ノルウェーの格安長距離航空会社であるNorse Atlantic Airways(ノースアトランティック航空)が、マンチェスター発バンコク行きの直行便を就航すると発表した。
運航開始は、2025年11月26日。週1便(水曜日)での運航。
冬の間のみ運航で、11月から3月までの限定便となる。
使用機材はボーイングのB787-9。
ロンドン以外の空港からバンコクへの直行便が運航されるのは、マンチェスター空港が異イギリス初となるそうだ。
イギリス北部の都市から、バンコクへ直行できるようになる。
参照:マンチェスター空港
ノースアトランティック航空のマンチェスター=バンコク線は、すでにチケットの販売を開始している。
マンチェスター発が午後11時30分で、バンコク到着が午後6時。
バンコク発が午後8時で、マンチェスター到着が午前2時15分。
フライト時間は、13時間15分。
片道運賃が、179ドルとなっている。
マンチェスターとバンコクを移動する乗客は年間で約10万人おり、さらに推定10万人がマンチェスター以外の空港に流れていると見られている。
ノースアトランティック航空では、マンチェスター=バンコク線以外にも、オスロ=プーケット線、ストックホルム=プーケット線を就航。
ヨーロッパからタイへの直行便を強化している。
現在、タイを訪れる外国人旅行者は減少中だ。最大市場である中国人旅行者が大幅減少しており、全体としても数が減少。ただし、ヨーロッパからの長距離旅行者は増加傾向にある。
イギリスからも多くの旅行者がタイを訪れている。
イギリスからバンコクへの直行便は、ロンドンの空港からしか出ていない。地方都市に住む人は、一度ロンドンまで出るか、他の国の空港の経由便を使うしかない。
マンチェスターからの直行便は、それなりに需要がありそうだ。また、タイ人から人気の高いマンチェスターユナイテッドの本拠地でもありタイ人旅行者も利用する機会がありそう。
日本は、タイへの直行便が各都市の空港から運航されている。東京、大阪、名古屋、福岡、札幌、那覇。
さらに各空港からの国際線経由便を多数あり。
日本人にとってはタイは近い国といえるけれど、遠く離れたイギリスからタイへ来るのは本当に大変だと思う。
それでも多くのイギリス人がタイを訪れているわけで、イギリス人のタイ好きにはちょっとびっくりする。
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