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屋台もの(焼き鳥や唐揚げやつまみ)

パタヤNo.1フライドチキンを使ってヤムガイセーブを作ってみた

投稿日:

唐揚げをラーブ風の味付けにしてサラダにしたものが、ヤムガイセーブと呼ばれる料理。
激辛仕様が多いけれど、妙に癖になる。
ご飯にかけて食べることが多い。
パタヤで簡単に食べられるところでいえば、ソイレンキー入り口にあるカオマンガイ屋台。

ソイレンキー入り口のカオヤムガイセーブ

関連記事:カオヤムガイセーブは、唐揚げ辛口サラダ載せご飯。ソイレンキー入り口屋台食堂でどうぞ。
関連記事:非常事態宣言下のパタヤ沈没食事ライフ:マハーサムット、ヤムガイセーブ、照り焼きガイヤーン、焼きそば、フードランド前カオマンガイ屋

パンデミック以降も営業しており、今でもヤムガイセーブは定番メニューの一つだ。

今回は、そんなヤムガイセーブを、パタヤで一番うまいと評判のフライドチキン屋の唐揚げを使って自作してみた。

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パタヤ至高のフライドチキン

パタヤでもっとも評判が高いフライドチキン屋がパタヤカンにある。
Pattaya's Supreme Fried Chickenと謳っている店だ。
たしかにここのフライドチキンは安くてボリュームがあってうまい。

パタヤカンの唐揚げ屋 (1)

関連記事:まさかの唐揚げ一個2バーツ?パタヤ至高のフライドチキン。

有名店で営業中は続々とタイ人が買いに来る。
普通の唐揚げ屋台は作り置きしていることが多いけれど、ここはひっきりなしに客が来るため、常に揚げたてが供給される。

先日、ひさしぶりに購入してきた。
パンデミック発生以来はじめてだ。

パタヤカンのフライドチキン (1)

午後8時過ぎの訪問で店はほぼ終了。
ゲースに並べられたフライドチキンも残りわずか。
部位によっては売り切れだった。

価格は部位によって異なるが、基本1個15バーツか20バーツ。
カオニャオは量が増えて1袋10バーツに。

ケンタッキーでいうところの、ドラム2個、サイ2個を購入。60バーツ。
ウイング1個をおまけしてくれた。
さすがに閉店間際ということで、フライドチキンは少し冷めていたが。

部屋に持ち帰ると、山盛りのフライドチキンとなった。

パタヤカンのフライドチキン (2)

やっぱり、ここのフライドチキンはうまい。
衣の量が多くてばりばりした食感だが、中はジューシー。
このコントラストが魅力。

1個あたりの量が多いため、5個全部をいちどに食べるのは無理。

冷蔵庫に入れておき、翌日回しに。

ヤムガイセーブ作り

フライドチキンは残り3個。
少しチンしてそのまま食べてもいいけれど、それでは芸がない。
とっさにひらめいて、ヤムガイセーブに仕立てることに。

これまでラーブやナムトックムーは自分で作ったことがある。
といっても、調味料はインスタントのパウダーをふりかけるだけのものだが。いわゆる「○○の素」というやつ。

ヤムガイセーブは作ったことがないけれど、基本の味付けはラーブと同じはず。
よって、同じインスタントを使うことに。

ラーブとナムトックの素は、クノールと味の素の2種類あり。

ラーブの素ナムトックムーの素 (1)

ラーブの素ナムトックムーの素 (3)

どちらも似たようなものだ。
今回は味の素で。

まずは、至高のフライドチキンをカットしていく。
衣が多くてぼろぼろと崩れがちだが、なんとか骨以外の部分を一口大にしていく。

ヤムガイセーブ作り (2)

鍋で玉ねぎとにんにくに火を通す。

ヤムガイセーブ作り (1)

玉ねぎは生でいいのだろけど、ちょっと甘みもほしいし、炒めていく。にんにくは香り付けで。

次に、カットした唐揚げを鍋に投入。

ヤムガイセーブ作り (3)

唐揚げに熱を加えてから、インスタントのパウダーをふりかける。

この手のパウダーでラーブやナムトックを作る場合、水をおおさじ2,3杯加えることになっている。ラーブなら、ミンチ肉を炒める際にすでに水を加えておくし、ナムトックなら焼いた豚肉とあえる際に水を加える。
パウダーだけに水分が必要のようだ。

で、今回も水を少々投入。
それから混ぜ合わせる。
ついでに、唐辛子の追加投入。辛いほうがうまいんで。

ヤムガイセーブ作り (4)

混ぜ合わせるにつれ、唐揚げの衣がどんどん剥がれていってしまった。

最後に、サラネー(ミント」の葉っぱも混ぜて、完成。

ヤムガイセーブ作り (5)

おっと、ネギのみじん切りもふりかけておこう。

ヤムガイセーブ作り (6)

実食

店舗で食べるヤムガイセーブとは、別物になったな。
味は確かにヤムガイセーブ、というか、ラーブそのもの。
食感が、店舗のヤムガイセーブとは違う。
衣が剥がれてしまったのがマイナスポイントで、かつ、水を加えたことで、衣がしっとりとしてしまった。

でも、店舗で食べるヤムガイセーブは、粉っぽさが強い。そのうえ酸味が強いのでむせてしまうことがある。喉に粉がへばりつくのだ。

ソイレンキー入り口カオマンガイ屋のヤムガイセーブ

ヤムガイセーブは好きだけど、この粉っぽさはちょっと苦手。

その点、この自分で作ったしっとり感のあるヤムガイセーブは大丈夫。がんがん食べられる。
また、元々の唐揚げがうまいため、当然ヤムガイセーブにしてもうまい。
にんにくのかおりと、甘いにんにくもよし。

ヤムガイセーブ作り (9)

白ごはんないしカオニャオと一緒に食べるのが一般的だが、食パンに挟んでもいい。

ヤムガイセーブ作り (7)

これ、けっこういけるね。
たぶん、タイ人はこんな食べ方しないだろうけど。

さらに、ビールのお供にもばっちり。

ヤムガイセーブ作り (8)

最後は、剥がれた衣ばかりになってしまったが、この衣だけでもビールが進む。カロリーや油は気にしないことだ。

日本でヤムガイセーブを作るなら

日本のタイ料理レストランでヤムガイセーブが食べられるかは知らない。
でも、フライドチキンとラープの素さえあれば自作するができる。

フライドチキンはファミチキとかで十分かも。
紫玉ねぎは普通の玉ねぎでもいい。
サラネー(ミント)もスーパーで買えるはず。

紫玉ねぎ(ホムデーン)とのセットで売っているところもあるようだ。
高いけど。

辛さはお好みで。
辛いほうがうまいと思う。
ぜひ日本でお試しを。

まとめ

パタヤカンのフライドチキン屋は健在。
味も量も落ちていないと思う。
今もローカルの間で大人気だ。

そのフライドチキン屋の唐揚げを使ったヤムガイセーブづくりは、大成功とは言えずとも、おいしく食べることができた。
衣が剥がれたのが最大の失敗。
次回作るとしたら、骨なし唐揚げを購入し、あえる際には極力水分は少なめにしよう。

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