バミーヘンとは、汁なしラーメンのこと。
バミーが、玉子麺。まあ、中華麺ですな。
ヘンが、乾いている状態。つまり汁なし。
汁ありの普通のバミーのことは、バミーナムと呼ぶ。
ナムが水=汁。
日本のつけ麺とはまた別物だが、タイでは汁なしのバミーヘンはよく食べられている。
昔は汁なしのバミーなんてと思っていたけれど、慣れてくれると、バミーヘンで食べたくなってしまうのが不思議。
すっかりはまってしまった。
そこで、過去紹介してきたバミー屋で、ひたすらバミーヘン食べ歩く企画をやってみた。
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目次
パタヤのバミー屋
焼豚(ムーデーン)入りのバミーは、基本的にはバミー専門店で食べることにしている。
通常のクイティアオ屋にもバミーを取り扱っているけど、やはりバミーは専門店で食べるのがいい。
店頭に焼豚が陳列してあれば、だいたいバミーとカオムーデーンがメインの店だ。
こういった店では、ごく普通にバミーヘンを売っている。
では、紹介していこう。
パタヤカンのファミマ前屋台
バミーヘンにはまったのは、パタヤカンのソイ14のファミリーマート前屋台のバミーヘンがそもそものきっかけだった。
ここのバミーヘンがうまかった。
関連記事:パタヤカンソイ14屋台のバミーヘン(汁なしラーメン)うまし
ちょっと味付けが変わったこともあったが、今でもおいしさに変わりなし。
40バーツの並盛りは量が少なめ。がっつり食べるなら大盛り(ピセー)にすべし。
ノースパタヤの源記レエストラン
ここは最近紹介したばかり。叉焼と雲呑の店だ。
関連記事:叉焼麺のおいしいバミー屋 源記レストラン
バミーナムはすっきりしたスープでパンチに欠ける。
バミーヘンにして、ナンプラーやら砂糖やら唐辛子を自分で入れて味を整えると、かなりうまくなった。特に焼豚はうまい。
並盛り50バーツと少し高めだが、店内はおしゃれだし、昼間においしいバミーヘンが食べたいならここはおすすめ。
ソイニュープラザのチャイシー
ここから既存店の食べ比べスタート。
まずは、ソイブッカオ近辺で簡単に焼豚入りバミーが食べられる屋台へ。
ソイニュープラザにあるCHY4という屋台。チェーン店ですな。
関連記事:ソイニュープラザのバミー屋はワンタンが名物。ソイブッカオ近辺では一押し。
これまで何度もバミーナムは食べてきたけれど、ヘンにするのは初めて。
並盛りで40バーツ。
注文時に「サイ ギアオ マイ?」と聞かれた。ワンタンを入れるかどうかだ。もちろんワンタン入りでお願いします。
やや細切れながらも焼豚多め。ワンタンは3個くらい。
バミー専門のチェーン店だけあって、味は安定している。
ナンプラーなどの調味料で軽く味を整えるだけで、普通においしく食べられる。
付け合せのスープには、冬瓜入り。
ワンタンはこのスープに投入して食べたほうがいいかも。
バミーナムともどもハズレのない味。
食べて損なし。
チャイシーはあちこちに屋台が出ているんで、たぶん、どこで食べても大差はないと思われる。
これはウォーキングストリートの裏手にあるチャイシー。まだあるかは不明。
ソイブッカオ南側屋台
ソイブッカオの南端近く、ファミリーマート前でバミーナム、カオマンガイなどを扱う屋台。
まだあまり屋台やローカル食堂を開拓していない頃は、よくここでバミーナムを食べていた。
具も麺も多くて、味もまずまずだった。
バミーヘンを食べるのは今回が初。
ワンタンは入っていない。
その他の具材はバミーナムと同じ。ただ、砕きピーナッツが大量にかかっている。
いろいろ味を整えてみたが、どうにもすっきりしない。なんだか輪郭がぼやけた味となった。
スープには大きめの冬瓜入り。このスープはそこそこおいしい。
というわけで、この屋台では汁ありで食べたほうが良さそう。
パタヤタイ沿いの屋台(ダイヤモンドプレイスホテル前)
続いては、パタヤタイへ。
ダイヤモンドプレイスというホテルの道路向かい側にあるバミー屋台だ。
ここは、カオカームーやカオムークロップもそこそこおいしい。
関連記事:カオムークロップとカオムーデーン屋台。バミーとワンタンスープもあるよ。
関連記事:バミーギアオは、ワンタン入りバミーナム@パタヤタイソイ18
バミーヘンの大盛りをオーダー。
ワンタンを入れてくれたと頼んだつもりが入っていなかった。
思ったほど丼は大きくない。
でも、焼豚の量が多い。
一番上に何やら正体不明の香辛料みたいなのが乗っている。また、麺の下にはわずかにタレのようなものが沈んでいる。
満遍なく麺をかき混ぜるだけで、しっかりと味が出る。
ちょっとだけ唐辛子やナンプラーを混ぜるだけでいいかも。
ここのバミーヘンはおいしい。かなりいける。
スープは濃い目。麺をスープにひたしてつけ麺仕様にしてもおいしい。
おすすめ度高し。
サードロードのソイレンキー向かい側屋台
ソイレンキーを出てサードロードを渡った先にあるバミー屋台だ。
すぐ隣は、高層ホテルのLKプレジデント。
赤いスープが特徴のバミーナム屋として紹介した。
関連記事:サードロードのバミー専門店のスープは赤くて美味いのであります。
バミーナムは何度も食べているが、ヘンにするのは初。
大盛りで50バーツ。ワンタンは入っていない。
付け合せのスープはやや赤みがかった色。冬瓜なし。たぶん、バミーナムのスープそのまんま。
大盛りだが思ったより量は多くない。
焼豚は細切れ。
ここも一番上に何やら香辛料らしきものが乗せられている。麺の下には調味料。
ダイヤモンドプレイス前の屋台と同じ系統の味だ。
おいしい。確かにおいしい。
でも、ダイヤモンドプレイス前のほうが味は上だと思う。食べてもまったく損はしないレベルだけど、ダイヤモンドプレイス前のほうがおすすめ。
パタヤタイとサードロード交差点近く
最後に食べたのが、パタヤタイとサードロード交差点近くの屋台。
ここは、焼豚がおいしいと評判。
関連記事:山盛り焼き豚が目印。パタヤタイのバミーナームとカオムーデーン屋台。
深夜0時過ぎの訪問だったが、ローカルタイ人でにぎわっていた。
バミーヘンをオーダー。「サイ ギアオ マイ」と聞かれたので、もちろん「サイ」と答える。これでワンタン入りとなる。
丼がでかい。
写真ではわかりづらいけど、とにかくでかい。大盛り指定はしていないが、自動的に大盛りになったみたい。50バーツ。
麺の茹で加減はばっちり。
焼豚はうまい。
ワンタンもうまい。
ここも一番上には香辛料のようなものが乗せてある。これがポイント高し。ピリ辛で風味たっぷり。
かき混ぜるだけでしっかり味が出る。
あとは軽くナンプラーと唐辛子と砂糖を足せばいいだけ。
付け合せのスープもうまくて、ワンタンと一緒に飲むとなかなかのもの。
タイのクイティアオやバミーは、大盛りにしてもたかだか量はしれているが、ここの大盛りは文字通り腹一杯になれる量。
バミーナムでもバミーヘンでもどちらでもいけますな、この屋台は。
というわけで、今回食べ比べしてきた中では、一押し。
大盛りバミーヘンの満足度は非常に高い。
パタヤグルメマップ
それぞれの店の場所は、パタヤグルメマップを参考にどうぞ。
すべて掲載しています。
丼マークを目印に探してください。
源記レストラン以外は、基本的に夕方ないし夜からの営業です。
まとめ
一番最後に食べた屋台がベストという結論に達した。
が、若干場所が不便。ソイブッカオから徒歩でも訪問可能だけど、ちょっと面倒かも。
それなりにおいしいバミーヘンをさくっと食べたいなら、やっぱりソイニュープラザのチャイシーが無難かなあ。
あとは好みの問題もあるんで、各自食べ歩いてみてほしい。
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