ファランの町、パタヤは洋食天国だ。
いたるところに洋食を扱うレストランがある。
洋食を全面に押し出していても、サブメニュー的にタイ料理を提供するレストランがほとんど。これは、ファラン客に同行してきたタイ人向けといったところだろうか。
が、今回紹介するソイニュープラザにある洋食レストラン(というか食堂)は、タイ料理置いてませんと宣言している潔さ。
メニューはすべて洋食、ファラン飯。
これぞパタヤのファラン飯食堂です。
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THE MARKET CAFE
場所はソイニュープラザの真ん中あたり。二又に別れる地点よりもソイブッカオ寄りだ。
地図
メニュー表紙によれば、店名は「THE MARKET CAFE」
でも、たぶん、誰も店名なんて気にしていないと思う。
半野外というか、壁のない造りで、テーブルが4,5個並ぶだけの小さな店。レストランではなくて食堂といった雰囲気だ。
向こうに見えるネオンサインがソイブッカオのバービア群となる。
壁には洋食メニューの写真がずらり。
まあ、どれも茶色い。体には悪そうだが、元気は出そうだ。
メニュー
ブレックファースト、ステーキ、サンドイッチ、ビーフシチューなどなど。タイ料理は一切ない。
文字よりも壁に貼られた写真を指差して注文したほうが楽でよさそう。
ドリンクメニューは、コーヒーも水もコーラも20バーツ。コーヒーはインスタントだろうけど、20バーツは安い。
ミックスグリル
日本の洋食レストランやファミレスで食べるミックスグリルが大好き。
ハンバーグ、エビフライ、チキンソテー、ソーセージなどなど。ご飯は、お茶碗でなくて、平皿で盛られているのがポイント。
寿司よりも天ぷらよりも好きかもしれない。
このソイニュープラザ食堂に、MIXED GRILLの文字を見つけた時は胸が踊った。
見本写真を眺めていると、さすがにご飯はないがパンがセットになっているようだ。
そのセット内容は、ビーフステーキ、フライドオニオン、ポークステーキ、ソーセージ、ベーコン、チキンフィレ、ポテト、目玉焼き2個、焼きトマト、パンとなる。
書き出しただけでも、もはや収拾不可能な分量。
これで225バーツ。
さすがにこれは無理っぽい。
でも、MINI GRILLという小サイズのミックスグリルもある。
ポークステーキ、ソーセージ、ベーコン、チキンフィレ、目玉焼き、豆orトマト、ポテト(フレンチフライかマッシュポテト)、パン。
こちらは160バーツ。
これなら、何とか食べられそうだ。
トマトとフレンチフライを選択して、オーダー。
実物がこちら
ポークステーキが一番大きい。ベーコンとチキンフィレは小さめ。
ソーセージはかなり濃厚な味。
ポテトはどっちゃり。
パンはトーストしておらず、最初からバター(というか甘ったるいマーガリンみたいなやつ)が塗られている。
なんというんでしょうか、すべてが大雑把な味で、いかにもファラン飯ですな。
チキンフィレが一番やわらかくて食べやすい。ポークステーキは普通です。
ミニグリルでもお腹いっぱいです。
これで大サイズのミックスグリルにしたら、えらいことになりそうだ。
日本の洋食屋のミックスグリルとは、全然別物になってしまったが、これはこれでいいでしょう。
まあ、本来の洋食のミックスグリルはこういったもの。
パタヤでは本来のミックスグリルが格安で食べられます。
胃もたれ必死ですけどね。
ブレックファースト
パタヤブレックファーストマニアとしては、朝食も試してみなくては、と後日再訪問。
終日提供のブレックファーストが2種類。
大サイズのクオリティブレックファーストが139バーツ、スモールブレックファーストが89バーツ。
小でもいいような気がしたが、大にはポテトが付いてくるようだ。ポテト好きなので、思わず大を選択。
こちらが、大サイズのクオリティブレックファーストです。
卵はスクランブルエッグにしてもらった。
濃厚なソーセージが2本、ベーコン2枚、卵、焼きトマト一個、ベイクドビーンズ、ポテトフライ(いわゆるホームフライ)、それにトーストが2枚。
ミニグリルと違って、パンはきちんとトーストされている。バターが塗り込んであるのは一緒。
まあ、ほぼ見たまんまの味です。
ベーコンは肉厚タイプ。個人的には薄くて脂身の多いカリカリタイプのほうが好き。
豆とポテトはイングリッシュブレックファースト系の定番ですな。
ソーセージは、皮が薄めで中身が濃いタイプ。
コーヒーの他に、オレンジジュースも付いてくる。
これまた腹いっぱいだよ。
この量と味で139バーツなら、まずまずといったところでしょうかね。
同じくソイニュープラザにある、FRYDAYのブレックファーストが120バーツ。
関連記事:FRYDAYがブレックファーストを始めた。昼2時からなのに朝食とはこれいかに。
ソイニュープラザとソイブッカオの角にあるTAKE AWAYの小ブレックファーストが125バーツ。
関連記事:TAKE AWAYレストランのブレックファースト125バーツ@ソイブッカオとソイニュープラザ交差点
3者を比較した場合、量と味と価格を考えると、FRYDAYに軍配があがる。が、FRYDAYは営業開始が午後2時というパタヤタイム仕様。
その点、このマーケットカフェは朝から営業している。
営業時間は、午前9時15分から午後8時半まで。
日曜日が定休日です。
手書きメニューのポークチョップが気になるところ。
250gの肉で165バーツ。野菜が3種類ついて、あとは豆とパンがセットになっている。
ファラン客が注文したのを見てみると、大皿にこれでもかと肉が鎮座していた。思いっきり腹を減らした状態で試してみたい。
まとめ
ソイニュープラザのザ・洋食食堂マーケットカフェは、どれを食べてもお腹いっぱいになれるでしょう。
日本とはかなり様相を異にしたミックスグリルだけど、普通においしく食べられます。
ああ、個人的にはエビフライをセットメニューにしてほしい。タルタルソースで食べたい。できれば、デミグラスソースのハンバーグも付けてほしいなあ。
ソイニュープラザでファラン飯を食べながらも、そんな日本風洋食屋もパタヤに登場してほしいと願う今日この頃なのであった。
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