パタヤタイ(サウスパタヤ)にあるダイヤモンドシティプレイスホテルに泊まってみた。
ウォーキングストリートへも近く、周囲にはスーパーもあり、とても便利な立地。
さらに一番安いグレードの部屋にもバスタブが付いていて、日本人利用者の多いホテル。どうやら日本人長期滞在者も多いようで、まさにパタヤ長期滞在入門的ホテルといえよう。
長期割引きプランもあるが、普通にホテル利用しても安いんで利用価値は高い。
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目次
ダイアモンド シティ プレイス ホテル (Diamond City Place Hotel)
ホテル入口
レストラン脇を抜けると、駐車場と駐輪場があって、奥左手がレセプションとなっている。
レセプション
チェックインは午後2時から。
12時過ぎに訪れると、しばらく待ってくれと言われた。
ロビーでじっと座っていると、アップグレードした上、鍵を渡された。ちょっとラッキー。
レセプション横に客室へ至るドア
日中は開放されているが、深夜時間帯はロックされる。どうやら24時から朝6時まではレセプションが無人になるようだ。
ルームキーに青いトークンのようなものがついてくるんで、このトークンをかざせば解錠できる。
エレベーターあり。
スタンダードキングベッド(バルコニー付き)部屋内部
予約したのはスタンダードルーム。
スタンダードにはいくつか種類があるようだが、最初に案内されたのは、アップグレードされたほう。
現地での名称は、Standard Diamond。
Agodaのグレード名でいうと、「スタンダードキング ベッド(バルコニー付き) (Standard King bed with Balcony)」にあたるようだ。
最初にこのアップグレードされた部屋に泊まり、気に入ったので延泊を申し出る。すると、元々の一番下のグレードに部屋にチェンジするように言われた。
まずは、アップグレードされたスタンダードキングベッドから。
部屋はまずまずの広さ。かなりの築年数があるようで、各所は傷んできているが、なんとか清潔に保たれている印象。決して汚くはない。
ダブルベッドの両脇にサイドテーブルと照明。コンセントもある。
TVは旧型のブラウン管。ほとんど見ていないが、ちゃんと映った。
TVの下に小型冷蔵庫。中には無料の水が2本。
窓際に、丸テーブルと椅子2脚。ちょっとした食事に便利。
ライティングデスクもあり。椅子は背もたれがなくて使いにくい。丸テーブル付属の椅子で代用した。
昼間は外の明かりが入ってくるが、夜になると照明が暗くて、キーボードがかなり打ちにくかった。
クローゼット内にセーフティボックスあり。収納スペースもたっぷりある。
エアコンは旧式の大型。
効き目はいいが、少々音がうるさい。
エアコンは壁固定式で、やや調整が面倒。
バルコニー
おそらくすべての部屋にバルコニーが付く。
ここはかなり傷んでいる。
部屋は3階の東向き。景観が少しはのぞめる。
正面に見える鉄塔は、サードロードとパタヤタイ通り交差点近くにあるCATのもの。その横にはガソリンスタンドがあって、レンタルバイク派には便利。
ホテル下は駐車場になっているが、あまり車の出入りは激しくなく、夜はとても静かだった。
なお、室内に灰皿が置いてあり、室内でも喫煙可能なようだけど、わたしはバルコニーで吸っていました。
バスタブ付き浴室
浴室はリノベーションされているようで、わりと綺麗。
特に洗面台は広くて快適。
アメニティはしょぼい。小さな石鹸と袋入りシャンプーくらい。あとは自分で揃えるしかない。
スタンダードルームでもバスタブ付き。
シャワーもバスタブ内で浴びることになる。シャワーカーテン付きなので、洗面台の床がずぶ濡れになることはない。
部屋によって、湯量や水圧に少し差があった。
最初の部屋は、ややぬるめ。水圧も低くて、湯をためるのに時間がかかった。
ルームチェンジ後の水圧はばっちり。それなりの勢いで熱湯が出た。熱々の風呂につかることができた。
部屋による当たりハズレがあるのは、格安ホテルや中級ホテルでは当然のこと。高級ホテルでも似たようなものなんで、これはしょうがない。
スタンダードシティビュー
こちらは延泊後の本来のグレードの部屋。
現地での呼び名は、Standard Cty。Agodaの登録名は、「スタンダード シティビュー キングルーム (Standard City View King Room)」のはず。
3階から2階の部屋へ引っ越した。
部屋内部と浴室内の作りは、ほぼ一緒だった。どちらも30平米で部屋の広さは同じ。
浴室には、もちろんバスタブ付き。
違いは、ベッドのサイドテーブル上の照明が片一方しかない点。
最大の違いは、バルコニーからの景観だろう。
こちらは、隣の建物の壁しか見えない。
当然ながら日差しも悪い。
おそらく、この点が、価格の差にも反映されているのだろう。
あと、たまたまかもしれないが、スイミングプール近くの部屋で、プールで騒ぐアラブ系客が少しうるさかった。これは部屋の問題ではないが。
スイミングプール
2階奥にスイミングプールあり。
びっくりするほど小さなプール。泳ぐような雰囲気ではない。水浴び場かよ。
ビーチチェアはそれなりに並んでいるものの、あまり利用価値はなさそう。プールがあるだけマシというレベル。
レストランの朝食
パタヤタイ通り沿いにレストランあり。
朝食付きプランなら、ここで食べられる。
クーポンは2枚もらえる。
午前7時から12時まで。他のホテルよりかなり遅くまで提供してくれる。
アメリカンブレックファースト、コンチネンタルブレックファースト、オリエンタルブレックファーストの3種類。
注文は、用紙にチェックを入れるタイプ。英語やタイ語の会話が苦手な人でも大丈夫。
アメリカンブレックファーストを選択。オレンジジュース、トースト、ストロベリージャム、ソフトボイルドエッグ、ベーコン、ホットココアにチェックを入れた。
ソフトボイルドエッグがおもしろい。
かろうじて白身の一部が固まっているだけ。ほぼ生に近い。実に食べにくい。
これはやめたほうがいいかも。
あとはいたって普通。
オリエンタルにすれば、カオトム(雑炊)が食べられます。
二日酔いの時はこちらでどうぞ。
室内は禁煙。外のテラス席なら喫煙可能。
普通に朝食を注文すると69バーツから89バーツ。
朝食付きプランにすると、クーポンを2枚もらえるんで、二人で食べる予定があれば、あらかじめ朝食付きプランにしたほうがお得。
組み合わせは豊富なんで、数日程度なら飽きないかな。
Wi-Fi無料
Wi-Fiは基本無料。
ブラウザを開いてログインするタイプ。
ログイン名とパスワードはレセプションに掲示してある。
切断はなかったが、PCを開くたびに、再ログインする必要あり。
通信速度計測結果がこちら。
下りで1メガに到達していない。
それほど早くないけれど、YouTubeが何とか見られる。
もっと早い速度が希望なら追加プランあり。
が、普通にネット・サーフィンするだけなら、無料回線でも充分でしょう。
大量の画像をアップロードするブログの更新も無料回線でいけました。
ジョイナーフィー無料
JF無料。
IDカードチェックと預けあり。
が、夜中(24時から6時)はレセプションが無人となり、その際はスルー可能。
駐車場に警備員は常駐しているが、IDカードチェック要求はなかった。
地図と周辺施設
パタヤタイのサードロード寄りの立地。
目の前の通りをソンテウが走っており、ウォーキングストリートまでは、ほんの数分の距離。徒歩でも行けるが、15分近くかかるかも。人によっては、徒歩圏内です。
ウォーキングストリートからの帰り道は、パタヤタイとセカンドロード交差点付近に待機しているソンテウに乗ればいい。
ソイブッカオ入口までは徒歩3分ほど。そこからソンテウに乗れば、LKメトロも余裕で行ける。
ソイブッカオ入口角にあるカオマンガイとカオモッガイの店はおいしい。
関連記事:ブッカオとサウスパタヤ交差点にあるカオマンガイ屋台の鶏肉が肉厚かつジューシーでおいしかった。
関連記事:カオモッガイ@ソイブッカオとパタヤタイ交差点のカオマンガイ屋
コンビニはすぐ近くにあり。ファミリーマートとセブンイレブンが並んでいる。
さらに、フレンドシップスーパー、トゥッコク(地下にTOPSスーパー)があって、買い物にはまったく苦労しないはず。
ホテル近くにローカル食堂がいくつかあり。
道路向かいのバミー屋は、そこそこおいしいです。
関連記事:バミーギアオは、ワンタン入りバミーナム@パタヤタイソイ18
宿泊料金と予約先
4月の宿泊時の料金は、1泊600バーツほどだった。
5月下旬の料金を調べてみると、以下の通り。
朝食なしプランで1泊536バーツ。朝食付きで596バーツ。
ローシーズン真っ只中とはいえ、こんなに安くていいのだろうかというくらい安い。
ハイシーズンでも、700から800バーツほどだろうか。
この価格でバスタブ付きなのは破格かも。
マンスリープランあり。
提示された料金表がこちら。昨年までのものだが、同じ価格とのこと。
ローシーズンが3月から10月まで、ハイシーズンが11月から翌年2月まで
Standard City:ローシーズン10500B、ハイシーズン12600B
Standard Diamond:ローシーズン12900B、ハイシーズン15000B
電気代別途必要。1ユニット7バーツ。ホテルとしては安いほうだ。ほどほどにエアコンを使えば1ヶ月1000バーツほどで収まりそう。旧式エアコンだけに意外と電気を食いそうなんで、頻繁に使っていると思いの他、高くなるかも。
水道代は固定料金で1ヶ月450B。これはちょっと高いか。たぶん、バスタブがあるせいかな。
部屋の清掃は毎日。ただし、リネンの交換は週に2回となっている。まあ、充分でしょう。
契約時にデポジットが必要。家賃1ヶ月分+家賃1ヶ月分の先払い。
おもしろいのは日本円でもデポジットが払えること。問題なければ、そのまま日本円で返ってくるそうだ。
またクレジットカードでもデポジットが払えて、この場合はタイバーツのキャッシュで返金されると書いてある。クレジットカードのポイントやマイルがタダでたまりそうだな。
本当に日本円やクレジットカードが使えるかは現地でご確認のほどを。
1番安い部屋だと、家賃10500Bに水道代450Bで10950B。これに電気代を1000Bちょっと加えて、だいだい12,000バーツとなる。
1泊400バーツですな。
バスタブ付きのそこそこ広い部屋のホテル暮らしで1泊400バーツは悪くないです。いや、むしろお得。
どうりで日本人長期滞在者の定番ホテルとなるわけだ。
ゆくゆくはパタヤで長期滞在を考えている人は、まずはこういった定番ホテルでお試し宿泊してみましょう。
短期利用でもまったく問題なく快適に過ごせます。
まとめ
決して綺麗な部屋ではないが、普通に使えるレベル。
部屋はそこそこ広い。窮屈感はない。
とにかく安い部屋でもバスタブが付いているのが日本人に人気の理由だろうか。特に年配の日本人男性の利用者が多い模様。わたしが宿泊した時も、いかにも長期滞在らしきゴルフバックを抱えた日本人年長者を見かけた。
より広くて綺麗なサービスアパートメントなら、すぐ近所にあるピンツリーがおすすめ。
バスタブはないが、リビングと寝室に別れていて、キッチンまで付いている。スイミングプールがないかわりにフィットネスジムが付いている。
関連記事:広くて快適、リビングとキッチン付き、ピンツリー サービス アパートメント (Pintree Service Apartment)宿泊レポート
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