まで登録可能。
ワクチン接種証明書を登録するなら、いつでもファストトラックの登録を進めておくことができる。

以下、自分が体験したMySOSとファストトラックの登録手順を疑問点と文句を交えつつレポート。

MySOSアプリ再インストールは必要?

まず、最初の疑問。
今回でMySOSを利用するのは3回目だ。
最初は昨年10月の日本帰国時にアプリをインストールした。
2回目は今年6月のことで、このときは、古いMySOSアプリを一度アンイストールしてから、再度インストールし直す必要があった。
今回はどうか。

ひさびさにMySOSアプリを立ち上げてみると、このような表示が出てきた。

新しいバージョンがリリースされています。

どうやら2022年9月6日にMySOSはアップデートされており、アプリの更新が必要なもよう。
でも、アンイストールしてからインストールし直す必要はなかった。
更新するだけでいい。

更新したMySOSで登録開始。

まず、アカウント登録。

さくさくと入力するだけ。
すぐに終わる。

MySOSアプリの登録だけならこれで終了。

この時点では、MySOS画面は赤色で、各種項目は空白のまま。

ファストトラック機能利用

次に、ファストトラック機能を利用していく。

検疫手続事前登録へ進む。

以前に利用したことがある人は、質問票WEBのキャッシュを削除する必要あり。
当方利用歴があり。キャッシュ削除せずに、そのまま進めようとしても、うんともすんとも画面が進まなかった。
しかたないのでスマホのキャッシュを削除した。すると登録できるようになった。
正直、クソ面倒くさい。あほシステムかよと思わず呪詛のうめき声が出た。

ファストトラックの登録手続きは、以下のような順番で行う。

・パスポート
・質問票WEB
・誓約書
・ワクチン接種証明書
・出国前72時間いないの検査証明書

パスポートの登録

2022年9月15日にファストトラックの登録方法が変更となっており、パスポート画像の事前登録機能が追加されている。正確には、パスポート登録機能は8月に一度開始されたものの不具合連発ですぐに停止となっていた。今回は継続するものとみられる。

その場でスマホでパスポートの顔写真ページを撮影。
もしくは、すでに撮影済みの画像データをアップロードしてもいい。

パスポートの読取が完了するまで待つ。

1分ほどで読み取り完了の通知が届いた。

質問票回答と誓約書

次に質問票への回答を進める。

以前に利用履歴がある場合はキャッシュを削除しないと、質問票WEBに利用はできない。
ここで5分近く時間をロスした。

質問自体は簡単で、日本入国日や滞在履歴のある国や利用航空機の便名などを入力していく。

特に難しい質問はないのでさくさく入力。

次は誓約書。
これも簡単。

ちなみに、虚偽の情報を申告すると、検疫法により罰せられる可能性あり。懲役刑もありうるので正しく回答しましょう。

ワクチン接種証明書の登録

最後に、ワクチン接種証明書の登録となる。

もしワクチン接種証明書がない場合は、陰性証明書の登録が必要。

ワクチン接種証明書を「有」にする。

ワクチンの種類が列記されているが、ファイザー、モデルナ、アストラゼネカであれば問題なし。

パスポートの登録と同じく、紙のワクチン接種証明書をスマホで撮影してアップロードするか、すでに撮影済みの画像データをアップロードしてもいい。
また、PDF形式でのアップロードも可能だ。
必ずしも紙媒体のワクチン接種証明書が必要なわけではない。

証明書の登録が完了。審査結果待ちとなる。

この時点ではMySOSはいまだに赤色画面だ。

ワクチン接種証明書の登録完了から1時間11分後に受付が完了との通知が届く。

この時点で、MySOSの画面が緑色に変った。

ワクチン接種が「接種あり」、空港検査/入国後待機は「待機なし」
これで、陰性証明書不要と待機なしが確定した。

その1分後には、MySOSが青色画面へ。

証明書の登録から承認までは、1時間12分かかった。

日本到着日が迫っている人を優先に審査しているようなので、場合によってはもっと早いこともあるだろうし、もっと時間がかかることにあるはずだ。

事前登録画面の内容をチェックしてみる。

すべてが青色に変っている。
陰性証明書の項目は「登録してくださいとなっている」が、実際には何もしなくてもいい。登録の有無は「無」しか選択できなくなっている。
ワクチン接種証明書が承認されれば、陰性証明書は不要。

最新の青色画面表示。

「すべての検疫手続事前登録が完了しています。航空機搭乗時と日本到着時にはこの画面を見せてください。」

海外から日本へ向かうフライトの空港チェックイン時にMySOS青色画面提示が必須というわけではないが、中には提示を求められるケースもあるようだ。
いつでも提示できるようにしておくこと。
日本到着時には提示必須。面倒な検疫手続きをスルーできることになる。

ちなみに、今年6月時点のMySOS青色画面表示と、最新の青色画面では少し違いがある。

6月時点の青色画面

最新の青色画面では、画面左上に、「P」と「青」の文字が表示されるようになった。
Pは、たぶんパスポートのこと。

6月入国時の検疫では、MySOS青色画面とパスポートの両方のチェックがあった。
今回はパスポートの画像を登録済みのため、パスポートのチェックもスルーできるものとみられる。
実際に入国してみないとわからないが、Pマーク付きのMySOS青色画面さえ提示すれば、完全スルーで検疫を通過できるはずだ。

MySOS登録からファストトラック青色画面までの所要時間

まず、MySOSアプリを立ち上げて、アプリを更新した。
その後、実際に登録を開始したのが、深夜の1時7分。

途中、キャッシュのクリアに手間取ったりと、意外と時間をくった。
MySOSは3回目、ファストトラックは2回目ということで、情報入力自体は簡単だった。
ワクチン接種証明書の登録が終わったのが1時33分。
ここまでの所要時間は26分。

まったく初めて登録する人は、キャッシュのクリアは必要ないにしても、いろいろと手こずることがありそうだ。
アプリのインストールから証明書登録まで、ざっくり30分は見たほうがいいかもしれない。
早い人は15分程度でできるかも。

はっきりいって、難しいことはない。
ただ、ひたすらにダルい、面倒くさい、あほらしい。
途中、記事作成のために、いろんな項目をスクショしておこうと思ったが、入力があまりにも鬱陶しくて、一気に進めてしまった。半分怒っていた。もういいだろと。

MySOSの登録開始からワクチン接種証明書の登録までが26分。
証明書の登録から承認までは1時間12分。
青色画面表示までの総所要時間は、1時間38分だった。

MySOSとファストトラックはいつ登録するのがいい?

MySOSとファストトラックの登録は、登録締め切り時間は日本到着6時間前と定められているが、登録開始時期は特に決められていない。
ざっくり帰国2週間前が目安だが、それ以上前でもかまわないらしい。
短期旅行者の場合は、日本を出発する前にMySOSをインストールしておき、ファストトラックも登録してしまうことが可能だ。
過去14日間の体調について質問もされるが、2週間以上前に異状なしと回答することができる。
もはや、何の意味があるんだこれ?状態である。

海外旅行中にこんな面倒くさいMySOSとファストトラックの登録をちまちまとやってられないと思う。
日本出発前にやってしまうことを推奨。
さっさと済ませておき、いつでもMySOSの青色画面を提示できるようにしておけばいい。

日本帰国のための陰性証明書はブースター接種済みで不要となった。
もう海外旅行中にPCR検査だの帰国難民だのと心配する必要はない。
楽しい海外旅行中にMySOSとファストトラックのことを考えるのは馬鹿らしい。日本出発前に先に登録して、青色画面表示しておこう。

もしスマホでの登録が面倒なら、パソコンを使ってMySOS Webで登録しておけばいい。
MySOS青色画面を印刷しておけば、日本帰国時に使える。

まとめ

MySOSもファストトラックも別に難しくはない。
それなりにちゃんと考えられている。
指示通りに登録していくだけの簡単作業だ。
でも鬱陶しい、面倒くさい、わずらしい。
もういいんじゃないかと思う。
MySOSをやめてしまえば、ファストトラックも不要となる。
タイと同じように、空港チェックイン時にワクチン接種証明書か陰性証明書を提示すれば、フライトに搭乗できて、そのまま入国できるようにすればいいと思う。

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