パタヤ旅行を終えて友人たちが日本へ帰国する。
タイ航空利用で、往路はビジネスクラス、復路もビジネスクラスだ。
関連記事:タイ航空で行くバンコク ビジネスクラス対エコノミークラス(関空出発編)
関連記事:タイ航空で行くバンコク ビジネスクラス対エコノミークラス(タイ到着編)
往路は同じフライトでやって来たが、わたしはパタヤに居残りとなる。
タイ航空ビジネスクラスで関空へ帰国する様子が友人より送られてきた。
優先レーン、ラウンジめぐり、座席など、簡単な報告までに。
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タイ航空関空行きビジネスクラス
タイ航空の関空行きは1日2便。
TG672が8時15分発、TG622が23時59分発。
朝便に乗ろうとしたら、パタヤを夜中の4時か4時半には出発しないといけない。そこで深夜便を選択。
パタヤからはMr.Tの送迎車を利用。
午後6時にパタヤのSutus Courtを出発し、7時40分頃にスワンナプーム空港に到着。
4階出発フロア前は送迎してきた車で大混雑していて、停車する場所を探すのが大変だったとのこと。
特にタイ航空のチェックインカウンターに近い出入り口付近は混雑しがちだ。
これは空港側でも問題視しているようだ。スタッフを配置して整理にあたっているが、なかなかさばけないらしい。
ちなみにドンムアン空港の国内線ターミナルでは、送迎車とタクシーのレーンを分けるなどの対策を始めた。
タイ航空のチェックインカウンターはたくさんある。
ビジネスクラスは専用のチェックインカウンターあり。スワンナプーム空港に入って左端がタイ航空のファーストクラス、ビジネスクラス、スターアライアンスゴールドの専用カウンターだ。
ほとんど待ち時間なくチェックインできる。
念のため、出発24時間前にWEBチェックインをしていた。
チェックインを済ませて、保安検査場と出国審査場へ。
ビジネスクラス搭乗者は、ファストトラックが利用可能だ。
国際線出発時のファストトラックは2箇所ある。
タイ航空のファーストクラス・ビジネスクラス専用チェックインカウンターのすぐ裏手のファストトラックが近くて便利。
ファストトラックはチェックインカウンターと同じフロアとなり、通常の保安検査場のようにひとつ上の階にエスカレーターが登る必要はない。
なお、国際線到着時の入国審査優先レーンは、ファーストクラス・ビジネスクラス搭乗者用優先レーン(Immigration Priority Lane)と、ファストトラック(Fast Track Lane)は別物扱い。
国際線出発時はビジネスクラス搭乗者もファストトラックを利用する。
ファストトラックは、保安検査場も出国審査場もほぼ待ち時間はゼロ。
本当に早い。
通常の出国審査場では自動化ゲートが導入されているが、ファストトラックは従来の有人ブースのみ。でもほとんど誰も並んでいないため、あまり関係ない。
スワンナプーム空港ラウンジめぐり
タイ航空ビジネスクラス搭乗ではいろんなラウンジが利用できる。タイ航空だけでなく、スターアライアンス加盟航空会社のラウンジも使える。
ファストトラック出国審査場を抜けると、すぐにタイ航空のラウンジへ降りるエスカレーターが待っている。
チェックインカウンター、ファストトラック、ラウンジへと最短距離で移動できる導線ができている。さすがはスワンナプーム空港である。
チェックイン手続き、保安検査、出国審査といずれも待ち時間ゼロで通過。
出発まではまだまだ時間がある。
まずは、タイ航空ラウンジから、ラウンジめぐりをスタート。
タイ航空ラウンジ
友人は過去にも何度かタイ航空のビジネスクラスを利用しており、毎回このタイ航空ラウンジのみを使っているという。
いつも通りのタイ航空ラウンジという感想。
とにかく広くて座席数たっぷり。
フードとドリンクの種類も多い。
洋食、タイ料理、中華などなど。
バミーナムまである。
スイーツは見た目も豪華。
広い廊下。
タイ航空ビジネスクラス搭乗時には欠かせないラウンジだ。
安定感高し。
ターキッシュエアラインズラウンジ
続いてはターキッシュエアラインズへ。
昔の名前でいうとトルコ航空のラウンジだ。
タイ航空と同じくスターアライアンスに属しているため、タイ航空ビジネスクラス搭乗時にもラウンジ利用ができる。
たしか2019年頃にオープンした新しいラウンジで、友人ははじめての訪問。
フードにトルコ料理やアラブ料理が並んでいて、おもしろいとのこと。
よくわからない肉料理。
トルコピザもある。
トルココーヒーが濃厚でおいしいそうな。
中東の航空会社だけど、アルコール提供は普通にやっている。
ちょっと変わった料理が食べたいならターキッシュエアラインズのラウンジがよさそう。
シャワールームあり。無料で使える。
アメニティはきっちり揃っている。
深夜便だと、搭乗前にシャワーを浴びたくなるもの。
シャワーが使えるのは高ポイントだ。
なお、ターキッシュエアラインズラウンジはプライオリティパスでも利用可能だ。
タイ航空ラウンジはプライオリティパスでは使えない。
プライオリティパスがあれば、たとえLCC搭乗でもあっても、ターキッシュエアラインズなど一部の航空会社ラウンジが使える。
プライオリティパスでは、ミラクルラウンジとコーラルラウンジという非航空会社ラウンジも利用できる。
ミラクルラウンジはシャワールームもあるので便利。
ビジネスクラスは高くて乗れない、でもラウンジは使いたいという人はプライオリティパスを入手しましょう。
搭乗
ラウンジめぐりで酒と食事に満足して、あとは帰国の便に乗るだけ。
むろん、ビジネスクラスなので優先搭乗だ。
ビジネスクラスの座席は往路と同じタイプ。
フルフラット仕様で、横になって寝ることができる。
深夜便のため、基本的に照明は暗いままだったそうだ。
どうぞ寝てくださいというスタンス。
関空からバンコクへのフライトは昼便だった。機内食は離陸後にコース料理で提供された。うなぎが出た。
がっつりと機内サービスを受けられた。
帰りは深夜便につき、離陸直後のがっつりした機内食の提供は無し。
むろん、ビジネスクラスなので好きな時にオーダーはできるが。
ちゃんとした機内食の提供は、日本到着前となった。
食事時も照明をつけることなく、あまりにも暗くて写真は撮影せず。
食事不要で睡眠優先という人への配慮だろうね。
帰りの深夜便は、基本的に寝るだけ。
その点は、せっかくのビジネスクラスなのにもったいなく感じると友人。
深夜便では、明るい機内で優雅に豪華な料理を味わいつつ、ゆったりとフライトを楽しむという過ごし方ができない。
でも、とにかく機内ではぐっすり眠り、翌朝からしっかり行動したい人にはビジネスクラス深夜便は最適だろう。
関空に到着すると、日はすっかり昇っている。外は明るい。
ビジネスクラスから優先降機。
これにて無事に日本帰国。
バゲージクレームでは、プライオリティタグが付いた荷物が真っ先に回ってくる。
まとめ
スワンナプーム空港のチェックインにはじまり、保安検査場と出国審査場のファストトラック、ラウンジめぐり、優先搭乗、フルフラットシート、優先降機、優先荷物受け取り。
すべてがスムーズかつ快適に進む。
今回は往復ともマイレージ特典航空券での利用となった。
さすがに実費での購入は高すぎて無理だという。
次回のタイ旅行では、節約のためにLCC利用を考えているそうだ。
いずれにしても、タイ航空のビジネスクラスは羨ましい。
マイレージを貯めて、せめて片道だけでもビジネスクラスに乗ってみたいのだが、ビジネスクラスに必要なマイルでエコノミークラスに2回乗れるかと思うと、どうしてもエコノミークラスを優先してしまう。
いつかはビジネスクラスを。
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