どうも。
安くてうまい屋台を求めて、日夜パタヤをさまよい歩いております。
体重が少し増えてまいりました。
60Kgだったところが、62kgと微増。
食べている量はおそらく日本より減っているはずなのに不思議でございますね。
おいしいけれど油分と糖分が多めのタイ料理のせいです。
マイペンライです。
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バミー屋台
さて、本日紹介するローカル屋台は、サードロードに夜になると出現するバミー屋台であります。
場所は、ブッカオのソイレンキーからサードロードを渡ったところ。
昼間はバイク屋で、夜になるとバイク屋前に屋台とテーブルを並べて開店しております。
ここも以前から気になっておりました。
ようやく初訪問となったので、レポート致します。
まずは調理屋台をのぞきます。
ふむふむ、ムーデーンが吊るしてありますな。
焼き豚でございますね。
赤い色が食欲をかきたてます。
いいですね。
黄色い麺も見えます。
屋台のおばさんに「ミーアライ」と質問するまでもありません。
どっからどう見てもここはバミー屋台です。
おもむろに、「アオ バミーナーム」とだけ注文いたします。
これだけで通じるのであります。
何なら「アオ」もいりません。
男は寡黙にバミーナームです。
テーブルでおとなしく待ちます。
水は自分で汲みましょう。
反対側に見える路地がソイレンキーであります。
まわりのテーブルを見回すと、100%タイ人だらけですね。
ファランや日本人は見かけません。
おっと、次々とバイクに乗ったタイ人がやって来ます。
3人乗りの親子も登場であります。
なかなかの繁盛ぶり。
これは期待がもてます。
タイ人がわざわざバイクに乗ってやって来るということは、その店がうまいという証左なのであります。
おや、10分ほど待っても、まだ料理が到着しません。
屋台にしては時間がかかっております。
丁寧に作っているのでありましょう。
のんびり待ちましょう。
短気は損気、本気にレンキー、あなた元気でぼく病気。
鼻の下は伸ばしても麺は伸ばすな。
しょうもない語呂合わせで戯れているあいだに丼の到着となりました。
待望のご対面であります。
どん!
赤い。
スープが赤いのであります。
うむむ、これは、パタヤ湾に沈みゆく夕日の色か、はたまた夜通し遊んだ末に拝む朝日の色か。
その燃えたぎるような赤は、今宵の獲物を物色する血走った男の目のようでもあり、まさにパタヤ色なのであります。
まずは赤いスープを一口。
うまい。
決してクドくなく、かといってあっさりしすぎてもいない、絶妙のバランス。
ムーデーンの赤いエキスがスープのうまみを引き立てる。
これはまさに、味のレッドゾーンに突入や~
舌のメーターが振り切れてしまうで~
うそです。
わたくし、興奮のあまり、ついつい筆が滑ってしまったようです。
そこまで抜群に美味くはございません。
でも、普通においしくいただけるレベルでございます。
ローカルタイ人に人気なのも納得の味であります。
バミーは、ほどよい茹で加減。
これは高ポイント。
伸びていたり、逆に固かったり、はたまた麺と麺とがくっついていたりと、麺に対するこだわりが感じられない屋台もある中、これはがんばっております。
合格点です。
惜しむらくは、麺の量が少ないことでしょうか。
これは大盛りを頼むことでカバーできます。
赤の根源であるムーデーンも合格点の味であります。
ある程度、肉の食感を残しつつ、うまくスープと麺に絡み合うような薄さにスライスしてあります。
これもまた難しいのであります。
分厚すぎると肉肉しい食べごたえみが増す一方、肉の主張が強すぎて麺料理ではなくなってしまいます。
ナイスですね。
ナイススライスです。
おばちゃん、グッドジョブであります。
わたしくし、あっという間に、完食してしまいました。
麺の量はいささか足りませんが、味には大変満足致しました。
おいしゅうございました。
お会計は40バーツ。
標準価格でございます。
財布にやさしく、こころにうれしい。
そんなバミーに会いたかった。
これで、あとはギアオ(ワンタン)が入っていれば文句なしです。
おっと、よく見てみると、おばちゃんがワンタンの製作中ではありませんか。
手際よく具を皮に詰めております。
これはまた食べに行かねばなりませんね。
では、本日はこのへんで。
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