毎年恒例のナックルアウォーキングストリートへ行ってきた。
今年が第9回目の開催となるようだが、訪れるのは今回が初めて。
別名、WALK & EAT FESTIVAL。
ナックルアの大通りが歩行者天国となり、ひたすら食べ物屋台が並ぶ。その距離、おおよそ400メートルから500メートル。
日本では考えれない大胆さ。
まさに歩いて食う祭り。これぞナックルア食い倒れ祭りだ。
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ナックルア歩行者天国食い倒れ祭り
開催を告げる看板
NAKLUA WALKING STREET Vol.9
2018年1月6日から2018年2月25日まで。
毎週土日のみの開催となる。
現地では、NAKLUA VINTAGE MARKETとも書いてある。
正式名称は不明。
わたしは勝手にナックルア歩行者天国食い倒れ祭りと命名した。
地図と行き方
まずは場所と行き方から。
地図
ナックルアというのは、パタヤの北側に位置する隣町。まあ、実際は繋がっているんで、パタヤの一部と考えても問題ないかと。
中心通りはナックルア通り。パタヤ北部のドルフィンロータリーからスクンビット通りへ向けて延びている。
そのナックルア通りをひたすら北上していくと、ランポーと呼ばれるシーフード市場がある。
ここでは、水揚げされたばかりの新鮮な魚介類が所狭しと売られていて、さらにその場で焼いて食べることができる。
関連記事:ナックルアのシーフードマーケットで海鮮三昧。公園にゴザを敷いて食べる休日。
このランポーシーフードマーケットのすぐ近くからナックルアウォーキングストリートがスタートする。
普段は交通量の多いメイン通りだが、完全に道路を封鎖してしまう。
どうやら、土日の午後4時から交通規制が行われる模様。
バイクで訪れた場合、ランポー市場内の無料駐輪場か、そのあたりに路駐すれば大丈夫でしょう。
ランポー市場の駐輪場
ソンテウでも簡単に訪問可能。
ドルフィンロータリー付近に乗り合いソンテウが待機している(上掲地図参照。スライドさせると乗り場が表示されます)。これに乗れば10バーツで終点まで行ける。間違って、パタヤヌア(ノースパタヤ通り)に行かないようにね。ナックルア通りに入りましょう。
パタヤのセカンドロード上で拾った乗り合いソンテウがナックルアまで直接行ってくれるかは微妙。ほとんどのソンテウはビーチロードへ入る巡回ルートを取るはずだ。その時は、ドルフィンロータリーで降りて、ナックルア通りのソンテウに乗り換えればいい。
また、セカンドロードとパタヤカン交差点のボーリング場前に待機しているソンテウはナックルア行き(上掲地図参照)。これだと確実にナックルア終点まで行ける。もちろん10バーツ。
ナックルアウォーキングストリート開催時は、終点=ランポーシーフード市場≒ウォーキングストリートなんで、最後まで乗っているだけで大丈夫。
市場前にはうじゃうじゃソンテウがとまっています。
帰りは、逆ルートをたどればいいだけ。10バーツでパタヤビーチロードまで戻れます。(ドルフィンロータリーの進行方向の関係で一度ノースパタヤ通りに入るけれど、その後Uターンしてビーチロードへ向かう。慌てて降りてしまわないように。)
ドルフィンロータリーからランポー市場までは、かなりの距離があります。途中、心配になるかもしれないけれど、ひたすらずっと乗っていればいいです。
シーフード市場前で降りて、ほんの少し歩くと歩行者天国のはじまりはじまり。行けばすぐにわかります。
歩行者天国屋台群
ここがメインゲート
記念撮影ポイント
会場見取り図
トイレは脇道を入った奥にあるみたい。
さらに詳しい案内図
メイン通りは、ひたすら一直線。
道路の中央部分に2列になって屋台がずらり。
会場内は一方通行が原則。
正面ゲートから入って左へ進むべし。
あとはもうひたすら歩いて食べてまわるだけ。
屋台の数がいくつあるのか、さっぱりわからない。
200から300かなあ。いやあ、もっとかなあ。わからん。
メインは、ナックルアらしくシーフード系が多い。
このイカ焼きなんて一串5バーツ。安い。
イカの姿フライを食べてみた。
小ぶりながらもイカ一匹を丸ごとフライにしている。60バーツ。
衣が多すぎるが、イカ好きにはたまらない一品。
普通のバーベキュー、串焼き、フライも多い。
カニカマフライをかじりながら、屋台群を練り歩く。
洋食系もあり。
ステーキ
ケバブもある。
巨大ポテト
このポテトは食べたかったが長蛇の列のため見送り。
サテも種類豊富。
和食もあり。定番のなんちゃって寿司。
謎のハジ巻き寿司
パタヤ中心部ではあまり見かけないタイ料理も少々。
竹筒や葉で甘いもち米を包んだお菓子、カオラーム。これ、けっこう好き。
魚のすり身をバナナの葉で包んだホーモック
洋風スイーツも多数。
生チョコ?を使ったケーキもあった。おしゃれだなあ。
でも、そのすぐ横では、虫の素揚げを売っているのがいかにタイっぽくて好き。
カノムトーキョー
東京にはないお菓子。けっこううまい。
露店でよく見かけるタイ風小型クレープ
こののっぺりしたソーセージみたいなやつはなんだろう?
おっと、たこ焼きを発見。
が、これはカノムクロックだ。まあ、これはこれでおいしい。
中身はカニカマとかイカとか。
さらに、たこ焼き器。こちらは、イカの卵を焼いたやつね。これもおいしい。
三度たこ焼き器発見。うずらの卵焼きですな。これもおしいんだよなあ。
結局、たこ焼きは見つからなかった。まあいいけど。
天津甘栗はありました。
と、こんな感じでひたすら屋台、屋台、また屋台。
まあ、自分の嗅覚を頼りに好きなものを食べればいいと思う。
途中、数は少ないけれど、テーブルと椅子が置いてある。
うまく空いていれば、座って食べることもできる。
また、ステージがあって、民族衣装を身にまとったうら若き女性ダンサーが歌っております。かわいい。
ナックルアの古い民家の町並みの中、ひたすら屋台が続く。
パタヤオールドタウンという看板がある。
おそらくは、このあたりがパタヤの旧市街地。
パタヤビーチが歓楽街やリゾート地として栄える前は、静かな漁村だったそうな。
屋台群の終わりは、橋のふもとあたり。
橋の上はイベント会場というかビアガーデンみたいになっている。一番奥にはステージが設置されてコンサート開催。
ビールを注文すれば、屋台で買い込んだ食べ物を持ち込んで、テーブルに座って食べることができるようだ。
ステージに向かって左側は海。
海の綺麗さはともかく、雰囲気はいいですな。
ここまで来たら屋台群は終了。
あとは、一方通行にしたがって、残り半分の屋台を見て行くべし。
看板も早足で歩けと促しております。そない急がんでも。
他の人に邪魔にならない程度にのんびり食べ歩きましょう。
グーグルマップ計測では、歩行者天国の長さが400から500メートルほど。この間びっしりと屋台で埋め尽くされている。
すごいもんです。
まとめ
屋台の数は膨大。でも、思ったよりは種類は少なめ。同じような料理の屋台が多い。
それでも、これだけの屋台が一堂に会するのは圧巻。
雰囲気だけでも楽しい。
イカの串焼き1本5バーツからと価格は安め。何を食べるかによりけりだけど、一人150バーツくらいの予算で腹いっぱいになれるでしょう。
シーフード、串焼き、お菓子がメイン。タイ料理が苦手という人でもかなり楽しめるはず。B級グルメ好きならなおさらですな。
座ってゆっくり食べられる場所が少ないのが難点かなあ。
串焼き系は食べ歩きすればいいけど、ステーキなんてどこで食べればいいんだか。
わたしも一部食べ物は自宅に持ち帰ってから食べたし。
あと、当然ながら、ものすごい人混み。スリや置き引きには注意すること。
客の大半はタイ人だが、ファランもそこそこいる。中国人の団体はあまり見かけないが、タイミングによっては現れそう。
今回の開催は、2018年2月25日の日曜日まで。毎週土日のみ。
だいたい午後5時か6時には屋台が揃うようだ。深夜まではやっていない。夕食時の訪問がベター。
開催期間中にパタヤに滞在している人は、一度訪れてみてはいかが?
人によっては一度でうんざりするかもしれないし、何度もリピートしたくなるかもね。
おもしろいのは確かです。
食い倒れ覚悟でのぞむべし。
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