タイのセブンイレブンの冷凍食品シリーズに新しい1品が加わった。
ずばり、とんこつラーメンである。
冷凍庫の上に、しっかりと日本語で書いてある。
実物パッケージ
きちんとプラスティックの丼に収まっている。
お値段59バーツ。
冷凍庫から取り出し、レジへ持っていく。そこで電子レンジにかけてもらえばいい。温め終わるには5分以上かかった。
パッケージは破棄され、容器だけを渡された。
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とんこつラーメン実食
蓋の真ん中に空気孔が穿ってある。熱々なのでご用心を。
うむ。写真の色映りが少々悪いが、実物も似たようなものである。
チャーシュー、きくらげ、メンマが入っている。
麺は、太麺タイプであろうか。
歯ごたえのない柔らかい麺だが、冷凍食品だと思えば、それほど悪いものじゃない。
スープは、ややこってり味のとんこつだ。これまた悪くない。
びっくりしたのは、チャーシューが意外とイケること。あぶら身が多いけれど、逆にジューシーさを感じさせる。味は、日本のラーメン屋で食べるチャーシューと同じ系列のものだ。バミーナムの焼豚とは完全に別物。また、タイ人が見よう見まねで作っている日本ラーメン屋台のチャーシューとも、僅差ながらも確実に一線を画している。
メンマときくらげは、もともとおまけみたいなもので特に何も無し。きくらげの量が多い。
スープ、麺、チャーシューとも、59バーツの冷凍食品としては充分合格点だろう。
が、いかんせん、麺の量が少ない。
あっという間に麺が食べきってしまった。
最後には、スープときくらげだけが残る始末に。
わりと濃厚なスープなので、白ご飯と一緒に食べるとおいしいかもしれない。
コンビニでも白ご飯は売っている。さらに餃子も並んでいる。
とんこつラーメン、餃子、白ご飯でラーメン定食にするのもありだろうか。
まあ、短期の観光旅行者がわざわざ好んで食べるものでもなかろうが、ふいに日本のラーメンが食べたくなったら、セブンイレブンへどうぞ。
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