パタヤ・サードロードに新しいステーキ屋を見つけた。
ステーキが安くてうまい。
とにかく肉が柔くて分厚い。
パタヤにあるローカルステーキ屋の中では、一番のおすすめだ。
(2017年大幅追記)
最初に訪れたのが2016年2月頃。オープンしたのもこの頃。
それから現在に至るまで何度となく通ってきた。
オープン当初からの歴史も踏まえて、大幅に記事を加筆した。
(その後も、価格変動があるたびに加筆。2018年12月にも値上げあり。)
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目次
ステーキガオライサイサーム
店名は、ステーキガオライサイサーム。英語表記では、STEAK 9 RAI SAI 3。
知り合いのタイ人に読み方を教えてもらった。
ガオは9。ライは、はっきりしないが、種類とかそんな意味らしい。
サイサームは、サードロードのこと。
サイサームは略して、ステーキガオライでもいいでしょう。
外観(オープン当初)
店内
高級感はまったくありませんが、新しいだけあって清潔。
客層はタイ人8割ファラン2割といったところか。(その後、ファランが大幅増加。日本人も増えた。最近では韓国人や中国人も見かけるようになった。)
メニュー(これは以前のもの。その後値上げしている。オープン当初の参考価格としてそのままアップしています)
看板がタイ語のみなので心配していたが、メニューには英語が併記してある。
注文は簡単だ。
チキンステーキ 59バーツ
ポークステーキ 65バーツ
ビーフステーキ 99バーツ
フィッシュステーキ 65バーツ
ポークチョップ 69バーツ
パスタ(スパゲッティ)やスープも置いてある。
RICEと書かれた定食も気になる。
ペットボトルの水が10バーツ、コーラ15バーツ。完全ローカルプライスだ。
なお、無料の水は置いていない。ドリンクオーダーはほぼ必須。
また、飲食物の外部からの持ち込みは禁止されているが、ウィスキーなど店に置いていないアルコール類の持ち込みはほぼオッケー。もちろん、チェイサーのソーダやコーラは頼む必要がある。
その後、数回渡って徐々に値上げ。
ガオライサイサーム2017年12月と2018年最新メニュー
2017年12月現在の看板
2017年10月頃、ふたたび値上げが行われた。
これまで価格を維持してきたポークチョップもついに値上げへ。
メニューの最新確認は12月。
2017年12月最新版メニュー
ステーキをアップで
チキンステーキ、ポークステーキ、フィッシュステーキ、ポークチョップが一律79バーツとなった。
オープン当初のメニューと見比べると、水などごく一部をのぞいて、ほぼ全品値上げしている。
それでもまだまだ安いのがこのステーキ屋の魅力である。
(2018年12月追記)
その後、さらに値上げされた。
ステーキ各種85バーツへ。
以下の記事は過去のままだが、値上げ後もステーキの内容自体に変化なし。
ポークチョップ
一番最初に食べたのが、これ。
ポークチョップだ。
ステーキとフライドポテトと野菜がセットになっている。
肉には焼き目が入っていて、実にうまそうだ。グラム数ははっきりしないが、150g以上はありそう。
肉が分厚い。
しかも柔らかい。
ミディアムな焼き加減も見事。
手作りと思われるマッシュルームソースもいい感じだ。肉によく合う。
これは、うまい。
サラダも新鮮。ドレッシングは出来合いのものだろうけど、問題なし。
ポテトは少なめ。ポテト好きとしては、もうちょっとほしいところだ。
(エクストラで追加可能。10バーツ。)
これで69バーツは、安い。
タイのローカルステーキ屋では、ステーキといっても、肉を鉄板でただ焼きましたといった店が多いが、ここは本格的なグリルステーキとなっている。
素晴らしい。
まあ、さすがにこの一皿でお腹いっぱいになるのは難しいかな。
肉だけを追加注文してもいいかも。
(2017年追記)
このポークチョップは値上げせず、ずっと69バーツを維持している。
初回以降、何度食べたか覚えていない。
(ゆで卵追加10バーツ)
(フライドポテト追加10バーツ)
肉も焼き加減も申し分なし。
ポテトを追加してやると、ほどよくお腹が膨れるんでおすすめ。
ちなみに、ポテトは細いタイプのシューストリングカットから太めのざく切りタイプに変わっています。
(2017年10月追記)
ついに79バーツへ値上げ。
内容は変わらず。うまいまま。
2017年12月最新のもの
一押し。
ポークステーキ定食
つづいては、ご飯物に挑戦。
メニューのRICE欄から。
Rice+Pork Steak+Spicy Jaew +Boiled Egg 55バーツ(2017年現在は79バーツ)
ポークステーキとライスと野菜(キュウリ)とゆで卵がワンプレートに載っている。
まさに定食。できれば、キュウリではなくて、キャベツかレタスにしてほしかった。
あと味噌汁があれば最高。
肉は、やっぱりうまい。
この肉厚がたまらない。
これだけ分厚いのに柔らかい。
ソースは、野菜につけるペースト状の唐辛子みたいなやつ。かなり辛い。これがメニューに書いてあるSpicy Jaewなのだろう。ナムプリックの一種かな。
野菜には合うだろうけど、ステーキにはそれほど合わないか。わたしは塩コショウでいただいた。
それでも、肉がしっかりしているんで、塩コショウだけでも大丈夫。ちなみに胡椒は、自分でがりがり削ってふりかける本格派のやつです。
ごはんがついているとはいえ、量的にはやはり物足りない。
まあ、55バーツで、おいしいステーキとご飯が食べられるのだ。文句は言えない。
それにして55バーツは安いなあ。
(追記)その後、値上げ。味と量は変わらず。
ポークステーキ
ポークステーキ。
肉は定食のものと同じかな。
やっぱり分厚いのに柔らかい。
安定したうまさだ。
今回のソースは、ペッパーソースだった。
これもそこそこおいしいが、個人的にはマッシュルームソースのほうが好き。
ソースは日替わりなのか、それとも指定できるのかは不明。
メニューによれば、ステーキはマッシュルームソースもしくはペッパーソースで提供されることになっている。もし指定できるようなら、マッシュルームソースがおすすめだ。
これで65バーツですか。200円ちょっとだよ。何だか申し訳なくなってくる。
(追記)値上げして69バーツへ。さらにその後値上げして、2017年12月時点では79バーツ。
(これはポテト増量10バーツ)
(ポテト普通で追加料金無し)
その後、何度か食べたが、ずっとマッシュルームソースとなっていた。
肉の味と量は変わらず。
以下、初回記事以降に食べていったメニューを紹介していこう。価格は2017年12月時点のものを記載。
チキンステーキ
79バーツ。
肉厚がたまらない。
きちんと火が通っていて、肉も柔らかい。
脂身が少ないのでかなりあっさりしている。カロリーを気にするならチキンがおすすめ。
ちなみに、ビーフステーキは知り合いが食べていたが、やはりタイの牛肉らしくて、固いそうだ。あまりおすすめはできません。ポークかチキンを推奨。
フィッシュステーキ
79バーツ。
ステーキと書いてあるが、実際はパン粉をつけて揚げてある。
いわゆるフィッシュアンドチップスよりも、普通の白身魚フライに近い。
無難においしい。他のローカルステーキ屋にも同種のフィッシュステーキは置いてあるが、ここはしっかりしたフライ。
ただ、この手のフィッシュフライは、やはりFRYDAYなどのフィッシュアンドチップス専門店のほうがおすすめだ。
関連記事:フィッシュ&チップスがボリューム満点でうまい店、FRYDAY。ソイニュープラザにあるよ。
関連記事:パタヤの日曜日は、Marqueeでサンデーローストを。フィッシュアンドチップスもあるよ。どれでも100B!
ベーコンカルボナーラクリームソーススパゲッティ
当初は65バーツ。2017年時点で69バーツ。
上掲写真は2016年に食べたもの。この時は、クリーミーさは控えめで、あっさりした味付だった。
こちらは2017年6月のもの。
濃厚な風味のカルボナーラとなっている。
麺にねっとりとまとわりつくようにソースが絡んでいる。
好みは別れるところだが、わたしは今の濃厚なほうが好きかな。
なお、スパゲッティとスープにはガーリックトーストが一つ付いてくる。
濃厚カルボナーラとガーリックトーストの相性は抜群だ。
(2017年12月の最新カルボナーラ)
また、ややあっさりめの味付けに戻った。上掲の二皿の中間ほどの濃厚さ。
ガーリックトースト単品
そのガーリックトーストは単品でもオーダー可能。
3個入りで25バーツ。
スパゲッティとガーリックトースト1個だけは物足りない場合は、ガーリックトーストを追加してやると、ちょうどお腹が膨れる。もちろん、ステーキにもよく合います。
スパイシーソーセージイタリアンバジルスパゲッティ
当初は59バーツで、現在65バーツ。
これは2016年に食べたもの。
見た目よりは辛いが、ペペロンチーノに近い味で食べやすかった。
スパイシーベーコンイタリアンバジルパゲッティ
当初は59バーツで、現在65バーツ。
2017年7月に食べたもの。
ソーセージがベーコンに変わっただけだと思っていたが、かなり辛くなっている。激辛といってもいいレベル。口から火を吹きそうになった。
バジル風味も強い。
おいしいけど、とにかく辛い。
チキンクリームスープ
当初は39バーツ、現在45バーツ。
鶏肉入りのクリームスープだ。
おそらくスープは全部同じもので、具材が違うだけだと思われる。
思ったよりも濃くないスープで非常にマイルドな味。
これ単品だと味も量も物足りないが、ステーキやスパゲッティのお供として食べると、かなりいける。
スープはサーモン以外はどれもお手頃価格。
パスタと合わせて100バーツ前後でちょっとしたイタ飯セットの出来上がり。パタヤ中心部のイタリアンレストランの数分の1の価格で楽しめる。
ベーコンクリームスープ
その後、ベーコン入りクリームスープも食べてみた。
やはり、スープの味は同じ。値段も同じ39バーツ(現在45バーツ)。細切れだけど、わりとベーコン入ってます。
ポークチョップ69バーツ、スープ39バーツのセットにしても、108バーツ。かなり満足度は高い。(2017年12月時点では、合計124バーツ)
この組み合わせもおすすめだ。
ガオライサイサームの場所と地図
サードロードのソイ14入り口。
ソイをまたいで隣にローカルカラオケ屋がある。
地図
トムヤムクイティアオのマハーサムットの近くだ。
ソイブッカオから歩いて行くなら、ブッカオ常設市場のすぐ向かい側のソイ19をサードロードまでまっすぐ歩いて、道路を割った斜め向かいくらい。市場から歩いて5分ちょっとくらい。余裕で歩ける距離だ。交通量の多いサードロードを横断する際はくれぐれも慎重に。
営業時間:午後3時から午前1時まで。
(当初の営業時間は、午後5時から深夜0時くらいまでだった)
夜遊び前の腹ごなしに使ってもいいし、がっつり晩飯にしてもいい。
ただし、あまり遅くなると、人気のポークチョップは品切れになる恐れあり。
また定休日は特に決まっていない。日曜日に休むことが多いような印象。
突発的に3日ほど閉める場合もある。
まあ、たいがいは営業しています。
まとめ
開店当初から現在までさんざん通ってきたし、パタヤの安いローカル向けステーキ屋はいくつもまわってきたが、やはりこのガオライサイサームがベスト。
現在に至るまでイチオシのステーキ屋だ。
ポークチョップは何度食べても、あまりのコスパの高さに感動を覚えてしまうほど。
まあ単純にお腹が膨れるという点では、ソイボンコットにある59バーツステーキ屋のほうが上かもしれない。パンもついていて一皿でそこそこおなかいっぱいになれるんで。
でも、肉の味は断然ガオライサイサームの勝ち。
ソイブッカオからは徒歩圏内なんで、パタヤでステーキが食べたくなったら、迷わずどうぞ。
あ、もちろん、それなりのお値段を出して、それなりにきちんとした輸入牛のステーキが食べたいのなら、ビーフイーターとか外国人観光客向けのステーキハウスへどうぞ。
価格が5倍とか10倍くらい違うんで、比較するのものではないです。
ガオライサイサームは、本格的ながらも日常的に使えるステーキ屋です。
意外と、パスタやスープもいけます。
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