パタヤの新築ホテル、アットマインドプレミアスイーツホテルに宿泊してみた。
場所はパタヤカンのソイ12でPJインホテルの目の前。
新築、清潔、設備充実、洗濯機も電子レンジもキッチンも付いていて、さらにテレビではBS1やWOWOWシネマが放送されており、日本語でオリンピック放送を見ることができた。映画はもちろん日本語字幕付きである。
とにかく素晴らしいホテルだった。
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設備、室内、日本語テレビ放送、洗濯機の使い方、周辺施設など、詳しく紹介していきます。
目次
アット マインド プレミア スイーツ ホテル (At Mind Premier Suites Hotel)
外観
2016年8月上旬現在、正面入口は工事中のため、駐車場から建物内に出入りするようになっている。
レセプションの前を通らないため、ゲストの連れ込みに関しては、実質的にノーチェックとなる。
よってジョイナーフィー無料。IDチェックもなし。
(通常時は不明だが、たぶんJF無料でしょう。かりにチェックありでも、駐車場から入ればいいだけなんで。)
(2017年2月追記)
ジョイナーフィーは無料。
IDチェックは、レセプション担当によりけり。
友人知人が何度も連れて帰ったが、駐車場からエレベーターに直行した場合、ちらっとレセプションから一瞥されるだけで、ノーチェックだったそうな。
ロビー
レセプション
午前11時半に訪れると、チェックインまでは少し時間がかかると言われた。本来のチェックイン時刻は午後2時。
わたしは午後1時には部屋に入ることができた。ベルボーイの荷物運びはなし。
客室フロアの廊下
7階の部屋をあてがわれた。
部屋タイプは、スーペリアである。カードキーとなっている。
スーペリアルーム部屋内部
ドアをあけたところ
手前がキッチンと浴室、奥にベッドがある。
広い。綺麗。
ベランダ側は、ほぼ全面ガラス張りとなっている。
もっとも、向かい側が別のホテルのベランダとなっていて、お互いに丸見え状態。普段はカーテンを閉めることになりそうだ。
ベッド脇にはサイドテーブル。コンセントもそれぞれついているし、部屋の照明のオンオフも可能。
窓側にはソファーベッドもある。
かなり気持ちいい。ここからテレビも見られる。
クローゼット内部
セーフティボックスとランドリーバッグ、さらにヘアドライヤーが置いてある。
ハンガーも少々。スリッパもある。
一人掛けソファーとテーブルがあり、さらに小さな食卓とイスが2脚。
食卓の上には、電子ケトルと無料の水2本、コーヒーカップとグラス、さらにインスタントのコーヒーと紅茶と緑茶が用意してある。
ひそかに緑茶はうれしい。
テレビは日本語放送あり
テレビは、壁掛け液晶型。
電源を入れると、アットマインドグループ独自の放送が流れて、ちょっとびっくり。
それからチャンネルを選べるようになる。
さらにびっくりしたのが、日本語放送が豊富なこと。
まったく予期していなかったので、いきなり日本語放送のオリンピックが映ったときは、我が目を疑った。NHK BS1だ。
まさかパタヤでオリンピックの日本語放送が見られるとは思ってもみなかった。
これまで宿泊したホテルの中では、テレビの映りはここが一番綺麗。
ついついオリンピック放送を見入ってしまったよ。
がんばれ日本。
さらに、映画チャンネルが3つもある。
WOWOWシネマ、STAR1、Movie Plusの3つだ。
すべて日本の放送で、日本語字幕ないし吹き替えで映画が見られる。
すげえ。
あと、JAPANと表示されているチャンネルがもう一つあったが、まったく映らなかった。たぶん、NHKプレミアだと思われる。
こりゃあ、パタヤのホテルで紅白歌合戦も見られるかもね。
まあ、パタヤまで旅行に来て、日本のテレビを求めるなんて本末転倒かもしれないけれど、やっぱり見られると嬉しいもんです。
ちなみに、パタヤのケーブルテレビでおなじみのPATTAYA PEOPLE TVなんかはチャンネルに含まれてません。
これはこれで寂しい。
(2017年2月追記)
その後、チャンネル変更があった。
日本語映画チャンネルは、WOWWOWのみ。そのかわり、日本の民放が4つ映るようになった。東京キー局の主要民放4つだ。リアルタイムでの放映となる。バンコクはともかく、パタヤでは非常にレア。
キッチンまわりと洗濯機
キッチンまわりには、冷蔵庫はもちろん電子レンジもある。
冷蔵庫は空の状態です。ミニバーはありません。
電熱プレートは実際に利用可能。
引き出しには、食器類も備わっている。
あとは鍋でもあれば、ここで自炊もできるね。
すごいのは、ドラム式洗濯機があること。
これは、パタヤのホテルでは初めて見た。
洗濯機の使い方
ドラム式洗濯機は、説明書きは英語とタイ語表記で、日本人にはちょっとわかりづらいかも。
日本でもこのタイプの洗濯機を利用したことはないが、英語の説明をもとに適当に使ってみた。
まず、右上のボタンで電源を入れる。
するとライトがつく。
あとは、左側のダイヤルをまわして、自分の希望するコースを選択する。
わたしは、長旅で汚れたジーパンを洗いたかったので、「DENIM」で。すると、必要時間が表示される。この場合、69分だ。
Tシャツなんかを軽く洗いたいだけの場合は、15 QUICK WASHで。
SYNTHETICSは、化学合成繊維のこと。
SPINは、脱水機能で、ただひたすらドラムがぐるぐる廻るだけ。
RINSE+SPINだと、すすぎと脱水を行ってくれる。
また、水温や回転数も調整できる。
Temp.は、もちろん水温のこと。
Spinは、ドラムの回転数。1200にすると、とてつもなく早い速度でぐるぐる廻る。マシンが壊れるんじゃないかというくらいの爆速ぶり。衣服が傷つきやすいんでほどほどで。
コースによっては、オプション機能もある。
これはアイコンだけなので、わたしにはわからない。なんなんでしょうかね。
Delay Endは、単に終了時間を遅らせるためのものでしょう。予約機能みたいなものか。
Soakは、「浸す、つける」って意味だから、たぶん漬け置き洗いしてくれるんでしょうな。
すべて設定したら、洗剤入れの引き出しを開けて、洗剤を投入しましょう。
3つあって、区別がよくわからない。たぶん、一番左がメインで、一番右が柔軟剤とか漂白剤入れかしらん。
わたしはてきとーに粉末洗剤をぶちこんでおいた。
準備万端となったら、スタートボタンを押す。
あとは全自動で最後まで。
なお、洗濯が始まると、ドアはロックされます。開けることはできない。一時停止しても開けられない。
どうしても中止する場合は、電源を落とす必要がありそうだ。
また、洗濯終了後は1分くらいは、ドアがロックされたままなので、気長に待ちましょう。
いろいろいじってみたが、どうやら乾燥機能は付いてないようだ。
残念。
ベランダに干しましょう。
でも、長旅でたまった衣服の汚れを一気に落とすことができた。
まあ、近所にコインランドリーがあるんで、30バーツもだせば洗濯機を利用できるんだけど、自分の部屋の中で洗濯できるって、かなり贅沢でいいよね。
ちなみに、ホテルのランドリーサービスの料金表はこちら。
まあ、それなりのお値段です。
バルコニー
ベランダは狹いですね。
室内は喫煙のため、タバコはベランダに出て、こっそり吸うしかなさそう。灰皿は置いてません。
(後日、掃除担当者に話を聞くと、ベランダでの喫煙はオッケーとのこと)
先述のとおり、わたしの泊まった部屋の向かい側は、別のホテル。高さも同じくらいあるんで、お互いに丸見え状態。
向かいのPATTAYA LOFT HOTELは、インドアラブ系の宿泊客が多いみたい。
なお、アットマインドプレミアスイーツの主な宿泊客は、ファランと富裕層のタイ人がメイン。あとは日本人と韓国人少々といった感じだろうか。
ちなみに、夜はとても静かだった。
バルコニー側の防音がしっかりしているようで、外の騒音はほとんど聞こえなかった。
浴室
新築だけあって、浴室内もぴかぴかだ。
タオルは、ボディタオルとフェイスタオルが2組ずつ。
アメニティは、シャワーキャップ、綿棒、液体石鹸など。歯ブラシと櫛は見当たらない。
シャワーブースはガラス扉付きで、洗面所が濡れないようになっている。
ただ、立て付けが微妙に甘くて、ドアの隙間からちょっとだけ水漏れしてしまう。
シャワーは天井式とハンド式の両方。
水圧と湯温ともまったく問題なし。
シャワージェルとシャンプーは備わっている。
洗面台の蛇口の位置取りが悪くて、シンクの縁ぎりぎりにしか水が流れない。手を洗うと洗面台も濡れてしまう。これは、設計ミスですな。
まあ、文句を言うレベルではない。
(スーペリアはバスタブなし。グレードを上げると、バスタブ付きの部屋がある。実際に宿泊した友人の話では、湯量も問題なく湯をはれたそうな。)
(2018年追記)
その後、トイレは順次ウォシュレット付きとなっていったようだ。
2018年9月友人が宿泊した際はウォシュレット付きとなっていたとのこと。
Wi-Fi
Wi-Fiはもちろん無料。
ブラウザーを開いてログインが必要なタイプだ。
チェックイン時にパスワードについて説明を受ける。
簡単にいえば、ログイン名もパスワードも自分の部屋番号を入れればいいだけです。
わたしは、端末3台つなげてみたが、どれもちゃんと繋がった。速度も申し分なし。YouTubeもさくさく見られた。大したもんです。
館内設備
館内設備は2階に集まっている。
レストラン入り口
レストランは使用しておらず詳細不明。
宿泊プランによっては、朝食付きなので、ここで食べることになる。
アゴダの口コミによれば、日本米、味噌汁、漬物もあるそうだ。
(実際に利用した友人いわく、納豆はなかったそうだ。あと、日本米はいまいちだったみたい。)
スイミングプール入口
利用時間は午前6時から午後9時まで。
プールは横長で狹いですな。がっつり泳ぐには向いていない。景観もあまりよくないし。
ベッドの数はそれほど多くないけれど、利用者は誰もいなかった。
注意書きによれば、予約不可で早いもの勝ちだそうです。譲り合いの精神で。
ロッカーあり。
灰皿も置いてあり、ここでは喫煙可能。
(追記。その後、禁煙となった。ご注意を。)
プール横にフィットネスジムあり
それなりに機器は揃っている。
また、トイレ内にはサウナがある。
ものすごく狭くて、一人しか座るスペースがない。
表にスイッチがあって電源のオンオフや調整は自分でどうぞ。
シャワーも付いてます。
が、サウナがトイレ内にあるので、トイレ入り口のドアをロックしてしまうと、他の人はトイレが利用できない。
まあ、サウナだけ使う場合は、ドアは開けておきましょう。
地図と周辺施設
場所は、パタヤカンのソイ12。さらに細かく言うと、パタヤカン12のソイ3となる。
パタヤカン(セントラルパタヤ通り)の大通りからは、歩いて3分くらい。
以前紹介したPJインの向かい側にあるので、周辺施設や食どころの説明はまったく同じ。地図も共用。
関連記事:PJインパタヤ宿泊レポート@パタヤカン
地図
(黄色のベッドアイコンがアットマインドプレミアスイーツ)
パタヤカンまで出れば、ソンテウは走っているが、本数は少なめ。東へ向かえば、ビッグCエクストラやハーバーパタヤといったショッピングモールへ一本。
また、パタヤカンを渡って少し歩くと、ソイブッカオ入り口となる。
もちろんセカンドロードに出れば、ノース方面行きソンテウに乗れる。
ウォーキングストリートへ行くなら、ブッカオでソンテウに乗ったほういいでしょう。
コンビニはホテルを出て1分とかからないところにファミリーマートがある。
いくつか、おいしいローカルフードの食事どころを紹介しておく。
ナムトックムーのおいしいイサーン屋台。ソイ12の入り口にある。店頭の七輪で豚肉を焼いているのですぐにわかるだろう。
⇒パタヤカンソイ12イサーン屋台のナムトックムー(ムーヤーン)がうまい
バミー屋台。隣のソイのファミリーマート前で営業している。バミーヘンがうまい。
⇒パタヤカンソイ14屋台のバミーヘン(汁なしラーメン)うまし
パタヤで一番と評されるフライドチキン屋。地元タイ人からも大人気の唐揚げ屋さん。人気も納得の味。
⇒まさかの唐揚げ一個2バーツ?パタヤ至高のフライドチキン。
食べ放題ムーガタレストラン、アーイー。ハリウッドの少し手前にある。シーフードまで食べ放題で249バーツ。
⇒ハリウッド近くにあるシーフード食べ放題ムーガタ屋、アーイー
外国人長期滞在者とローカルが混在するエリアで、探せばうまくて安い店はたくさん見つかるだろう。
パタヤ完全初心者には、若干厳しい立地かもしれないけれど、少しパタヤに慣れている人ならまったく問題ないでしょう。
レンタルバイク派なら、ほんとう、最高です。
宿泊料金と予約先
たまたま宿泊時期がよかったのか、格安で泊まることができた。
アゴダで1泊税込み2893円。
1000バーツを切る勢いだ。
チェックアウト時に、一ヶ月ロングステイする場合の料金を聞いてみた。
すると、電卓で示された額面は、一ヶ月42000バーツ。
レセプションの女性は申し訳なさそうに、「インターネットで予約したほうが安いの」と言っていた。
どうやら直接交渉による長期割引はなさそうだ。ウォークインで1泊1400バーツを30日で計算しただけか。
事前予約したほうが確実だし安くなりそうだ。
各社によって割り引き率が違うことがあるので、詳細は以下からどうぞ。
まとめ
この設備なら文句なし。
日本語テレビ放送があったり緑茶を用意してくれたり、朝食に味噌汁があったりと、日本人にもフレンドリーな姿勢がうかがえる。
施工に関してはタイらしい緩い点もあるけれど、3000円という価格帯を考えると、これ以上を求めるのは無理というものだ。
個人的にはリオオリンピックが日本語で見られただけで大満足。あと、長旅で汚れきった衣服をすべて綺麗に洗濯できたことも大きい。
短期でも長期でもそれぞれ満足できそうだ。
良いホテルです。おすすめ。
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