バミーとは中華麺のことで、通常はスープに入れて食べる。要するにラーメンだ。
注文の際はバミーとだけ告げればオッケーだが、バミーナムと指定したほうがわかりやすい。
それに対して、バミーヘンとは、汁なしのバミーのこと。
スープ無しのラーメンって、つけ麺のことかと思いきや、汁なしでのそのまま食べるのである。
いや、別皿でスープを用意してくれるが、あえてつけ麺にせずそのまま食べる。
以前は汁なしラーメンなんて、と思っていたが、意外とこれがおいしいのだ。
店によりけりなのは当然だが、麺がしっかりしている店なら、けっこうイケる。
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パタヤカンソイ14のバミー屋台
今回食べたのは、パタヤカンソイ14を進んだところにある屋台。
たぶん夕方からファミリーマート前で営業している。
地図
地図を見ればわかるように、パタヤカンとブッカオ交差点からも使い。
歩いて2,3分あれば行ける。
店構え
見るからにバミー&カオマンガイの屋台。
なんとなく直感で、バミーヘンを注文してみると、これがおいしかった。
麺の湯がき方や処理が丁寧なんだよね。
スープの熱さや味でごまかしがきかないぶん、バミーヘンは麺が大事。
ここのはちょうどいい茹で加減と水切り具合。
具材はムーデーン(焼豚)とルークチン(つみれ)と野菜といういたってシンプルなもの。
ムーデーンは特筆して上等なものではないけれど、麺にマッチしている。
スープは自動的についてきたが、これはカオマンガイ用のものだろう。
もちろんタイのクイティアオでは、汁付きだろうが、自分で調味料を加えて味をととのえるのが基本。
バミーヘンでも同じ。
唐辛子、砂糖、酢、ナンプラーを加える。
で、ひたすらよくかき混ぜる。
ちょっとだけ水分がほしかったので、スープをちょろっと加えておいた。
これでばっちり。
実にうまかった。
麺の歯ごたえと、焼豚と、ナンプラーの香ばしさがダイレクトに伝わってくる。
汁なしの醍醐味だ。
あっという間に完食してしまった。
化学調味料と塩分たっぷりのスープがないぶん、ちょっとはヘルシーか。
いかんせん量が少ないのが難点。
普通盛り(タマダー)で40バーツ。
大盛り(ピセー)にしたほうがいいかな。
汁なしラーメンなんてと敬遠している人も、一度はバミーヘンを食べてみてほしい。
クイティアオ屋ならどこでも食べられるはずだけど、バミーはバミーメインの店のほうがいいでしょう。
とりあえず、このパタヤカンソイ14のファミマ前屋台のバミーヘンは、間違いなくおいしいです。
(追記2017年7月)
その後何度も食べたが、いつでもうまい。
友人からも高評価。
が、つい先日、訪れると、やや作り方が変わっていた。
現在の店構え
現在のバミーヘン
カオムーデーン用のタレがかかっている。
これはこれでおいしいけれど、以前のほうが好きだ。
できれば、このタレはかけないでもらったがいい。
(2018年4月追記)
最新の店構え。たぶん、変わっていない。
バミーヘンには、あまりタレがかかっていない。昔の味付けに戻った印象。
やっぱり、うまい。
ルークチンが入っていないのはご愛嬌。
お値段変わらず40バーツ。おすすめだ。
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