パタヤ沈没食事ライフの2回目。
今回は最近食べた屋台系を取り上げてみる。
タイは屋台文化が盛んだ。
パタヤでは移動屋台を大量に見かける。
バンコク中心部よりははるかに多いと思う。
というか、タイ全土で最も移動屋台が多いかもしれない、パタヤが。
それはバービアがいたるところにあるせいだと思う。
バービアで働く人たちはその場から基本的に動けないんで、物売り頼み。
次々の屋台が通りかかる。
料理屋台だけでなく、服や靴やアクセサリー売りもいて、見ていて飽きない。
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屋台ってタイ語でなんという?
そもそも、屋台ってタイ語でなんと言えばいいのか。
ここで指す屋台とは、移動式の屋台のこと。
ずっと疑問で、何度かタイ人に質問している。
答えがばらばらになるのはいかにもタイっぽいが、一般的には、車がついた移動式物売り屋台のことは、ロットケンと呼ぶことが多いみたい。
ロットは車だが、ケンがよくわからない。ロットケンで手押し車のことになるようだ。
食べ物を売る移動式屋台なら、ロットケンカイアーハーンになるのか。
カイが売る、アーハーンが料理。
または、単純にロットカイと呼ぶこともある。
ロットが車、カイが売る。
これはまあそのまんま。
あとは、バイクで動くか自動車で動くか手押しで動くかによって細かい言い方もあるようで、いろいろ教えてもらったが忘れた。
とりあえず移動屋台のことはロットケンないしロットカイと呼んでおけばいいかと。
実際の発音では、ロットのトはほとんど声に出さないので発音の際はご注意を。ロッケン、ロッカイと発音したほうがいいかも。
屋台の呼び名について詳しくは現地のタイ人に聞いてみましょう。
どうせ答えはばらばらになると思うけど。
そんなことを気にしているようではタイでは暮らせない。
食べたい屋台が通りかかったら、呼び止めて、購入すればいいだけだ。
気にするな。
いや待てよ。
車がついていない固定式の食べ物売り屋台はなんて呼べばいいのだろう?
ショップの前のスペースで小さな屋台を構えて営業しているところがたくさんある。
レストランならラーンアーハーンだ。これははっきりしている。
でも、屋台はちゃんとした店舗ではないから、ラーンとは呼べないのか?
車輪がついてないんでロットとも呼べないはず。
疑問は尽きないが、タイ人に聞いてもたぶん答えはあやふやなんで、やっぱり気にしないことにする。
屋台のサテ
サテも屋台で売っている。
が、数はかなり少ない。
たまたまソイブッカオの路地裏でサテ屋台に出くわした。
スモールが60バーツ。12本入り。
パンもあって1枚5バーツ。
小さめの食パンを網で挟んで炭火焼きにしてくれる。2枚オーダーして10バーツ。
合計70バーツ。
部屋にお持ち帰りして食べる。
タレと漬物は蓋付きの小さなカップに入れてくれる。
これは食べやすくていい。とっても親切。
サテ自体はいたって普通。
タレは、他店と同じくピーナッツが入ったものだが、ピーナッツ感は少なめ。意外と辛い。でもたっぷりかけても問題なし。
12本を一気に食べきった。
うまいなあ。
トーストは小さいんで2枚オーダーしても少ないくらい。
晩飯としては物足りかも。
バービアに持ち込んでビールのアテにすると最高。
サテ屋台はレア物につき、見つけたら即買いしましょう。
固定サテ屋台なら、ソーポン市場のサテがおすすめ。
関連記事:ソーポン市場のサテがうまい。10本で30バーツ。(追記あり、20本一気食い)
安くてうまいですな。
屋台の味付き焼き鳥
パタヤで焼き鳥屋台は無数に見かける。
ガイヤーンという言い方もするが、多くのタイ人は単純にバーベキューと呼んでいる。
このようなタイプの焼き鳥屋台が多い。
鶏肉メインだが、豚や牛の串焼きもある。
日本人的には焼き鳥という言い方がしっくりくるかと。
さて、今回の焼き鳥屋台は少し変わっている。すべて鶏肉とのこと。
でも、通常の焼き鳥とは違って、赤い。
これはマリネしてあるためだ。
この手のマリネ肉はちょこっちょこと見かけるし、味もよくわかっているのだが、どうやってマリネしているのかはいまだに不明。
すべて一串10バーツと言われた。
けっこう大きな串もあるし、割り箸に挟んであったりもする。
これで10バーツは安い。
てきとうに3本購入。あとはカオニャオ(もち米)を10バーツぶん。
合計40バーツ。
一番左側のやつは、割り箸に肉を挟んでいる。割り箸の先端を針金で止めてあるので要注意。針金を外すと綺麗に肉が食べられる。
おっと、これは鶏皮だ。
皮のあぶらが最高にいい。焼き鳥は皮が好きだ。
マリネされてあって、なんともいえない風味が加わっている。
うまいね。
あとの2本は普通の焼き鳥。もも肉かな。
マリネの香りが強めで、途中で食べるのがしんどくなってきた。
おいしいとは思うけれど、量は食べれないなあ、これ。
カオニャオとの相性もいいけれど、やっぱりビールのアテ向きかね。
屋台のクイティアオ
これはソイ7のバービアで腹が減っている時に食べた屋台のクイティアオだ。
バービアの知り合いがあのクイティアオ屋台はおいしいよと教えてくれた。
というか、バービア嬢が通りかかったロットケンを大声で止めてくれた。
で、このクイティアオが本当にうまかった。
スープは普通のクリアスープ(ナムサイ)、麺はバミーを指定。具材は鶏肉。
スープがとにかくうまい。
すっきりした味ながら、どこか深みもあって、なんだか虜になる。
バービアに持ち込んで食べるラーメンは、なんておいしいことか。
クイティアオ並盛り40バーツ。
食後はビールをぐびっとあおる。
ビールが70バーツほど。
合わせて110バーツで、ビールとラーメンが同時に楽しめる。
これぞパタヤのバービアの醍醐味だよなあ。
肝心のロットケンの写真は取り忘れた。
まあ、ずっと移動しているんで、写真があってもあまり意味はない。
バービアでクイティアオが食べたいなら、バービアで働いている人に、おいしいクイティアオ屋台が来たら教えてくれと頼んでおくといい。
バービアによっては、ちゃんとした丼容器を貸してくれたりもする。
イサーン料理屋台のナムトックムー
パタヤではイサーン(タイの東北地方)から出稼ぎに来ている人が圧倒的に多い。
右を見ても左を見てもイサーン出身者たちだ。
当然のようにイサーン料理屋台も数多く存在する。
イサーン料理屋台でよくオーダーするのが、ナムトックムーだ。
焼いた豚肉と野菜とハーブを和えてサラダ仕立てにしたもの。
辛味と酸味が効いていて、味付けは同じくイサーン料理のラーブとよく似ている。
この屋台のナムトックムーは、唐辛子がそのままどんと乗っかっている。
うーん、さすがは本場イサーン仕様。
さすがに唐辛子を丸ごとは食べないが、それでも辛さは充分。
ナムトックムーはカオニャオと一緒に食べるのがベストだろうけど、やっぱりビールにも合うのだ。
晩飯としてもいけるし、ビールのアテとしてもいける。
ナムトックムー最高。
バービアでナムトックムーを持ち込むと、イサーン出身のバービア嬢たちからの受けは上々。
あなたはイサーン料理が好きなのねと好印象だ。
いやまあおいしいから食べるだけだけど、どうせなら受けたほうがいいよね。
今回はここまで。
タイの移動式食べ物屋台を紹介するつもりが、バービアのつまみ持ち込み紹介になってしまった感があるが、パタヤではバービアで飯を食べるのはいたって普通のことなんで、これもパタヤの風物詩として頭に入れておいてほしい。
屋台飯ネタはパタヤで沈没生活を送っているといくらでもたまっていく。おいおいまとめて紹介していく予定。
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