コンドミニアムが増え続けるパタヤ。
ソイボンコットのCLUB4へ通じるソイの中に、新しいコンドミニアムが完成している。
オープンしてからまだ2ヶ月ほど。外観はぴかぴかだ。
City Center Residence(シティセンターレジデンス)という名前。
サービスアパートメント的な要素もあり、コンドミニアムと断言していいのか微妙なところだが、いちおうコンドミニアムとしておく。
ホテル利用も可能。
さっそく泊まってみたのでレポートをお届け。
完全新築だけに、部屋はぴかぴか。ダブルベッドとシングルベッドの2台配置がおもしろい。
スイミングプールとフィットネスジムがすごかった。
目次
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CCR マネージド バイ AHA スマートステイ (CCR managed by AHA Smartstay)
各ホテル予約サイトで取り扱っている。
名称は、CCR マネージド バイ AHA スマートステイ (CCR managed by AHA Smartstay)となる。
CCRとは、City Center Residenceの略。クリーデンスクリアウォーターリバイバルではない。雨は見たことない。
今回はアゴダで予約していった。
棟は3つに分かれている。どうやら一番手前側がホテル用途思われる。
チェックインは、中庭に入り、左側のドアを開けたところ。
中に入ると、カウンターあり。でも誰もいない。
さらに手前奥にレセプションがある。
はっきり言って、わかりづらい。レセプションといっても、単なる事務所みたいな机があるだけだし。
わからなければ、駐車場ゲートの警備員に聞いてみよう。
駐輪場と駐車場は地下にある。
チェックインは、パスポート提示して、確認事項を読んだ上、書類にサインするだけ。
バウチャー必要なし。
デポジット1000バーツ。領収書はしっかり保管しておこう。
本来のチェックインは午後2時からだが、12時過ぎでも部屋は用意できていた。チェックアウトは正午。
ベルボーイが荷物を運んでくれて、部屋へ案内。
エレベーター2機あり。最上階は8階。
1階の部屋をアサインされた。
廊下
スーペリアツインルーム
一番安いスーペリアツインルームを予約した。
ツインルームでベッドが2つ。片方はセミダブル、もう一つがシングルベッドとなっている。
実質3人でも泊まれる。
ドアは高級感ゼロ。ただのアパートみたい。
鍵は、普通のシリンダー錠タイプ。これまた、ちょっとしょぼい。カードキーにすればいいのに。
カードがないので、部屋の電源は入れっぱなしでオッケー。エアコンも使いたい放題。
あと、各入口を開けるためのトークンがついている。このトークンをかざして、建物内に入る。
駐輪場からエレベーターホールに直接行けるが、トークンがないとドアが開かないシステム。
また、建物内から駐輪場へ出る際にもトークンがいる。
鍵は常に携行しておき、レセプションに預けることはしない。どうやら、夜間のレセプションは無人となるようだ。
部屋はごく一般的なホテルと変わりない。広さも並。
手前にキッチンと浴室、それにクローゼット(半分鏡張り)。
奥にベッド2つとテーブル椅子のセット。
白を基調として色合いは清潔感あり。
見た目はぴかぴかですな。
ベッドが2台あるぶん、ちょっと狭く感じるか。
普通のダブルベッド1台にして、あとのスペースにソファーを置けばいいとも思うが、これはこれでアリかな。
ちなみに、上のグレードだと大きなサイズのダブルベッドとソファー一台設置となるようだ。
ベッド脇にサイドテーブル。照明スイッチもある。
両サイドにコンセントあり。
シングルベッド横は発見しづらい場所にあるので要注意。
また、コンセントの差込口がちょっと変わっている。
通常、日本のAタイププラグはタイで普通に使えるが、ここのコンセントは差しにくい。奥まで入らずにしっかり固定できない。
AcerのPC用ブラグははまったが、スマホの充電用アダプターはうまく差せなかった。それもタイで購入したスマホのアダプターなのに。
どうやらCタイプ用らしい。(普通はAタイプとCタイプ兼用タイプ)
Cタイプへの変換プラグがあれば、問題なし。
たまに、タイのホテルでは差しにくいコンセントがあるんで、わたしは常に旅行かばんに入れている。
タイ旅行好きならもっておいて損はない。変圧器ではないので、嵩張らないし、重くもないんで。
日本で買い忘れた場合は、タイでも売ってます。
テーブルと椅子
クローゼットは、開けると電気が自動で点灯する。
中には、ハンガーとセーフティボックスあり。ドライヤーも置いてあった。
セーフティボックスの使い方は簡単。
3から6桁の暗証番号を打ち込んでから#を押すと、自動的に鍵がかかる。解錠の際は、暗証番号を押すだけ。
キッチンあり。
無料の水2本、電子ケトル、インスタントコーヒー類。
クッキングヒーターもあるが、調理器具はない。食器類も見当たらない。
冷蔵庫は、キッチンの下の収納スペースの中にある。
中身はからっぽでミニバーはない。
基本的に長期滞在向けなんで必要なものは自分で揃えるべし。
テレビ
テレビの映りはばっちり。
チャンネル数は多いが、日本語放送はなし。NHKワールドは映る。
壁掛けテレビ下に台があるが、接続機器とタコ足配線がむき出しで置いてあるのは、いかがなものか。別に問題はないけれど。
なお、さすがに新築だけあり、エアコンの効き目は抜群。リモコン付きタイプで問題なし。
バルコニー
実に狭い。
室内禁煙のため、喫煙はバルコニーで。
日当たり良好で、洗濯物はすぐ乾く。
カーテンは遮光カーテンとレースの二重仕様。
直射日光も遮ってくるんで部屋は暗くできるし、レースカーテンだけにしておけば自然光も取り込める。
バルコニーまわりは、施工時の汚れが目立つ。ペンキの垂れたあとや汚れがたっぷり残っている。窓ガラスも拭き掃除していない。
うーん、メンテナンスが心配だなあ。
シングルベッド脇の窓も開閉可能だが、あまりにも距離が近い。
1階のため、景観はなし。
コンドの植え込みが見えるだけ。緑に囲まれているだけマシだろう。
なお、最上階である8階の廊下からの眺めはこんな感じ。
プールを見下ろす。
どうせ住むなら高層階がよさそう。
昼間は近くで工事をやっていて、少し騒音が入ってくるが、それほど気にならない。
夜はほぼ無音状態。バルコニーの窓の密閉具合は良い。めちゃくちゃ静か。これほど静かな環境のパタヤの宿は珍しい。
ただし、廊下を人が歩く音はけっこう聞こえてくる。どうやらドアと壁は薄めに作ってあるようだ。
あと、ドアを思いっきり乱暴に閉める人がいて、それはそれはうるさかった。まあ、これはどこのホテルやアパートでも同じことなんで、運次第。
浴室内
普通に綺麗ですな。
洗面台は広め。
シャワーブースには、ガラスの仕切りがあるが全面ではない。段差もあるが、やはり少しは洗面台の床が濡れる。
ハンドシャワーと天井シャワーの切り替え可能。
お湯はしっかり出ます。熱湯をじゃばじゃば浴びられる。
アメニティは、シャワーキャップと歯ブラシのみ。
備え付けのシャワージェルはある。
タオルはふかふかのバスタオルと、小さめのハンドタオルの2セット。
見た目はぴかぴかだが、すでに汚れが一部出始めている。いや、最初から施工が甘いのかも。
外見上は豪華だが、高級コンドミニアムとはいえないレベル。
ホテルとして考えれば、まったく問題ない。
ちなみに、浴室と寝室の間のガラスは、すりガラスとなっている。
シャワーを浴びるシルエットが妙に艶かしく映ります。
スイミングプールとフィットネスジム
ここが最大の売りでしょうな。
スイミングプールはかなり広い。圧倒的に広い。
てきとうに写真を並べておく。
プールの広さに比して、ビーチベッドの数は少なめ。まだまだ利用者は少なく、選びたい放題だったが、そのうち取り合いになりそうな気もする。
あと、プール用のタオルは見当たらなかった。コンドミニアムだけにタオルは自分で用意することになりそう。
ガラス張りの球体型建物がフィットネスジムとカフェだ。
階段を上がって、ジムへ。
本格的な機器が並んでいる。どれも新品でしょう。
わたしはさっぱりわからないが、トレーニング好きな人から見ると、垂涎モノかも。
プールを眺めながらマシーンを使える。
フィットネスジムの下が、カフェ。
ホットコーヒー80バーツ、ビール85バーツ。まあ、こんなもんでしょう。
プール内にも椅子があって、水につかりながらドリンクを飲める。
優雅な休日ですな。
このプールを利用するだけでも、泊まる価値はあるかも。
それくらい立派なプールとフィットネスジムだ。
あと、未確認ながら、サウナもあるようだ。レストランの有無も不明。朝食付き宿泊プランもあるので、どこかで食べられるはず(フィットネスジム1階のカフェかも)。
Wi-Fi無料
パスワードを入れるだけのタイプ。
さくさくつながる。
ジョイナーフィー無料
JF無料。IDカードチェックなし。
夜間はそもそもレセプションに人はいない。いたとしても、出くわすこともない。
駐車場入口にガードマンは常駐しているが、まったく何も言われない。
駐輪場からそのままエレベーターで上がれば、誰にも出会わない。
夜のプールもロマンチックである。
二人でも三人でも連れ込み放題。ベッドも3人以上眠れるし、もうやることは決まっているでしょう。
地図と周辺施設
地図
ソイボンコットにある。
Full Love Innの看板のあるソイを曲がっていく。
CLUB 4へ行ったことがある人なら、おなじみの曲がり角。細かいソイ名でいうと、BONGKOCH 8。通称ソイフルラブ。
曲がった先がCCR。
コンド前のソイを進んでいくと、CLUB4長屋となっている。徒歩2分で長屋到着。まあ、楽です。
そのままソイを抜けていくと、ソイアルノタイ(Soi Arunotai)へ行ける。
ソイボンコット側には、セブンイレブンや商店、カフェ、食堂、レストラン多数あり。
生活にはまったく不自由しないと思う。
最寄りのコンビニまでは徒歩2,3分。
ソイボンコットには食事どころが多い。
サードロードまで徒歩4,5分ほどだろうか。
そこからソイエキサイトを抜けてソイブッカオでさらに4,5分。
LKメトロまでは徒歩10分ちょっと。
ウォーキングストリートへはソイブッカオからソンテウで行ける。
バイクタクシーは、コンドミニアム近くに待機している。
夜遊びメインで考えると、やはりソイボンコットは少々不便な立地。
レンタルバイクがあれば、なんということはないが、徒歩&ソンテウ派には行動が制限されがち。
とはいえ、サードロードを渡ってしまえば、ソイブッカオみたいなものなんので、地理に慣れている人なら行動しやすい。
でも、土地勘のまったくないパタヤ初心者がいきなり泊まるのは避けたほうが無難。というか、やめましょう。
宿泊料金と予約先
アゴダで予約して、1泊825バーツだった。
円建てで2810円。
直前割引で少し安かったが、だいたいこれくらいの価格で予約できるかと思う。
ここと同じ設備のホテルがビーチロード付近にあるなら、おそらく1泊1800から2000バーツはするはず。時期によっては、2500バーツでもおかしくない。
宿泊日数を増やすと、さらに割引適用となる。
1泊782バーツ。
ギフトカードでのキャッシュバックとマイレージ加算分も含めると、実質的な料金はもっと下がる。
お得です。
大きなダブルベッドとソファー付きの部屋がよければ、一つグレードを上げましょう。
せいぜい+100バーツか200バーツくらい。
部屋も建物全体も新築ぴかぴか。一部施工時のアラが目立つが、そこまで気にするほどではない。
すごく快適にすごせる。
スイミングプールとフィットネスジムのリゾート感は半端なし。
ただ、室内に限定すると高級コンドミニアムにはほど遠いかな。ベッドで部屋が埋まってしまい、広さが足りなく感じてしまう。施工も甘いと言わざるを得ない。壁とドアは薄いし。
購入して長期で住むとなると、正直、かなり微妙。カネがあってもたぶん買わない。
ましてやベッドは2つもいらない。ソファー付きの部屋がいい。
でも、これだけのスイミングプールと清潔な部屋に1泊800バーツで泊まれるのだから、短期滞在用ホテルとして考えると、コスパはかなり高い。
というか、現在のパタヤでは、最強レベル。
なお、直接予約でのマンスリー価格は、3万バーツと言われた。電気水道代込み。3ヶ月以上なら値引きして、27,000バーツとのこと。
かなりお高い。それならアゴダで30泊分予約したほうがお得でしょうね。
(2024年追記)
CCR マネージド バイ AHA スマートステイ名義での予約はすでに停止したようだ。
アゴダホームズでは予約可能。
⇒Pattaya City Center Residence K
アゴダホームズなので、部屋のオーナーや管理している人と連絡を取り合って、チェックインする必要あり。チェックインさせできれば、あとは通常のホテル宿泊と同じだ。
まとめ
ホテルというより、コンドミニアムをサービスアパート的に貸し出しているだけ。
昼間は係員がいるが、夜間はほぼ無人状態となる。もちろん、ゲートの警備員は24時間態勢だが、サービス要員ではないし、英語があまり通じない。
部屋には電話機がなく、レセプションへ出向くか、携帯電話で連絡する必要あり(電話番号は室内に掲示してある)。
普通のホテルのように、サービスを求める人は泊まってはいけません。サービスは皆無に等しい。完全放置型だ。
逆に、放置しておいてほしいタイプの人にはありがたい。
連泊する場合は、室内清掃してもらえる。
完全新築コンドにつき、部屋はぴかぴか。コンドにしては狭く感じるが、一人で過ごすには充分な広さでしょう。
ベッドが2つあって、夜はゲストを二人連れ込んでも、みんなで仲良く寝れる。本命とはダブルベッドで一緒に眠り、もう一人はサブのシングルベッドで眠ってもらいましょう。
昼間はプールで過ごせばいい。
コンドへ招き入れたタイガールからの評判はすこぶる良かったです。
スイミングプールとフィットネスジムは文句なし。
プールに飽きたら、クラブ4まで散歩して、クーラーの効いた店内でまったり過ごすなり、フィットネスジムとはまた違った汗をかくもよし。かいた汗はまたスイミングプールで流す。
近所には安くてうまい店が多い。
ビーチからは遠のくが、パタヤのアンニュイな昼間を過ごすにはうってつけかも。
コンセントだけは気をつけて。
ゆくゆくはパタヤでコンドミニアム暮らしをしたいと考えている人も、お試し宿泊してみるのがいいでしょう。
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