ウォーキングストリートからほど近いところにあるPATTAYA CITY WALK。
ここは、ほぼ歩行者天国になっていて、小さな露店やホテル、マッサージ屋が並んでいる。
インド人も多いが日本人も多い。
ベイウォークレジデンスやアヤブティックホテルといった日本人ご用達ホテルがあるし、日系の旅行代理店や居酒屋、マッサージ屋もある。
そんな一角であまり目立たないのが、プリヴィスイーツホテルだ。
建物が大きいわりにはスルーされがち。
むしろ、一階にあるマッサージ屋の客引きのほうがはるかに目立つ。
マッサージ屋はスルーしつつ、ザプリヴィスイーツに泊まってみた。
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ザ プリヴィ スイーツ (The Privi Suites)
外観(セカンドロード側から見た全景)
玄関
レセプションは小さいが、ロビーは広い。ソファーだらけ。
チェックインは、スムーズ。
タイ語が通じないとの口コミ投稿があったが、普通にタイ人でした。国際都市パタヤなんだから、よほどローカルな宿以外はチェックインくらい英語でやればいいでしょう。
エレベーター付き。
ホテル名が表示してあった。
なるほど、元々は、Priviledge Suiteなわけか。微妙に変わったスペリングだが気にしない。
発音しにくいし、プリヴィのほうがいい。
スーペリアダブルルーム部屋内部
宿泊したのはスーペリアルーム。名前は豪華だが、一番下のグレードとなる。
鍵はシリンダー錠タイプ。大元はカードキーだったようだが、たぶん壊れたのでしょう。
通電させるためのカードソケットには予め紙が挟んであった。これでエアコンつけっぱなしもオッケー。
いろいろと老朽化が進んでいるが、何とかやってますね。
部屋はとにかく広いの一言。というか、無駄に広い。
そしてなんとなく豪華に見える調度品ども。
横になれるソファーもあれば、電気スタンドまで。
セーフティボックスとクローゼット
ライティングデスクも無駄にヨーロッパ調
電子ケトルとインスタントコーヒーも完備。無料の水が2本。
冷蔵庫はテレビ台の下に収納されている。
部屋は広いが窓はない。
まあ、部屋がとにかく広いので、窓がなくても圧迫感はまったく無いけれど。
タバコはどこで吸えばいいのかレセプションで尋ねると、廊下の窓を開けて吸えと言われた。
灰皿はないので自分で用意しましょう。
廊下側の景色は何にもありません。
プレミアルームとデラックスルームは窓付きで、パタヤシティウォークを眺めることができるようだ。
3階の部屋だったが、Wi-Fi接続速度はかなり良好だった。
パスワードは、部屋の鍵に書いてます。
浴室
寝室同様、浴室も無駄に広い。
でも、ドアはいかにも後で取ってつけたような安普請である。
なんといってもジャグジーである。Jacuzzi。ジャクージィでもジャクジーでも何でもいいや。
ジェットバスになっていて、下や横から泡が吹き出てくる。
湯船は広くて、ちょっとした優雅な気分にひたれる。
ただし、湯温は低めで、水圧も低い。湯を張るのにかなり時間がかかった。
シャワーブースは独立型。バスタブとは離れている。変な構造。
シャワーの湯温と水圧は、ジャグジーよりも良好。
洗面台でもお湯が出る。
アメニティは石鹸とシャンプーくらい。でもドライヤー付きのはありがたい。
館内設備
スイミングプールは無し。
レストランも無いが、ルームサービスで料理とドリンクの注文は可能。
いったいどこで調理するのやら。
2階は謎の空間。
広いスペースにソファーがいくつ置いてあるかと思いきや、端っこのほうは単なるガラクタ置き場になっている。
まったくよくわからん。
2階へはロビー横の階段で登っていくことができる。
以前友人は、1階のマッサージ屋からこの2階スペースに連れられてきて、マッサージを受けたことがあると言っていたような。詳細不明。
とにかく、よくわからんホテルなのである。
設備が老朽化したり、使いみちがなくなったりしつつも、何とかごまかしながら、うまく営業を続けている。
そんな印象だ。
部屋内部は掃除が行き届いているし、不潔な印象もないのだが、どうにもパッとしないなあ、このホテル。
なお、レセプションで確認したところ、ジョイナーフィー無料。
おそらくIDチェックありで、訪問したタイ女性は何やらサインをしていた。
場所と周辺施設
地図
パタヤシティウォークのセカンドロード沿い。
グーグルマップ上には道がないように見えるが、シティウォークはビーチまで通り抜け可能。
バイク置き場は特にないようで、すぐ近くのファミリーマート前に止めるように指示された。ここは駐車禁止になっていないので問題はなかった。
ビーチまで歩いて1,2分。ウォーキングストリートまでは歩いて5分。特にバイクは必要ないだろう。
ソイLKメトロまでは、徒歩10分ほど。
夜遊び目的の滞在には便利至極な立地だ。
前述の通り、パタヤシティウォーク内に、日本人経営の居酒屋やマッサージ屋が並んでいる。旅行代理店もある。
ごく限定された店舗を利用するだけなら、ほぼ日本語だけオッケーだ。
ただし、物価はもちろん高くなる。
パタヤシティウォーク内のタイ料理屋も割高だ。
ホテル前の少し奥まったところにある小さなレストランでは、クイティアオが100バーツ。屋台だと40バーツなので2.5倍。
ただ、エアコン付きの部屋があるので、まあそんなものかも。
両替するなら、ビーチロード側に黄色い看板のT.Tカレンシーがある。ここで両替しておけば間違いない。
飛行機が突っ込んでいる姿で有名な、ロイヤルガーデンプラザまでは徒歩1,2分。
上階にあるフードコートは、セントラルフェスティバルに比べるとかなり割高だが、シービューとなっていて見晴らしはいい。
最初にカードをもらって、オーダーするごとに課金され、最後にまとめて精算するシステムだ。
KFCやバーガーキングなど、ファストフードも揃っていて、食事に困ることはなさそう。
ほどほどに使えるレストランとしては、セカンドロードを渡ったところにあるBOATがいいかも。
⇒セカンドロードのBOAT(ボート)レストラン。豚かつとカイラン菜のせご飯。
⇒【パタヤのファランな朝食】BOATのアメリカンブレックファースト70バーツ
このあたりはパタヤ随一の観光客エリアなので、あまりローカルな店は多くない。
探せばいろいろあるけれど、こういうところに宿泊するなら、昼間はロイヤルガーデン、夜はウォーキングストリートで過ごすのが無難でしょうかね。あとは、お好きに探索してください。
宿泊料金と予約先
税込みの総額で900バーツほどだった。
正直なところ、1000バーツくらいが限界でしょう。ハイシーズンでも1200バーツ。
それ以上高くなると、ほぼ泊まる価値はなさそう。
ただ、すぐ近くのベイウォークレジデンスやアヤブティックホテルの価格が高騰しており、それらと比較するとコスパは高い。
総評
とにかく、よくわからんホテルだった。
よくわからんかったが、快適に過ごすことはできた。
広い部屋と広い浴室とジャグジー。これに尽きます。
あとはだいたいでいいやという人には向いてます。
細かいことを気にする人にはまったく向いてません。大雑把な人向けです。
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