日本人から人気の高いアットマインドグループの新しいホテルがソイブッカオ近くに完成した。
2019年6月15日オープンの完全新築ホテル。
さっそく内覧させてもらった。
アットマインドグループ名物の日本テレビ放送あり。NHKも民放もWOWOWもリアルタイムでそのまま見られる。
大きなバスタブ付きの部屋もあり。
ソイブッカオ界隈における日本人向け最強ホテルの誕生かも。
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目次
ホテル アンバー パタヤ (Hotel Amber Pattaya)
場所はソイPP(サードロードソイ21)にある。
ソイブッカオから歩いて2分くらい。
PPボディマッサージの目の前だ。
手前にアデルフィホテルがあって、その奥がホテルアンバー。
玄関
ホテル名はアンバーとなっているが、従業員たちはアットマインドと書かれた制服を着ている。
間違いなくアットマインドグループである。
なぜアットマインドの名称をホテル名に冠さないのか尋ねてみると、他のアットマインドはレジデンスタイプで長期滞在が前提のうえでホテル貸しをしている形だが、このアンバーははじめからホテルとして作られているからだという答え。
駐車場と駐輪場は地下にある。
地下からエレベーターに乗ってそのまま上へ昇ることもできる。
なお6月下旬時点では、まだ一部で工事中。
地下駐車場には多くの工事用車両が止まっていた。
が、客室やプールなどは問題なく利用可能。
レセプションとロビーは広め。
高級ホテルといえるほどの価格帯ではないが、かなりしっかりした雰囲気。
チェックインは午後2時から、チェックアウトは正午まで。
内覧希望と伝えると、すぐに案内してくれた。
エレベーターで2階へ。
客室の廊下
全部で222部屋の大型ホテル。
部屋は3種類とのこと。
デラックス、デラックスプールビュー、グランドデラックスだ。
3種類とも案内してもらった。
デラックスとデラックスプールビューは同じ設備だが、グランドデラックスは部屋が広くてソファーもあり浴室には大きなバスタブが付く。
中にはコネクティングルームになっている部屋もあるとのこと。
デラックスルームプールビュー
最初に案内された部屋が、デラックスプールビュー。
基本的にダブルベッドとなるようだ。
部屋はもちろんぴかぴか。
木をふんだんに利用しているようで、いい香りがする。
ホテルズドットコム情報では、部屋の広さは28平米とのこと。
ベッド脇にサイドテーブルと照明あり。
また、一人がけソファーが置いてある。
スーツケース置き場の下にセーフティボックス設置。
冷蔵庫は小さめ。電子ケトル、無料の水とインスタントコーヒー類。
キッチンや流し台はない。
作業デスクと椅子。
クローゼットはなく、大きなハンガー掛けが設置されている。
他のアットマインドグループのホテルとは違い、電子レンジと洗濯機がない。
案内してくれた人に聞いてみると、長期滞在向けのレジデンスではなく、あくまでホテルだからとのこと。
ただし、アットマインド名物の日本のテレビ放送は健在。
NHK、NHK World、民放5局、WOWOWライブ、WOWOWシネマといった日本のテレビ放送がそのまま流れている。
微妙にディレイはしているようだが、ほぼリアルタイムといっていいと思う。
なお、アットマインドエクスクルーシブに宿泊している友人曰く、エクスクルーシブのテレビではWOWOWは1チャンネルしかないが、そのかわりスターチャンネルが放送されているとのこと。
バルコニーには、椅子とテーブルが置いてある。
プールビューはばっちり。
なかなかいい眺めだ。
室内は禁煙だがバルコニーで喫煙可能。
アットマインド系列ではおなじみの小さな筒状灰皿が固定してある。
使いにくいんで、自前の灰皿を用意したほうがいいけれど。
浴室は広めだが、バスタブは無い。
シャワーブースは、ガラス扉付き。
洗面台
トイレ
残念ながら、アットマインド名物のウォシュレットは配備されていない。普通のハンドシャワーのみだ。
デラックス
続いては、デラックスルームへ。
一番安いグレードとなる。
見せてもらったのはツインベッドルームだが、ダブルベッドルームもある。
広さは26平米とわずかに狭くなるようだが、設備は基本的にデラックスプールビューと同じ。
クローゼットがなくハンガーかけのみ。猿仕様のタオルが可愛い。名人芸だ。
バルコニーも同じだが、景観はあまり良くない。
隣の建物が見えるだけ。
見学した部屋は低層階だったので、高層階だと見晴らしはよくなると思われる。
グランドデラックス
最後に案内してもらったのが、グランドデラックスルーム。
一番高いグレードとなる。
明らかに部屋は広い。
38平米あるようだ。
ベッド前に大きなソファーがあり、ゆっくりとテレビを視聴できる。
この部屋の作りは、アットマインドエクスクルーシブとよく似ている。
やはりクローゼットはなく、大きなハンガー掛けのみ。
スーツケース置き場は大きくなっている。
まるでベンチのようだ。
冷蔵庫や電子ケトルなどは他のグレードと同じ。
洗濯機と電子レンジはやはり置いていない。
バルコニーは少しだけ広いかも。
ただ、この部屋は2階かつシティビューのため、特に景観はない。
隣の建物が見えるだけ。
グランドデラックスの最大の特徴は、バスタブ付きの大きな浴室だろう。
このバスタブはかなり大きめ。
アットマインドエクスクルーシブにもバスタブがあるが、アンバーのほうが大きい。
二人で入っても大丈夫なサイズ。
バスタブとは別にガラス扉付きのシャワーブースもある。
トイレはウォシュレット無しでハンドシャワーのみ。
洗面台は他のグレートと同じ。
ドライヤーは設置されている。
Wi-FiとJF無料
Wi-Fiは当然無料。
アンバーのWi-Fiを実際に利用したわけではないが、他のアットマインドグループのWi-Fiの接続状態と速度は良好だ。
また、アットマインドグループはジョイナーフィー無料となっている。
IDカード預けが基本ではあるが、多くの場合、スルー可能。
このあたりは自己責任でどうぞ。
館内設備
スイミングプール、サウナ、フィットネスジム、レストランなど、設備が整っている。
朝食は午前6時から午前10時まで
レストランの通常営業時間は午前11時から午後10時半まで。
スイミングプール、フィットネス、サウナは、午前6時から午後11時まで。
スイミングプール
プールエリアはかなり広い
プールは2段式。
ビーチベッド多数あり。
下段プールサイドのベッドの上にはタオルが置いてある。
アットマインド系列では一番広くて豪華なスイミングプールとなっている。
ソイブッカオ界隈でこれほどリゾート感溢れるプールは珍しいだろう。
また夜遅くまで使えるのもいい。
夜のスイミングプールを実際に見たわけではないが、かなり雰囲気は良さそう。
今なら客はほとんどおらず、ほぼ独占状態だ。
フィットネスジム
プールサイドにフィットネスジムあり。
室内はエアコンが効いていて涼しい。
が、ホテルの規模にしては設備は少なめ。
がっつり鍛えたい人には向いてないかも。
サウナ
フィットネスジムのすぐ近くにサウナがある。
サウナルームは2つ。
サウナルームは他のアットマインドグループよりも広い。
7,8人は座れる広さ。
ロッカーもある。
レストラン
広くて綺麗。
一番奥にビュッフェコーナー。
プールサイドにもテーブルがある。
プールサイドでは喫煙可能だとのこと。
あとは館内にマッサージルームも見かけた。
地図と周辺施設
地図
PPボディマッサージの向かい側、アデルフィホテル脇の道を入って奥がホテルアンバー。
サードロード(チャルームプラキアット)のソイ21、通称ソイPPにある。
サードロードと聞くと遠く聞こえるが、実際はソイブッカオから歩いて2分の距離。
ブッカオ常設市場やTREE TOWNまでは余裕の徒歩圏内。
逆にサードロードの安くてうまいローカル飯屋にも歩いて行ける。
LKメトロも歩いて行ける距離だし、ウォーキングストリートへ行くならソイブッカオでソンテウに乗れば1本。
ソイブッカオ近辺に慣れている人にとっては、かなり便利な場所。
パタヤ初心者が泊まると少々厄介かも。
ただし、他のアットマインド系列のホテルの立地に比べれば、はるかに便利だ。
レンタルバイクやバイクタクシーに頼ることなく、あちこちへ出かけられる。
ホテル近所には安くてうまい食事処は多数あり。
ソイPPからソイブッカオにかけて。
⇒ブッカオ・ソイPPのステーキ屋SURPRISEのBBQリブは意外と本格的でうまかった
⇒クソイP.P.のおいしいクイティアオ屋。牛肉入りナムトックスープがおすすめ。
⇒Chill Innのプロモーション日替わりメニューがお得。ハンバーガーとコルドンブルーがうまい。
近くのサードロード沿いにも多数。
⇒ローカルだけど本格派!サードロードのステーキ屋ガオライサイサーム。おすすめはポークチョップ。
⇒これはうまい。シーフード満載の海鮮トムヤムスープが絶品のクイティアオ屋、マハーサムット。
⇒サードロードの移転したモーファイ屋はメニュー豊富で利用価値大
⇒カオトムグイ1杯5バーツ。ヤムカイヨーマーもおいしい雑炊食堂。
最寄りのコンビニは、ソイブッカオまで出て常設市場横のセブンイレブン。もしくはサードロードに出てすぐ右手にもセブンイレブンがある。
ソイPP内にはコインランドリーも多数あり。
生活に困ることはまったくないだろう。
宿泊料金と予約先
予約は、アゴダ、エクスペディア、ホテルズドットコムなどで可能。
デラックスルームで1泊1300バーツから1400バーツほど。
予約サイトや日程によっては料金は変わる。
また、バスタブ付きのグランドデラックスは部屋数が少ないため、予約は早めにしたほうがいいかも。
他のアットマインドグループとの比較
現在、パタヤにはアットマインドグループのホテルがいくつかある。
・アットマインドサービスドレジデンス(アルテラホテルアンドレジデンスへ名称変更)
・アットマインドプレミアスイーツ(アスターホテルアンドレジデンスへと名称変更)
・アットマインドエクスクルーシブ(アーデンホテルアンドレジデンスへと名称変更)
これらの3つはパタヤカンのソイARというソイに固まっている。
サービスドレジデンスは入ったことがないけれど、プレミアスイーツとエクスクルーシブは詳細なレポートを記事にしてある。
アットマインドプレミアスイーツホテル
関連記事:新築で清潔!洗濯機付と日本語TV放送あり。アットマインドプレミアスイーツホテル宿泊レポート@パタヤカン
アットマインドエクスクルーシブパタヤホテル
関連記事:日本語テレビ、ウォシュレット、バスタブ、洗濯機付きの完全新築ホテル、アットマインド エクスクルーシブパタヤ
プレミアスイーツとエクスクルーシブは、日本語テレビはもちろん、洗濯機と冷蔵庫とウォシュレットが付いており、日本人向けとしてはパタヤ屈指のホテルといえる。
アンバーホテル見学に同行した友人は、今回の宿泊先がアットマインドエクスクルーシブ。
最近のパタヤ訪問の際は、毎回のようにアットマインドプレミアスイーツかアットマインドエクスクルーシブに泊まっている。
関連記事:友人宿泊パタヤホテル、フリッパーロッジとアットマインドエクスクルーシブへ遊びに行く
まさにリアルタイムの実感として2つのホテルを比較できた。
やはり、部屋の設備的にはエクスクルーシブのほうがいいとのこと。
部屋の広さは、エクスクルーシブの通常グレードの部屋と、アンバーのグランドデラックスが同レベル。
エクスクルーシブの部屋には、洗濯機、電子レンジ、流し台、それにクローゼットもちゃんと設置してある。
ただし、バスタブはアンバーのほうが大きいそうだ。
また、スイミングプールとサウナは、アンバーの勝ち。
立地条件は断然アンバーに軍配。
次回のパタヤ訪問の際は、アンバーを候補に入れるとは言っていたが、洗濯機とウォシュレットがないのが残念とのこと。
電子レンジとキッチンは使わないから別にいらないそうだ。
あと、友人はバスタブがないと満足できないタイプ。
バスタブ付きがいいから、アンバーに泊まるならグランドデラックス一択だそうな。
あとは価格の問題だと言っていた。
また、コンドミニアムのThe Grassも一部をアットマインドの運営によってホテルとして貸し出している。
ザグラスサービスドスイーツバイアットマインド
関連記事:ザ グラス サービスド スイーツ バイ アット マインド宿泊レポート。日本語テレビ放送、ウォシュレット付きコンドミニアム。
ここも日本語テレビ放送ありだが、洗濯機とバスタブは付いていない。電子レンジとウォシュレットはあり。
価格的にはアットマインド系列で一番安い。
ただ場所がサウスパタヤのスクンビット寄りとなり、ウォーキングストリートで遊ぶならさほど問題ないが、ソイブッカオやLKメトロ方面で遊ぼうと考えているなら、かなり不便。
アンバーと同じような立地で新築ホテルがいいなら、隣のソイ19にあるSleep With Me(スリープウィズミー)と比較してもいいだろう。
価格帯でいえば、アンバーよりは安くなる。
関連記事:ソイブッカオの完全新築ホテル、Sleep with Me Pattaya 見学レポート
関連記事:実際に泊まってみた。スリープ ウイズ ミー パタヤ (Sleep with me Pattaya)宿泊レポート。
まとめ
アットマインドグループなのに洗濯機と電子レンジとウォシュレットが付いていないのは残念だが、パタヤで日本語のテレビ放送が見られるのは本当に珍しい。
それもソイブッカオとなると、日本のテレビ放送はおそらく初ではないのか。
しかも完全新築。どこをとってもぴかぴか状態。
グランドデラックスだと大きなバスタブ付きだ。
日本語テレビと大きなバスタブを考えると、ソイブッカオ近辺では日本人向けの最強ホテルかもしれない。
できれば、エクスクルーシブと同じ設備の部屋にしてほしかったが、アットマインドグループが日本人顧客を大事にしてくれているとはいえ、日本人だけを相手にしているわけではないし、立地的にも欧米人客が主体となりそう。
これ以上部屋の設備を増やすと宿泊料金も上がるだろうから、このあたりが限界か。
見学した6月下旬時点ではほとんど客はいなかった。がらがら状態。
これから人気が出てくるとは思われる。
部屋の綺麗さとスイミングプールは文句なし。素晴らしい。
ソイブッカオ近辺で過ごす予定なら立地条件もいい。
あとは、友人が言うように、価格との相談となる。
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