パタヤタイ(サウスパタヤ)のトゥッコム斜め向かい、ソイ24を少し中に入ったところに新しいホテルが建っている。
名前は、Asana。
数ヶ月前から建物は完成していたが、なかなかオープンする様子がなかった。
昨日、通りかかったところ、ついにOPEN NOWの文字が見えた。
さっそく、内部見学させてもらう。
完全新築ホテルにつき室内はもちろんピカピカ。しかもバスタブ付き。
パンフレットは日本語ありで、オーナーは日本在住歴のある親日家とのこと。
なにげに日本人客を重視したホテル。
綺麗です。
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目次
アサナ ホテル&レジデンス(Asana Hotel & Residence)
パタヤタイ・ソイ24を入って50メートルちょっと。
左手に昔からあるコンドミニアム。右手にアサナホテル。
外観
かなり奥に長細い造りだ。
玄関
玄関前とホテル奥に駐車場と駐輪場あり。
このあたりはまだ建設途上のようだ。
ロビーとレセプション
ロビーは広い。テーブルがたくさん。
2階まで吹き抜けになっていて、開放感あり。
レセプションに置いてあったパンフレット。
説明書きには、英語と日本語。
機械翻訳ではなくて、しっかりした日本語。「海までわずか5分」と書いてますな。早歩きなら5分でパタヤビーチまで行けそうな距離。もちろんウォーキングストリートまでも徒歩5分だ。
マネージャーらしき男性と話をしてみると、オーナーは日本大好きで日本に長い間住んでいたことがあるそうだ。
「部屋を見たいんですけど」とお願いすると、快く応じてくれた。ありがたい。
エレベーターに乗って4階まで。客室の最上階が4階となる。
廊下
パンフレットによると全53部屋。大きなホテルのように見えるが、それほど客室は多くない。
知名度がないせいか、宿泊客はほとんどいないようで、館内はとても静か。
大きくわけて部屋の種類が二つあるようで、両方案内してもらった。
パンフレットに記載されている部屋名と実際の名前が異なる。
こちらがパンフレットの表記
デラックスルームとスタンダードルームの2種類。
が、Agodaをはじめとした予約サイトでは、この2種類
上のグレードがジュニアスイート、下のグレードがデラックス。
パンフレット制作後に名称変更したそうな。
少々ややこしいが、同じ部屋とのこと。
ジュニアスイートルーム
まずはジュニアスイート。(パンフレットの記載は、デラックスルーム)
グレードが上で、部屋の広さは48平米。
もちろんドアはカードキー。
カードを挿して通電させる。照明とエアコンのコントールスイッチもある(後述するが、照明とエアコンはベッド脇でも操作可能。)
まず入ってすぐのスペースが、キッチン、冷蔵庫、クローゼット、浴室などの生活空間。
引き戸があって、寝室とは区切られている。
キッチンには、調理器具はないようだ。ただの流し台といったところか。この先、電熱ヒーターなどが増設される可能性はありそう。
電子レンジ。電子ケトルあり。無料の飲料水とインスタントコーヒーあり。
(同じグレードの部屋をもう一つ見せてもらったが、こちらは電子レンジがなかった。すべての内装工事が終了しているわけではなくて、まだ進行中。備品はリクエストすれば揃えてくれるはず。)
クローゼット内にセーフティボックスあり。ガウンも吊るしてある。
奥がバルコニー。
エアコンの室外機があるだけで、それほど広くない。イスもないのが残念。洗濯物くらいは干せそう。
室内禁煙につき、喫煙はバルコニーでお願いしますとのこと。
これから灰皿や椅子を設置するかも。
窓の外の景色は今ひとつ。
隣の建物や木が見えるていど。当然、海は見せません。
寝室
引き戸を開けて出入りできる。開けっ放しももちろん可能。
ダブルベッド
窓のカーテンを閉めて、やわらかい照明だけにすると、こんな雰囲気(別の部屋)
ベッドの脇にサードテーブルとコンセントあり。
中央制御卓が立派。ラブホみたい。部屋の電気はここで一括管理可能。エアコンの調整もできる。ベッドは回転しません。
ベッド向かい側に幅広のライティングデスク。
卓上ライトもコンセントもあって、広い机で事務作業もしやすそう。
Wi-Fi無料で室内利用可能とのこと。実際に利用しておらず速度などは不明。
ベッドと窓の間にソファーとテーブル
ソファーの向かい側に液晶テレビ
パンフレットによれば、衛星放送と日本のテレビチャンネルが見られると書いてある。
全チャンネルをチェックしてみたところ、日本関連のチャンネルはNHKワールドのみだった。
マネージャーにその旨と日本人客は日本語のテレビ放送を欲していますとを伝えると、日本語放送が見られるようにオーナーに改善要求するとのこと。なかなか好感触です。
これだけ広い寝室兼リビングならのんびりできそう。
当たり前ですが、完全新築につき、室内のいたるところがピカピカです。
浴室内
こちらもピカピカ。
正面に洗面台、左右にトイレとガラス扉に仕切られたバスルームがある。
バスタブ付き。
ユニットバスではなくて、シャワーとバスタブは別々使用可能。
ガラス扉があるので、洗面台がずぶ濡れになることはないはずだ。
アメニティ
固形石鹸、コンディショナー配合シャンプー、ボディソープ、シャワーキャップ、歯ブラシなど。
あと、ドライヤーもある。
デラックスルーム
続いて、デラックスルームへ。(パンフレットの記載は、スタンダードルーム)
こちらは下のグレードとなり、36平米の広さ。
1ルームタイプ。
さすがにジュニアスイートに比べると狭く感じるが、そこそこは広い。
最初に見せてもらったのがツインベッドタイプの部屋だった。ダブルベッドの部屋も案内してもらった。
確かにダブルベッドになっている。が、元々はツインベッドだったものを、無理やり一つのベッドにくっつけたタイプ。おそらく、デラックスルームはすべてツインベッドタイプで、あとはベッド同士を離すかくっつけるかの違い。チェックイン時にどちらがいいかリクエストしよう。
ジュニアスイート同様、キッチンあり。
電子ケトル、無料の水、インスタントコーヒーなどはジュニアスイートと同じ。
電子レンジは見当たらないが、リクエストすれば用意してくれるはず。
ベッドの向かい側にテレビ。
テレビ台はライティングデスクも兼ねている。
ハンガー架けの下に小さなクローゼット。
この中にセーフティボックス。
カーテンに隠れているが、一番奥の角がバルコニー。
やはり室外機が置いてあるだけの殺風景なもの。喫煙はここで。
窓の外の景色はあまり期待できません。
木が見えるくらいです。
浴室はジュニアスイートと同じ造り。
正面に洗面台、左右にトイレとガラス扉付きのバスルーム。
もちろん、バスタブ付き。
アメニティも同じ。
安いグレードの部屋でこれだけの浴室があるのは大したもんです。
全室バスタブ付きだと思ったが、デラックスルームにはバスタブ無しの部屋もあると案内してもらう。
確かにバスタブがない。そのぶん、浴室全体が広々としている。
ほとんどの部屋にはバスタブがついていて、自動的にバスタブ付きの部屋にアサインされるはずだが、念のために、チェックイン時にバスタブ付きをリクエストしよう。
(ジュニアスイートは通常のダブルベッドです。)
館内施設
1階奥にレストランあり。
現在のところ、朝食のみ扱っているもよう。
飲食会場は禁煙だが、ガラスのドアでしきられた部屋があり、そちらは喫煙可能。
ロビーといい、朝食会場といい、客室数のわりにはテーブルがすごく多い。
スイミングプールとフィットネスは未完成だが、近々完成予定とのこと。時期は未定。
そのうち出来上がるでしょう。
また、パンフレットには、サウナとジャグジーがあると書いてあるが、これはないとはっきり言われた。
たぶん、これからもなさそう。
ジョイナーフィー無料
念のためジョイナーフィーの有無を確認しておいた。
宿泊二人で予約しておくと、ゲスト一人までの連れ込みは無料とのこと。
つまりJF無料です。
二人目以降は不明。
地図と周辺施設
パタヤタイ・ソイ24を入って少しだけ進んだところ。
トゥッコムから徒歩1,2分くらい。
ホテル手前の細い路地を抜けると、ブッカオへの抜け道となる。横は市場。
周囲にはコンビニも屋台も多数あり。
特に夜間は屋台天国と化す。
ウォーキングストリートまでは頑張って早歩きすれば5分で行けそう。ソイ14・15あたりなら、もうちょっと早い。セカンドロードの信号次第だけど。
歩くのが面倒なら、パタヤタイ通りを走る乗り合いソンテウに乗ればいい。
帰りも乗り合いソンテウがあるが、夜間は本数が少なめ。乗り場はワットチャイモンコン前あたりなんで、待ち時間を考えると、歩いたほうが早そう。
ソイブッカオ入口(パタヤタイ・ソイ22)まで徒歩1分くらい。
市場前で待機しているソンテウに乗れば、LKメトロまではあっという間だ。
LKメトロからの帰りは反対向きのソンテウに乗ればいいだけ。楽ちんです。帰りのソンテウはほとんどの場合、ウォーキングストリート方面へ直接向かうので、LKメトロとウォーキングストリートの両方で遊びたい人には便利です。
ジョムティエンビーチ方面行きのソンテウ乗り場も近い。
このホテルの立地なら、昼も夜も退屈しないですね。
宿泊料金と予約先
現地で聞いたところ、ウォークイン価格は、デラックスルームが1500B、ジュニアスイートが1900Bとのこと。
最近のパタヤの新築ホテルでバスタブ付きの部屋は高めの設定が多いんで、この価格帯はまずまずの料金設定。
決して安くはないが、高くもないといった感じか。
あとは、400バーツの差額で、部屋が格段に広くなる。この差額をどう考えるかですな。
アゴダなどで調べてみると、まったく同じ価格。いずれも朝食付き。
Agodaの税込みタイ・バーツ表示
ホテルズドットコムの税抜き前の日本円表示価格。ここから税金がかかる。
基本的に予約サイトよりもウォークイン価格が安くなるケースはごく稀。
まあ、満室になることはないだろうけど、日程が決まっているなら予約していったほうが話が早いです。
まとめ
立地条件、部屋の清潔さ、バスタブ付き浴室と日本人好みの三拍子が揃っている。
マイナス点は、バルコニーが狭い、景観があまり良くないこと。
それとスイミングプールとフィットネスジムは完成までしばらく待つ必要あり。
内装や設備など、すべてが完成しているわけではないので、ソフトオープン状態といったところ。
日本のテレビが見られるになれば、さらに上々。
親日家のオーナーに期待しましょう。
とにかく綺麗で清潔な部屋とバスタブが好きで、徒歩とソンテウで遊び回りたい人には向いてます。
あとは価格と相談してくださいませ。
立地条件は悪くなるが、アットマインドグループもおすすめ。日本の民放がそのまま見れて、グレードが上の部屋はバスタブ付き。朝食は味噌汁あり。
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