今回のホテル宿泊レポートは、バンコクのスクンビットへ。
バンコクのスクンビット地区はホテル代が高い。パタヤに比べるとかなり割高感がある。
そこで、必至にホテル予約サイトをチェックしまくって、ようやく良さげなホテルを見つけた。
それが、スタジオナナ バイアイチェックインというホテル。
BTSナナ駅出口から歩いて2分くらいの好立地。
部屋は狹いが、とても清潔。しかも日本のテレビ番組をリアルタイムで見ることができる。
この立地条件と清潔さで1泊3000円。
詳しく見ていこう。
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目次
スタジオ ナナ バイ アイチェック イン (Studio Nana by iCheck inn)
場所は、スクンビット・ソイ11/1にある。
BTSナナ駅3番出口を降りて、徒歩2分くらい。走れば1分かからないかも。
ナナ駅出口
ソイ11/1と書かれた標識のあるソイを入って行く。
ソイの中
少し進んで右手がスタジオナナ。
外観
看板は大きめだが、玄関はガラスドアがあるだけの小さな間口となっている。
すぐ近くに、アイチェックイングループの別ホテル「i check inn Hotel Sukhunvit soi 11」があるので間違わないように。
ホテル名は、Studio Nanaだ。
レセプションもこぢんまりとしているが、システマチックに対応してくれる。手際がいい。
当然ですが英語が通じます。
デポジットは200バーツ。
1階エレベーター
廊下
鍵はカードキー。
そのまま室内電気のスイッチともなっている。
外出時は特にカードキーを預けるようには言われなかった。
部屋内部
予約したのは、スーペリアルーム。
予約サイトでは、スーペリアが一番安い部屋のランクだった。
ドアを開けたところ
はっきり言って、狹いです。
ああ、狹いったら狹い。
日本の格安ビジネスホテルみたいなもんですかね。
でも清潔で、機能的に配置されている。手の届くところにすべてが用意されていて、逆に心地よく感じる人もいるかも。
ベッドは、一応ダブルサイズ。二人まで宿泊可能。
枕元に、エアコンのリモコン、テレビのリモコン、コンセント、照明のスイッチ、館内電話が並んでいる。
作業台とイス
無料の水が2本とコップも置かれている。
台は小さいが、ノートパソコンくらいなら問題なく作業できる。
もちろんWi-Fiは無料で、通信速度も問題なかった。
コンセントの差込口もあり。
クローゼットがあって、その下に小型冷蔵庫。
クローゼットの中には、セーフティボックスあり。ハンガー少々。
あと、ドライヤーも配備されている。
エアコンとテレビ
テレビは、壁掛けタイプ。
ベッドの背もたれから見て、真正面に来るようになっている。少し見上げる形となるが。
何気なくテレビをザッピングしていると、びっくりした。
日本の民放とNHKがすべて見られるのだ。もちろんリアルタイム放送。
どうやら東京キー局の民放4つと、NHKのようだ。NHKは普通のNHK放送と、国際放送、それにもう一つあった。
あと、BSっぽい日本語放送もあった。J-Sportsだったかな。
タイのホテルにはこれまで数十軒泊まってきたが、ここまで日本のテレビ放送に対応しているホテルは初めてだ。
まあびっくりした。
2ヶ月ぶりの日本のテレビなんで、ちょっと見いてしまった。時間がもったいない。
(2017年5月追記)
Agodaの口コミ情報によれば、日本の民放がなくなったそうです。
当方未確認のため詳細は不明です。
浴室
扉をスライドさせて開く。
やや狹いが、ちょっとオシャレかつ清潔。
洗面台にはアメニティの石鹸。
あと、シャンプーとコンディショナーがシャワーブースに置いてあった。
歯ブラシや櫛などのアメニティは見当たらなかった。それくらい自分で持ち歩きましょう。
シャワーブースは床に背の低い仕切りがあって、シャワーカーテンもついてあり、洗面所がずぶ濡れになることはない。ちょっとは濡れる。
シャワーは、ハンドシャワーと固定式のダブル。
湯量と温度も特に問題なし。
洗濯したTシャツを浴室で乾かしてみたが、一晩経てばきちんと乾いていた。
全館禁煙。あちこちに禁煙の注意書きが貼ってある。
喫煙は、ホテル玄関前で吸うしかない。
ロビーにあるコーヒーは無料で飲むことができる。レセプションに言って、コップをもらおう。
あと、外出時に大雨が降ってきたが、こころよく傘を貸してくれた。
朝食などレストラン設備は一切無し。ただ泊まるだけだ。
ジョイナーフィー無料
IDカード預けあり
(確認済み)
とにかく部屋は狹いが、すべてが機能的に配置されていて、不自由はしない。清潔さも申し分なし。
ただし、わたしが宿泊したスーペリアルームに窓は付いていなかった。
長期で滞在できるような雰囲気ではない。昼間は出かけて、夜帰ってきて寝るだけ。もしくは、部屋で日本のテレビを見るくらいならいいだろう。
デラックスルームだと窓があるようだ。
リゾート感や高級感など求めず、宿泊するだけと割り切れば、かなり利用価値の高いホテルだと思う。
特に夜遊び派は要チェックだ。
地図と周辺施設
地図
場所は前述のとおり、スクンビットソイ11/1となる。
ソイの中には、日本語表記のあるマッサージ屋や日本料理店もある。
あとは、ホテルが多い。
一番奥が、グランドスイススクンビット11。昔のスイスパークホテルですな。まあ、綺麗になっちゃって。
⇒グランド スイス スクンビット 11 バイ コンパス ホスピタリティ (Grand Swiss Sukhumvit 11 by Compass Hospitality)
レートがいいと定評の両替所「VASU(ワス)EXCAHNGE」が近い。
BTSナナ駅入り口までは徒歩2分。
地下鉄スクンビット駅、BTSアソーク駅までは、歩きやすい時間帯だと7,8分といったところか。夜間の露店が多い時間帯はどうしても時間がかかる。以下同じ。
ナナプラザまでは5分ちょっと。
テーメーカフェまでは、ものの2,3分。
ソイカウボーイまでは、アソーク通りを渡る必要があるんで、10分くらいかかりそう。
夜遊び好きには、絶好の立地条件と言える。
もちろん、BTSと地下鉄の両方が使えるので、一般的な観光にも便利だ。
日本料理レストランも多数入っているターミナル21まで歩いて10分弱。
ロビンソンデパートまではさらに近い。地下には24時間営業のTOPSスーパーマーケットがあり、食事はフードコートで済ませれば安上がりだ。
ソイ11/1内にはコンビニがないけれど、隣のソイにはあるんで心配無用。
本当に便利な場所にある。
バンコク初心者にも安心してオススメできる。
宿泊料金
わたしが宿泊した時の料金がこちら。
アゴダ
税込みで3050円といったところか。
タイバーツでちょうど1000バーツくらいになる。あとは為替レートの違いだろう。
なお、現地で延泊料金を尋ねると1200バーツとのこと。
ホテル予約サイト経由のほうが安いようだが、日程によりけり。
各サイトによってプロモ価格を打ち出しているんで、それぞれチェックしてみてほしい。
また、予約サイトによって、スタジオナナのあとにアイチェックインという文言が付いたり付かなかったりするが、どれも同じホテルのことだ。アイチェックイングループのホテルが近所にあるせいで、ちょっとややこしいことになっている。
ナナとアソーク近辺の格安ホテルとの比較
立地条件にこだわるなら、ナナとアソークの間に泊まるのがベストだ。
スクンビット沿いのナイトスポットを徒歩でうろうろしたいと考えているなら、これは譲れない。
シティロッジソイ9
以前は、シティロッジソイ9を利用することが多かった。ナナ駅が目の前で立地条件は抜群だが、部屋は古臭い。テレビもほとんど映らなかった。
今回料金を調べてみると、1400バーツほどで以前より値上がり。
シティ ロッジ ソイ 9 (City Lodge Soi 9)
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価格設定と清潔さを考えると、シティロッジよりもスタジオナナのほうがコスパは上だと思う。日本のテレビ番組が見られるのも嬉しい。
ただし、シティロッジソイ9のほうが、部屋は広いし、湯船もついている。窓もあるが、開けると目の前がナナ駅のプラットフォームだったりするんで、あまり意味はない。通勤客から丸見え。
マキシムズイン
ソイ7/1の中にあるホテルも利用したことがある。
ここはちょっと怪しいバーが並んでいて、上階がゲストハウスになっている。予約サイトでの取り扱いはないみたい。数年前は1000バーツで広めの部屋に泊まれた。
予約できるホテルがいくつかあるが、利用しやすいのはマキシムズインだろうか。
一泊1200バーツほど。
マキシムズ イン (Maxim's Inn)
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サムズロッジ
さらに安さを求めるなら、サムズロッジがいいかも。
場所はスクンビットソイ19の横道を入ったところ。フロントが2階にあってちょっとわかりづらい。
部屋は古めかしくて、あちこちガタが来ているが、寝るだけと割り切れば問題ないだろう。
昔ここにチェックインして鍵を渡されて部屋に入ってみると、別の宿泊者がまだ居座っていたことがある。
まあそのレベルの安宿ですが、立地条件はいいし、何より安い。
関連記事:アソーク近くの格安ホテル、サムズ ロッジ (Sam's Lodge Hotel)宿泊レポート
7月の料金を調べると、税込みで936バーツ。この立地で1000バーツ以下は珍しい。
サムズ ロッジ (Sam's Lodge Hotel)
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ルアムチットプラザホテル
いわずと知れたテーメーカフェ上ホテル。
ある意味最強の立地条件ですな。改築して綺麗になりました(現在も一部工事中)。
休憩価格が600バーツ。
プロモ価格をつかまえれば、一泊1100バーツで予約できる。泊まったほうがお得です。
関連記事:立地がすべて。テーメーカフェ真上のルアムチット プラザ ホテル (Ruamchitt Plaza Hotel)宿泊レポート。
ルアムチット プラザ ホテル (Ruamchitt Plaza Hotel)
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コージーアットテンホテル
あえて、賑やかなソイ奇数側ではなくて、静かなソイ偶数側に宿泊するのもいいだろう。
何度か利用していたのが、コージーアットテンホテル。
部屋はわりと広めで快適。
部屋によっては目の前が公園になっていて、朝から体操をしているタイ人を見ることができる。
とても静かな立地。でも、スクンビット通りを渡ると、目の前にテーメーカフェがあるという無茶ぶり。
一泊1300バーツくらいか。意外とおすすめ。
コージー アット テン ホテル (Cozy At Ten Hotel)
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そんなわけで、ナナとアソークの間にある格安ホテルをいろいろ渡り歩いてきたが、その中でも最も清潔でコスパが高いのは、今のところスタジオナナだと思う。立地条件が絶妙なんだよねえ。
ウォークイン価格の1200バーツは微妙に高いと感じるが、予約サイトで1000バーツなら、また利用したい。
その他、ナナ・アソーク界隈の1000バーツ前後ホテル宿泊レポートはこちらから。
・ソイカウボーイから徒歩30秒。ウェルネス レジデンス (Wellness Residence)宿泊レポート
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