カンボジアの首都であるプノンペンと日本を結ぶ直行便がようやく運航開始となりそうだ。
エア・カンボジアが、プノンペン=東京のフライトを今年2025年末までに開設する予定だと発表した。東京便は、中国経由となる。
さらには、プノンペン=大阪線も開設し、こちらは直行便として運航する予定だという。
まず、東京線を開設したのちに、大阪線を開設する。どちらも具体的な運航開始日は不明だ。
日本とカンボジアを結ぶ路線は、かつてはANAが東京からプノンペンへの直行便を運航していたが、パンデミックにより運休となった。現在、日本とカンボジアを結ぶ直行便は運航されていない。
ただ、ANAでは、2026年にカンボジア路線は再開させる可能性があるとのことだ。
なお、2025年1月から5月にカンボジアを訪れた外国人旅行者は295万で、そのうち日本人は48,949人。日本人旅行者は前年比で5.5%増加している。
参照:プノンペンポスト
エア・カンボジアは、以前はカンボジアアンコール航空という名称であったが、2025年にエア・カンボジアに改称した。カンボジアのフラッグキャリアだ。
現在、日本からカンボジアへの直行便はないため、経由便を使うしかない。
ANAが運航再開するかどうかはまだ不明だが、東京発のみとなるだろう。
エア・カンボジアによる大阪発プノンペン直行便が就航となれば、関西の人には朗報だ。
実際にはLCCを使ってベトナムかタイ経由でプノンペンへ行くのが安上がりだろうし、フルサービスキャリアでも中国系航空会社なら安いだろう。
でも直行便で行けるのはいいこと。
エア・カンボジアの東京・大阪線就航に期待しましょう。
なお、現在は、タイとカンボジアの国境をめぐり対立により、タイ・カンボジア陸路国境は実質的に閉ざされているような状況だ。
タイからカンボジア、カンボジアからタイへは、空路を使えば問題ないとのこと。
カンボジアとタイの両方を旅行したい人は最新情報の収集につとめましょう。
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