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日本帰国情報

タイから日本への帰国手順と注意点

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年末年始をひさしぶりに海外で過ごした人は多いかと思う。
前年同時期と比較すると、成田空港を出入国する人は12倍になるそうだ。
帰国ラッシュは本日がピークとのこと。空港混雑は必至だ。
空港が混雑事情は海外の空港でも同じ。
スワンナプーム空港はこの数ヶ月、混雑の様子が頻繁に伝えられており、年末年始は特に混み合う。
また、日本の水際対策はまだ残っており、3年前とはまったく異なる状況だ。空港検疫を受ける必要がある。
ここでは、タイから日本へ帰国する際の注意点についてまとめてみた。
スワンナプーム空港でも日本入国でも最速で手続きを済ませるには事前準備と情報が大事だ。

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Visit Japan Webでファストトラック登録を

日本入国・帰国には、3回接種済みのワクチン接種証明書が必要だ。
ワクチン接種証明書がない場合は、出発前72時間以内に検査を受けた陰性証明書が求められる。
ワクチン接種証明書あるいは陰性証明書があれば、日本人は誰でも簡単に帰国できる。証明書がないと、そもそも日本へのフライトに搭乗できない可能性が高い。

日本入国時には空港で検疫を受ける。
この検疫手続きをスムースに進めるためのものがファストトラックだ。
2022年11月以降は、Visit Japan Webというシステム内からファストトラックを登録するようになっている。
現在はファストトラックの登録内容が大幅に簡約化されており、すごく簡単になった。

関連記事:大幅簡略化されたVisit Japan Webとファストトラック登録方法(2023年1月最新版)

ファストトラックの審査が完了すると、表示が青色画面となる。
検疫ではこの青色画面を提示すれば、検疫はほぼスルーできる。

なお、2022年12月30日からは、中国からの直行便乗客全員と、7日以内の中国滞在歴がある人は、空港での検査が必須となった。
旅行先がタイのみでタイから直接帰国する人は何も関係がない。

スワンナプーム空港には3時間前到着を

ここ数ヶ月のスワンナプーム空港では混雑が問題となっている。
特に連休中は大混雑する。

チェックインカウンターが長蛇の列となり、荷物検査場と出国審査場も並んでいる。
チェックインに2時間近くかかったという報告もある。

スワンナプーム空港からは、国際線利用時にはフライト出発3時間前までに空港に到着しておくようアドバイスがが出ている。

もちろん、チェックインも出国もすいすい進んで時間が余ってしょうがないという事態も充分ありえるが、万が一、手続きに時間がかかり、搭乗に遅れてしまっても航空会社は待ってくれない。特にLCCは搭乗手続きもきっちり締め切るし、フライトはさっさと出発してしまう。

スワンナプーム空港には余裕をもって向かいましょう。

WEBチェックインとKIOSKの活用を

スワンナプーム空港到着は3時間前が基本だが、チェックインカウンターの長蛇の列を回避する方法がある。

まず、タイ航空。
事前にWEBチェックインするか、スワンナプーム空港のチェックインカウンター近くに設置されたKIOSKというセルフサービスチェックイン機を使って、チェックインする方法だ。

搭乗券が発行され、もし預け荷物がない場合は、チェックインカウンターに立ち寄る必要なく、そのまま出国して搭乗口へ向かうことができる。
預け荷物がある場合は、専用のバッゲージドロップカウンターへ行けばいい。これは通常のチェックインカウンターとは別なので長蛇の列の心配はない。

詳細:長蛇の列にさらば、スワンナプーム空港でのタイ航空チェックインはKIOSKで待ち時間ゼロに

エアアジアでもチェックインカウンターをスルーする方法がある。
WEBチェックが有効だ。
エアアジアのスマホアプリでは、Eボーディングパスが表示される。これは紙の搭乗券と同じ扱いとなる。
チェックインカウンターをスルーしてそのまま搭乗口へ向かうことができる。
預け荷物がある場合は、WEBチェックイン済みの人と書かれたカウンターへ行けばいい。
多少並ぶかもしれないが、通常の列に比べればマシだろう。
2022年11月にタイ・エアアジアXの関空行きを利用した際は、チェックインカウンターは長蛇の列だったが、WEBチェックイン済みかつ預け荷物がなかったため、1秒たりとも列に並ぶ必要はなかった。スワンナプーム空港のターミナルビルに入り、そのまま保安検査場へ進むことができた。

詳細:大混雑のスワンナプーム空港、エアアジアはWEBチェックインしておけば待ち時間ゼロで搭乗可能

ベトジェットエアでもWEBチェックインは実施している。ただ、日本行き国際線で利用できるかは未確認。以前は不可だった。またKIOSKの利用も不可と言われた。

JALとANAとジップエアとピーチ航空については不明。
WEBチェックインができるなら、必ずやっておくようにしよう。

ワクチン接種証明書は携行すべきか?

さて、前述のように、日本入国にはワクチン接種証明書あるいは陰性証明書が必須だ。
Visit Japan Webのファストトラックでワクチン接種証明書をアップロードして審査が完了していれば、日本到着時には証明書を提示する必要はない。
事前にファストトラック登録済みならば、ワクチン接種証明書そのものは持参しなくてもいいことになる。

が、問題は、日本行きフライトのチェックイン・搭乗時に証明書の確認がなされることがあるという点だ。
日本の検疫ルール上は、ワクチン接種証明書ないし陰性証明書の提示は必須だ。
日本行きフライトを運航する航空会社が搭乗前に確認することになっている。
もし、証明書をもたない乗客を乗せてしまい、その乗客が日本上陸拒否となった場合、乗せてきた航空会社の責任ということで、送り返すフライトの費用は航空会社持ちということになってしまう。まあ今では上陸拒否のケースはほぼないはずだが、建前上はそうなっている。

よって、チェックインカウンターでワクチン接種証明書あるいは陰性証明書の確認を実施するケースが多い。
すべての空港のすべての航空会社のすべての地上スタッフが証明書の提示を要求するかはわからない。
航空会社によりけりだ。

チェックインカウンターすぐにワクチン接種証明書を提示できるよう、手元に用意しておくのがベター。
紙の原本でもいいし、原本のコピーでもいいし、原本を撮影した画像でもいいし、ワクチン接種アプリを立てあげておいてもいいし、アプリのスクショでもかまわない。

エアアジアではWEBチェックイン済みであれば、直接搭乗口へ行けるが、搭乗口では別カウンターに呼ばれて、そこでワクチン接種証明書の提示を求められた。

タイ航空ではKIOSKで搭乗券を発券すれば、搭乗口でも証明書の提示は求められなかったとのこと。
この場合は証明書の提示は無しで搭乗できてしまう。
ただし、ファストトラック登録しておらず、本当に証明書も持参していない場合は、日本入国を拒否される可能性がある。実際は空港で検査を受けて陰性であれば入国が認められるようだが、あまりにも不確定要素が大きすぎるし、もし空港検査で陽性であれば、指定施設で一定期間隔離となるはずだ。

ファストトラック登録済みであれば、絶対に証明書の持参が必要とは限らないが、何が起きるかわからないので、必ず手元に用意しておきましょう。

また、Visit Japan Webのファストトラック青色画面をチェックイン時に確認するかは航空会社次第だ。
昨年スワンナプーム発福岡行きのベトジェットエアを利用した際は、ワクチン接種証明書のほかに、当時やっていたMySOSの青色画面提示も求められた。

Visit Japan Webとファストトラックは、日本入国の絶対必須条件ではなく、何も登録しなくても、ワクチン接種証明書あるいは陰性証明書があれば、日本入国は可能だ。
でも航空会社によってはファストトラックの登録画面を提示せよと言われるケースがありうる。
チェックイン時にはスマホでVisit Japan Webの画面を開けるようにしておくか、スクリーンショットを用意しておこう。

ワクチン接種証明書もファストトラックもチェックイン時に確認するかどうかは、航空会社次第なので絶対の答えはない。

タイ航空のKIOSK搭乗券発行のように、完全スルーで搭乗できるケースもある。
でも何が起きるかわからない。もしもの時に即座に対応できるよう準備はしておくべき。
この情勢下ではなおさらだ。

タイ出国

タイ出国手続きは特に何もない。
荷物チェックの保安検査場は、時間帯によっては混み合うことがある。
特に深夜便が出発する時間帯は混み合うことが多いようだ。
また、出国審査場も同様。
ただ、入国時に比べると、そこまで混んでいないようだ。
タイミング次第なのでなんともいえないが、混雑していても30分程度で抜けられるかと。

日本入国検疫

フライトが日本の空港に到着し、降機したところで検疫が始まる。
案内板に従い、延々と歩くことになる。
これは到着空港や到着ゲートによりけりだが、関空ではけっこうな距離を歩くことになる。

Visit Japan Webでファストトラック登録が済み、青色画面が表示されていれば、検疫は実質的にスルーできる。

スマホでVisit Japan Webを立ち上げて青色画面を表示する。
日本の通信サービスがすぐに使えないようなら、用意されたWi-Fiスポットの利用が可能だ。
もしくは、スマホのスクリーンショットかPCで印刷したものを提示すればいい。
一番簡単なのは日本のスマホでVisit Japan Webを立ち上げてしまうこと。飛行機を降りて、すぐに接続しておけばいい。

あとは、ファストトラック青色画面を印籠のごとくかざしながら、青色画面専用レートをどんどん進んでいくだけ。

なお、ファストトラック未登録の場合は、情報入力コーナーみたいなところで係員の指示に従い登録することになる。
混雑していたら、余計に時間がかかる。
早く入国してしまいたい人は必ずVisit Japan Webでファストトラック登録しておくこと。

ファストトラック青色画面にしておけば何の問題もない。

税関と入国

Visit Japan Webには税関電子申告用QRコードの発行ができる機能も実装されている。
QRコードがあれば、税関電子申告ゲートを通過することができる。
もちろん、これまで通りの黄色い紙の申告書を記入して、通常のゲートを通ることもできる。
QRコードと紙の申告書の両方を用意しておき、空いているほうの列を選ぶのがベター。
事前準備しておけば、少しだけも早く手続きが進む。
これが今の日本帰国だ。

最後は自動化ゲートを使って入国するだけ。
パスポートにスタンプを押してもらいたい人は、自動化ゲート近くにいる係官にお願いしよう。すぐに押してもらえる。

まとめ

なにごとも事前準備が大切。今の日本帰国ならばなおさらだ。
Visit Japan Webでファストトラック登録しておく。
可能であればWEBチェックインをしておきチェックインカウンターの長蛇の列をスルー。
証明書の提示を求められた時にすぐに出せるようにしておく。
日本到着時にもすぐにファストトラックの青色画面を出し、税関では電子申告か紙の申告かを状況に応じて選択する。
きっちり事前準備しておけば、最短でのタイ出国と日本入国が可能となる。
まあ、実際にはほとんどなにも準備しなくても、なんとか日本帰国できるのだが、無用なトラブルや余計な時間浪費は避けたいもの。
ちゃんとやっておけば、ストレスフリーかつ最短時間で帰国ができる。

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