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日本帰国情報

大幅簡略化されたVisit Japan Webとファストトラック登録方法(2023年1月最新版)

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2022年11月1日より運用開始となったVisit Japan Webによる日本帰国・入国の事前登録システム。
日本到着時の検疫手続きをスムースにするためのファストトラックは、このVisit Japan Webを通じて登録する。

11月の運用開始と同時に実際に登録を行ってみた。

関連記事:本日11月1日開始 Visit Japan Webでのファストトラック登録を実際にやってみた

特に難しいわけではないが、登録項目が多く、また承認までの待ち時間が必要で、かなり面倒だった、

2022年12月30日から日本の水際対策が強化された。中国からの直行便到着者と中国滞在歴のある人は空港で検査を受けなければいけない。
新しい水際対策措置が発表となったタイミングで、Visit Japan Webがアップデートされた。
まだまだ先の話だが帰国予定があるので、アップデートされたVisit Japan Webでファストトラックまで登録してみた。
ものすごく簡単になっていた。

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Visit Japan Webとファストトラック登録方法最新版

アップデートされて、入力がかなり楽になったVisit Japan Webだ。
解説も少なめにしておく。
指示通りに入力していけばいいので、本当に簡単になった。

https://www.vjw.digital.go.jp/

PCでもスマホでもやり方は同じだ。
これまで一度もVisit Japan Webを利用したことがない人は、まずはVisit Japan Webでアカウントを作る必要がある。

アカウント作成後にログインして登録を進める。

初めての人は「利用者を登録」から開始。
本人情報やパスポート情報などを入力していくだけ。
すでに一度登録してあれば、2回目の帰国時には改めて登録する必要はない。

次に、「入国・帰国の予定を登録」へ。
初めての人は新規登録を。再度帰国予定がある人も新規登録を。

わかりやすいように任意の旅行名をつけて、日本到着予定日(出発日ではない)、便名を入力する。
日本での住所なども入力。

次に、「入国・帰国の手続きへ」

検疫手続(ファストトラック)と税関申告の準備の項目へ進む。

ファストトラック

ファストトラックの最初の画面は赤い。まだ登録前だからだ。

アップデート前と比べると、登録内容が大幅に減少している。

・ワクチン接種証明書
・出国前72時間以内の検査結果証明書(陰性証明書)

以上の2項目しかない。
ワクチン接種証明書が承認されれば、陰性証明書は登録不要だ。

以前は、パスポートと質問票WEBという2つの登録作業があったが、この2つは撤廃された。
パスポートを写真撮影して、アップロードして、さらに認証されるまで待つ必要があった。質問票は滞在歴や健康状態などを回答しなければいけなかった。
この2つが面倒くさかったのだが、もはや無意味と判断されたらしい。

ワクチン接種済みの人は、実質的にワクチン接種証明書のアップロードだけをすればいい。
3回接種が必要だ。

3回分のワクチンの種類を選択し、3回目接種日を記入する。
それから、ワクチン接種証明書を撮影した画像ファイルをアップロードする。
アプリ版のワクチン接種証明書(ワクチンパスポート)ならスクリーンショットしたものを添付すればいい。

あとは、ワクチン接種証明書の審査完了まで待つのみ。
帰国日が近い人から優先させるそうだが、夜中に申請して、翌朝には審査完了の通知が届いていた。

もし、ワクチン接種証明書がない場合は、陰性証明書のアップロードが必要となる。
陰性証明書を入手してからでないと、実質的にファストトラックの登録はできない。赤画面のままだ。
検査は出発前72時間以内でないといけない。陰性証明書を入手してから、急いでファストトラックに登録しよう。

審査完了となれば、Visit Japan Webの検疫手続事前登録(ファストトラック)画面が、青色に変わる。

アップデートされる前は、QRコードが掲示されていたが、現在はQRコードは廃止となっている。
この青色画面を見せるだけで、日本到着時の検疫手続きを進めることができる。

Visit Japan Webはスマホアプリのように使うことも可能。
PCで登録しても、スマホでのログインが可能だ。
内容はまったく同じ。
PCで登録して、スマホで表示させるのが楽でいいと思う。

PC版では、青画面の印刷がそのまま可能。
空港検疫では、その印刷した画面を提示すればいい。

またスクリーンショットでも可能だ。
たとえば、日本到着時にデータ通信が使えない場合、スマホでスクリーンショットだけを見せればいい。

QRコード廃止にともない、旧バージョンと新バージョンの2つのスクリーンショット方法がある。
スクショしておけば、空港到着時に通信モードにしたり、空港のWi-Fiスポットに接続する必要がなくなる。

以上がファストトラックの登録方法だ。

初めての人でも登録開始から申請まで10分から15分でできそう。
あらかじめワクチン接種証明書の画像データは用意しておこう。
審査完了までは数時間から半日ほど待つ必要あり。

以前に一度Visit Japan Webで登録したことがある場合はもっと楽。
帰国予定の新規登録を行い、ワクチン接種証明書をアップロードするだけでいい。
ずいぶんと簡単になった。

税関申告

Visit Japan Webでは、税関申告も事前登録が可能だ。
登録が終わると、QRコードが発行されて、税関検査場電子申告ゲートを通過できるようになる。
従来の紙の申告書でも何の問題もない。
電子申告はやってもやらなくてもどっちでもいいが、ついでに登録しておいてもいいだろう。

電子申告ゲートは数が少なく、ひと手間余計にかかるため、タイミングによってはすごく混み合う。
紙の申告のほうが早く進むケースが多い。
タイミング次第なのでなんともいえない。
いちおう電子申告もしておき、紙が電子かどちらか列が空いているほうを選択するようにしよう。
登録が面倒な人はスルーしてもかまわない。

日本到着時の検疫

なお、2022年11月末に、実際にVisit Japan Webのファストトラックで帰国した際の空港検疫と税関の様子はこちらから。

関連記事:日本帰国最新事情:Visit Japan Webのファストトラックと税関QRコードで待ち時間ゼロ

ファストトラックの青画面を提示したあとは、ノーチェックで進んでいくだけ。ただ歩けばいい。

12月30日からは水際対策が強化されている。
中国からの到着者は全員空港での検査が必要。
検査なしの到着者と、検査対象者とでは、レーンが分かれているはずだ。

タイからの帰国では検査の必要はない。
青画面の提示をして、間違っても中国からの検査レーンに入らぬよう、さくさくっと検疫を通過していけばいい。

まとめ

Visit Japan Webもファストトラックも、日本入国・帰国のための必須条件ではない。
別に登録しなくても日本帰国は可能だ。
空港検疫所には情報入力用の端末が用意されており、そこで登録をして、入国へ進む流れとなっている。でも混んでいると時間がかかることもある。
Visit Japan Webで事前にファストトラックを青画面にしておけば、わざわざ空港で入国する必要がなくなる。
開始当初と比べると、かなり簡略化されており、簡単に登録ができるようになった。
中国からの到着者とは異なる検疫となったため、現場では混乱が起きているかもしれない。
混雑と待ち時間回避のためにもファストトラックは必ずやっておきましょう。

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