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パタヤホテル宿泊レポート ホテル情報

チャップリンイン(Chaplin Inn)宿泊レポート@サードロード。穴場的ホテルで長期滞在可能。

投稿日:2016年6月9日 更新日:


日替わりホテルシリーズ後半戦の2軒目はサードロードへ。
パタヤタイとの交差点近くにあるチャップリンインというホテル。

ホテル名や看板の著作権肖像権はどうなってるのかと少々疑問になりつつも、実はけっこう良いホテルだった。
知名度が低くて穴場的ホテルかもしれない。長期滞在も可能です。

では詳しくどうぞ。

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チャップリンイン(Chaplin Inn)

サードロードの東側(スクンビット方面)の道沿いにある。

外観
チャップリンイン (7)

看板
チャップリンイン (8)

サードロードの反対側から見たところ
チャップリンイン (9)

玄関前は、こじゃれたカフェみたいになっている。
チャップリンイン (6)

実際にカフェとしてドリンクの注文も可能だ。

レセプション
チャップリンイン (11)

ロビー
チャップリンイン (1)

建物自体は古いものだろうが、きちんと改装されている。
ロビーは広くて快適だ。

正午過ぎに訪れると、部屋が用意できるまで20分ほど待つように言われた。
その場でWi-Fiのパスワードを教えてもらい、ネットサーフィンしておけば時間つぶしとなる。

ボスらしきおばさんが対応してくれた。とても朗らかな人で好感が持てる。アットホームな雰囲気のホテルだ。ベルボーイ的に動いているのは、息子だろうか。家族経営かな。

その息子らしきベルボーイに2階の部屋へと案内された。
エレベーターは無し。階段のみ。

階段
チャップリンイン (5)

廊下
チャップリンイン (4)

どこにでもチャーリーがいる。

スタンダードルーム部屋内部

当初、予約したのは一番下のクラスのスタンダードルーム。

チャップリンインスタンダードルーム (8)

チャップリンインスタンダードルーム (2)

チャップリンインスタンダードルーム (4)

ダブルベッド、テレビ、冷蔵庫、化粧台とイス、クローゼット、エアコン。
最低限必要なもの揃っている。

ベッドはクイーンサイズかな。それほど大きくない。
テレビ台は、単なるタンス。

NHKワールドの映りは上々。
チャップリンインスタンダードルーム (7)

クローゼットはやや古びている。
冷蔵庫には、無料の飲料水二本。

セーフティボックスはベッド脇にあり。サイドテーブルの上に鎮座している。

チャップリンインスタンダードルーム (1)

灰皿もあって、室内喫煙可能。

カードキーではなくて普通のシリンダー錠。
エアコンは付けっぱなしでも消えない。

部屋は全体的に殺風景で、決して汚いわけではないけれど、清潔感は少なめ。
タイ人向けの大衆ホテルをちょっとだけ外国人向けにしたって感じだろうか。高級感はまったくない。

窓はあるが、バルコニーはない。
窓を開けると隣の建物で景観はのぞむべくもない。
チャップリンインスタンダードルーム (3)

まあ、ハズレではないが、当たりでは決してないなあ。

浴室

チャップリンインスタンダードルーム (5)

浴室は綺麗にリノベーションされている。
これは大したもの。

シャワーブースが独立しており、トイレや洗面台は濡れないようになっている。

チャップリンインスタンダードルーム (6)

ドライヤーも備え付けてある。
このクラスでは珍しい。

アメニティは石鹸とシャワーキャップくらいなもの。
ただし、シャワーブースの中に、押出式のボディソープとシャンプーが常備されている。

部屋はいまいちだけど、浴室は当たりだな。

 

と、一通りチェックしたところで、洗面台の水道管が壊れていることが発覚。
どうやら前の宿泊客が壊したまま、申告せずにチェックアウトしたらしい。
クレームを付けると、すぐに部屋の変更を手配してくれた。
しかも、アップグレード。

そんな経緯で、スタンダードルーム滞在時間は10分ほど。

 

実際に宿泊した部屋を紹介する。

正確な名称は聞いていないが、おそらくは、バルコニー付きのスーペリアルーム、もしくはデラックスルームとなるはずだ。

チャップリンイン (10)

ホテルのパンフレットではデラックスルームの記載だが、ホテル予約サイトではばらばらの名称なもので。

バルコニー付きスーペリアルーム

チャップリンインバルコニー付き (2)

おお、こっちは広いぞ。
たたずまいは、ビーチロードによくある中級ホテルと遜色なし。

心なしか、ベッドも大きいような気がする。

チャップリンインバルコニー付き (3)

テレビは同じサイズだろうけど、ベッドとの距離が近い。

ベッドの両脇にはサイドテーブルと照明。
サイドテーブルの下にセーフティボックス。

スーツケース置きもある。

チャップリンインバルコニー付き (5)

作業用の机も大きい。
机の上には、電子ケトルや無料のコーヒーと紅茶も用意されている。

それとは別に、テーブルやチェアも置いてある。

チャップリンインバルコニー付き (4)

冷蔵庫はテレビのダッシュボードの中に隠れている。
チャップリンインバルコニー付き (10)

が、そのせいで熱が逃げないのか、やたらと冷蔵庫のドアが熱くなっているのはご愛嬌。中はきちんと冷えているので問題なし。
ミニバーは付いていない。

バルコニーあり。
外はサードロードだ。車がびゅんびゅん走っております。

チャップリンインバルコニー付き (8)

窓は二重になっていて、外の騒音はかなりカットしてくれている。それでもサードロードは交通量が多いため、多少の音は聞こえてくる。
チャップリンインバルコニー付き (6)

バルコニーは、掃除していないなあ。床に土埃がたまっている。
机とイスも置いてあるが、イスは完全に死亡している。

チャップリンインバルコニー付き (7)

ここでまったりはできない。

チャップリンインバルコニー付き (9)

エアコンの室外機の下にハンガーを掛けられる穴があって、洗濯物を干すには最適。
クローゼットにはハンガーが大量に置いてあった。
洗濯物は即効で乾く。

全体的に綺麗にリノベーションされているが、甘い部分がちょろちょろと。

照明の電源スイッチなんて、こんな感じ。
チャップリンインバルコニー付き (14)

まあ、これもご愛嬌です。
このクラスのホテルではよくやっているほうです。

浴室

チャップリンインバルコニー付き (11)

浴室は、スタンダードルームとほぼ同じ。
ピカピカとは言わないが、そこそこ綺麗に維持されている。

チャップリンインバルコニー付き (12)

もちろんドライヤーも設置されている。
チャップリンインバルコニー付き (15)

シャワーブースがあるんで、トイレや洗面台がびしょ濡れになることはない。
でも、シャワーブースの床はちょっと腐っていて、そのかわりにシャワーマットが敷いてあった。微妙にどこかしら壊れているものだ。
シャワーブース内には、ボディソープとシャンプーあり。

天井シャワーとハンドシャワーの両方が使える。
電気式だが、湯量と温度はまったく問題なかった。
シャワーブースが狭いんで、二人で一緒にシャワーを浴びるのはムリです。

チャップリンインバルコニー付き (13)

バスタオル置きがあって、バスタオル2枚とハンドタオル2枚が用意されていた。

なお、バルコニー付きの部屋はカードキーとなっている。

チャップリンインバルコニー付き (1)

部屋の通電のためにカードを挿すようになっているが、実はこれはまったく意味なし。
カードを挿さなくとも、電気はつく。ということは、外出時にエアコンつけっぱなしや充電もできることになる。
このあたりもかなりいい加減。

安いスタンダードルームはいまいちだけど、バルコニー付きの部屋は当たりだ。
細かいところでアラが目立つが、2000円代という価格帯を考えれば、こんなものだろう。

 

部屋がわりと広いんで、快適に過ごすことができた。

スイミングプールなし。
ロビーにカフェレストランがあって、飲食物を購入できる。
朝食は別料金。

Wi-Fi無料で、パスワードを入れるだけのタイプ。利用者が少ないのか、速度は早い。

ジョイナーフィー無料
IDチェックなしでスルー可能だった。

チャップリンイン予約は以下から

チャップリンイン(Chaplin Inn)

アゴダ

エクスペディア

ホテルズドットコム

ブッキングドットコム

地図と周辺施設

チャップリンインとその周辺地図

チャップリンインの所在地は、サードロードの南側で、ほんの少し歩くとパタヤタイ通りとの交差点に出られる。

パタヤタイとの交差点付近には、今回もう一軒検討していたホテルがある。

パタヤホリデイロッジ(PATTAYA HOLIDAY LODGE)
パタヤホリデイロッジ (2)
パタヤホリデイロッジ (1)

ちょっと見落としがちだが、きちんと営業しているようだ。
入り口がカフェレストランになっている。
朝食付き1泊2000円ほど。
2015年7月に改築したようで、ここも気になる格安ホテルだ。

パタヤホリデイロッジ

アゴダでチェック
エクスペディアでチェック

チャップリンインのすぐ横に脇道がある。
このあたりをソイLKパビリオンと呼ぶ。
実はソイLKはもう一つあるんですよねぇ。

ソイの中には、大きなサービスアパートメント兼ホテルのLKパビリオン。こいつがソイの名前の由来だろう。

LKパビリオン

看板には、Executive Serviced Apaetmenと書いてあり、基本的にはロングステイ用だが、ホテル利用も可能となっている。
1泊1200バーツほど。
LKパビリオンをアゴダでチェック
LKパビリオンをブッキングドットコムでチェック

すぐ近くに、THE TIME CLUB(タイムクラブ)。ローカル向けのラウンジだと思われる。(追記。現在は名称変更されているが、店は存続している。)
タイムクラブ

ゲストハウスやローカル向けのアパートがいくつもあって、洗濯屋やコインランドリーもある。
ソイLKパビリオンの洗濯機コインランドリー

また、ランドリーショップは、チャップリンインからサードロードを渡ったところにも一軒あり。
コインランドリーが20バーツから利用できる。
サードロードのコインランドリー洗濯機
ランドリーサービスもあって、はっきり聞いていないが、おそらく一ヶ月定額500バーツで洗濯してくれる。(たぶん、数量は決まっているはず)

パタヤタイ通りには、ローカル向けの安くおいしい店がたくさん。
でも、徒歩圏内に限定すると、バミー&カオムーデーン屋くらいか。
バミーギアオは、ワンタン入りバミーナム@パタヤタイソイ18
山盛り焼き豚が目印。パタヤタイのバミーナームとカオムーデーン屋台。

サードロード側も紹介。
チャップリンインからサードロードを横断して真正面のソイの中にカッレブランという怪しいバーがある。

サードロードチャップリンインホテル前

このソイをさらに進むと、ホテル「ゴールデンシーパタヤ」へ。ここはスイミングプール付きで快適なホテル。
ゴールデンシーの脇道を抜けると、ソイブッカオに出られる。徒歩圏内です。

もちろん、ブッカオ名物の「火金市場」も歩いていけますね。
ソイブッカオの火金市場。安い衣料とローカル気分を求めるならここへ。

コンビニは、ホテルの正面にセブンイレブン。
サードロードを渡るのが面倒なら、少し北に歩いたところにもう一軒セブンがある。たぶん、こっちのほうが早い。
サードロードのセブンイレブン

サードロード沿いには、ローカル飯屋が多数。
ソイLKパビリオンのサードロード側入り口は小さな屋台群となっている。

すぐ近くにイサーン料理食堂。ここはまだ未体験。
サードロードのイサーン料理屋

少し歩いて、ローカル向け日本料理屋のラーメンチャンピオン。
ラーメンはもちろん、寿司、天ぷら、たこ焼き、カツカレーなど。
サードロードの日本料理屋ラーメンチャンピオン
ローカル日本食レストラン・ラーメンチャンピオンのカツカレーは、具だくさんで79バーツ
ラーメンチャンピオンでカオムートートと注文するとカツライスが出てきた

サードロードを渡れば、シーフード食べ放題で200バーツのムーガタ屋セーチュアン。
ここはおすすめだ。
サードロードのムーガタ屋セーチュアン
セーチュアン。199バーツでシーフード焼き放題のムーガタ屋。

ホテルからは5分近くかかるが、サードロード沿いにザ・ヴィレッジ(THE VILLAGE)というタウンハウスが整然と並ぶ一角がある。
ファランや少し金持ちのタイ人が住むエリア。入り口にはガードマンがいる。
ザ・ヴィレッジ (1)

ここにはスイミングプールがあって、1日30バーツ。
ザ・ヴィレッジ (3)スイミングプール

通りの一番奥には、長期滞在ファラン御用達のTHE BLUE LAGOONというパブレストランがある。
日替わりメニュー99バーツ。
ザ・ヴィレッジ (2)ブルーラグーン

サードロードからパタヤタイにかけては、他にも気になる店は多数あり。
捜索しがいのあるエリアだと思う。

まあ、基本的にサードロードはバイクがないと移動が厳しい立地。
パタヤ初心者にはまったく向いていない。

ただ、パタヤタイ通りに出れば、乗り合いソンテウが走っていて、パタヤの中心部ならどこでも行ける。
ウォーキングストリートまではソンテウで5分もあれば充分だ。

チャップリンイン宿泊料金

わたしが宿泊した日の料金はこちら。
スタンダードルームの料金となる。

アゴダ
スクリーンショット_052516_081903_PM
税込みで、2032円

6月中旬の価格を調べ直すと、税込みで660バーツとなっている。
スクリーンショット_060916_011452_PM

バルコニー付きの部屋だと税抜き価格でこんなところ(アゴダ)
スクリーンショット_060916_011146_PM
デラックスルームで、総額850バーツとなる。

スタンダードルームとの差は、190バーツ。
ちょっと微妙なところだが、この差額なら、断然バルコニー付きの部屋がおすすめ。

各サイトによってプロモ価格を打ち出しているんで、それぞれチェックしてみてほしい。

チャップリンイン(Chaplin Inn)

アゴダ

エクスペディア

ホテルズドットコム

ブッキングドットコム

総評

最初に案内されたスタンダードルームは、660バーツと安いけれど、あまりおすすめとは言えない。
やはりバルコニー付きの部屋がいいだろう。
850バーツならコスパは高い。

ただし、良い意味でも悪い意味でも家族的でいい加減な雰囲気だ。
客室の隣の部屋を従業員が使って、音楽をかけていたりする。

使っていない階段が放置されている。
チャップリンイン (3)

降りると廃墟だったよ。びっくりした。
チャップリンイン (2)

掃除が行き届いていない部分もあるし、微妙に備品が壊れているところもある。
セキュリティもわりといい加減。

でも、どこか居心地がいい。

アゴダでの評価は、口コミ数が少ないとはいえ、8.9と高い。
いまだに日本人の投稿は無い。

日本人は泊まっていないんじゃないかと思いきや、実は日本人の常連もいるそうだ。
知っている人は知っているんだねえ。

あと、レセプションにアフリカ系の男性がいて、てっきり従業員かと思いきや、長期滞在者だという。なんと1年住んでいるそうだ。
また別のファランは、真っ昼間から夜までロビーに居座って微動だにせずにずっとビールを飲んでいた。正体不明だ。

細かいことにこだわらない人には、さぞ居心地がいいんだろうなあと思わされる光景だった。

ちなみに、わたしは一ヶ月全込みで14,000バーツのオファーをいただきました。
このレベルで14,000バーツはまずまずお得じゃないですかね。足りない部分は、自分で掃除したり直せばいい話なんで。
万人におすすめできるレベルではないですが、間違いなく穴場ホテルですね。

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