パタヤタイにあるITモールのTUKCOM(トゥッコム)。
その周囲はちょっとした屋台街となっている。屋台型の食堂もいくつかある。
TUKCOMに用事ある際には周囲の屋台を利用することが多い。
いや、TUKCOMに用事がなくても、食事めあてに訪れたりする。
最近利用した屋台と店を紹介。
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TUKCOM裏屋台群
TUKCOM裏手の路地に屋台がたくさん並んでいる。
持ち帰り屋台だけでなく、簡易的な椅子とテーブルを置いてイートインできる簡易食堂もある。
営業は基本的に昼間のみの店が多いようだ。
タイ料理がメインで、あとはコーヒー屋台やケバブ屋台など。
チキンケバブが60バーツで売られていて、ウォーキングストリートからほど近い立地のわりにはかなり安め。
唐揚げ屋台は1個10バーツから。これまた安い。
串揚げ屋台
以前に見かけたことのない揚げ物屋台が出ていた。
日本食レストラン「大阪」のすぐ近くだ。
小さな屋台だけど、串揚げがてんこ盛りになっている。
おお、なんかすごい。
愛想の良いおばさんがその場でどんどんと串を揚げている。
1串10バーツだ。一部例外的に15バーツのものもある。
いわゆるルークチンと呼ばれる練り物系の串揚げが多い。
魚の練り物やら、イカやら、豚肉やら、ソーセージやら、ワンタンの皮などだ。
指差しで購入可能だけど、正体不明のものは聞けば教えてもらえる。
よくわからないものがあったので、「ニーアライ(これ何?)」とタイ語で聞くと、プラーなんとかと言われる。後半部分は聞き取れなかった。
首をかしげていると、「チクワ」と言われた。一瞬なんのことか思った。ああ、竹輪か。
タイ人の口から「ちくわ」と言われたのははじめてかも。
おばさんは日本語がちょっとだけわかるみたい。
じゃあ、チクワもちょうだいと追加。
野菜類は自由に持ち帰り可能だ。キャベツときゅうりね。ソースも付けてくれるが、タイではおなじみの甘辛いチリソースだ。
持ち帰りにせずに、その場で串を食べることもできる。
今回は6種類を持ち帰り。
あらためて見ると、ちゃんと竹輪だ。丸い穴が空いている。当たり前だけど、味もチクワ。チクワの串揚げがタイで食べられるとはね。
あとは、イカのすり身揚げがおいしかった。
6本を一度に食べると胸焼けしそうになるので、2回に分けて食べる。
ちょっとしたつまみかおやつにいい感じ。
あとは、バービアに持ち込んでビールと一緒に食べるのもよさそう。
竹輪串揚げとビールはいいコンビだと思う。
日本語がわずかに通じる竹輪串揚げ屋台へぜひ。
イタリアンコーヒー屋台
この界隈にはコーヒー屋台が数軒並ぶ。
いずれも、コーヒーマシンをつかって淹れたコーヒーが40バーツ前後だ。
最近利用しているのが、ここ。Simon Italian Coffee。
本当にイタリアンなのかどうか知らない。コーヒーマシンがイタリア製なのかもしれない。
アイスコーヒーは、エスプレッソもラテもカプチーノもアメリカーノも40バーツ。
いつもアイスエスプレッソにしている。エスイエンってやつね。
エスプレッソだけどイタリアンな香りはしない。でも普通においしいエスイエンだ。
特に注文しなくても、甘さは控えめだ。
量も多くて、これで40バーツ。満足度高め。
屋台脇に小さな椅子が置いてあるので、いちおうイートインも可能。
カオカームー
最後にカオカームーを。
イタリアンコーヒーの斜め向かいにセブンイレブンがあり、そのセブンイレブンの近くにクイティアオとカオカームーの屋台食堂がある。TUKCOM裏口からすぐのところだ。
地図(このあたり)
ここは人気店でいつもタイ人客で席が埋まるほど。
16時半に訪れると、すでに閉店間近。
目当てはカオカームーだ。
鍋の上の豚足は残り僅かとなっていた。
この部位しか残っていないけどそれでいいかと確認された。
腹が減っていたのでそれでオッケー。
正真正銘の最後の一皿となった。
少々切れっ端感があるものの、ちゃんと赤身と脂身が入っている。
最後に残されただけあって、味がよく染みていて、おいしい。
ここのカオカームーが好きで、これまで何度か通っている。今回もいい味だ。
煮卵は1個分。カオカームーには煮卵だよねえ。
カオカームー付属のスープはクイティアオ用なのかけっこう味がついている。
無料の水もあるが、ドリンクはさっき購入したイタリアンコーヒーで。
エスプレッソとカオカームーの組み合わせはなかなかにトリッキーである。
お値段は50バーツ。煮卵1個分付きで50バーツは悪くない。
閉店時間が早いので、昼飯にどうぞ。
食後にイタリアンコーヒーでアイスコーヒーを飲めばいいかと。
ちなみにイタリアンコーヒーの裏手にはタイマッサージ屋がある。
妙齢の女性マッサージ師が店先で呼び込みしている。ひそかな狙い目。
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