サードロードを走っていると新しい食堂がオープンしていた。
看板はタイ語のみ。
でも、店頭のディスプレイを見れば一目瞭然。明らかにカオマンガイの店。
カオマンガイの新規開拓はいつでも欠かせない。
さっそく食べてましょう。
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サードロードの新カオマンガイ食堂
とりあえずサードロードの新カオマンガイ食堂としておく。
店内の様子
オープンして間もないようで、店内はとても綺麗。
椅子もテーブルもローカル食堂にしてはきっちりしている。
初回訪問時にはなかったが、その後、簡単な英語メニューができた。
イエンターフォーヌードル:50バーツ
チキンヌードルスープ(クイティアオガイ):40バーツ
タイチキンライス(カオマンガイ):40バーツ
フライドチキンライス(カオマンガイトート):40バーツ
無料の水あり。氷入りグラスを持って来てくれるんで、卓上の水差しから勝手に注げばいい。当たることはまずないけれど、心配な人はペットボトルの水をどうぞ。
なぜだか、日本人フレンドリー。
無料Wi-Fiのアクセスポイント名やパスワードにはJapanの文字が入っている。というか、カ○イという日本人の名前まで入っている。
カ○イさん食堂という店名にしたほうがよくないか。
若い店主(?)は、簡単な日本語が話せる。料理を頼むと、「チョトマテクダサイ」と言われた。下手だけど、その気持だけで心がほっこりする。
カオマンガイ
まずはカオマンガイから。これは普通盛りサイズ。40バーツ。
カオマンガイをアップで。
皮と肉がほどよく混ざっている。
個人的には皮が好きなんで、これくらいがちょうどいい。
肉は柔らかくて、食べやすい。
普通においしいカオマンガイですな。
ナムチム(タレ)
それほど辛くないタイプ。ちょっと刺激が足らないかなあ。
黒醤油みたいな謎のソースがあったので、これもかけてみた。
けっこういいかも。
果たして、この黒醤油らしきものが本来カオマンガイにかけるものかどうかはしらないけど、まあ、おいしくなったのだから、文句なし。
味を変えるのに使ってみてください。
付属のスープは飲みやすい味。それほど深みもないけれど、口直しにはちょうどいい。
また別の日にもう一度カオマンガイをオーダーしてみた。
調理人は若い店主(?)ではなく、別の人。
今度は、血をかためたやつ(ルアット)が付いてきた。
鶏肉の切りわけ方はちょっと雑かな。
正直、最初に食べたカオマンガイのほうがうまかったように思う。
身がぱさぱさで、旨味が足りない。
仕込み自体は同じはずなのに、切り分ける調理人が変わるだけで味も変わるのか。それとも仕込み時点で味が違っていたのか。
まあ、この手のローカル食堂は、日によって味が変わるのが常だし、あまり気にしないこと。
この2度目のカオマンガイも決して不味くはなく、そこそこおいしかったんで。
クイティアオガイ
もうひとつの看板メニューであるクイティアオガイも食べてみる。
麺はセンレックで。
ウンセン=春雨
センミー=極細麺
センレック=細麺(中太麺)
センヤイ=太麺
バミー=中華麺(卵麺)
ママー=インスタント麺
スープの種類は指定しない。
クイティアオガイといえば、濃厚な色のスープと決まっているようだ。
ほら、スープが黒い。
これがクイティアオガイ。
少し薬膳っぽい味がするのが特徴。同じような黒色スープのナムトックとは別物です。
カオマンガイ用の蒸鶏がスープに良く合う。
これ、うまい。
クセのあるスープなので最初はとっつきにくいかもしれないが、慣れてくるとやめられない味。
普段は米麺よりもバミーやママーのクイティアオのほうが好きだけど、クイティアオガイには米麺が合うかも。
鶏肉がたっぷり入って40バーツ。
カオマンガイもいいけど、クイティアオガイのほうがおすすめ。
なお、スープは、透明のナムサイも指定可能。イエンターフォーやトムヤムも置いているそうだ。
まずはクイティアオガイを食べてみてほしい。
地図と行き方
地図
ノースパタヤのサードロード沿い。
最寄りのソイは、ソイ7/1。
カオマンガイ食堂の向かい側は、日本人にはそこそこ有名なムークスレジデンスとカシコーン銀行。
隣は、EDENステーキ&バーガー。
このEDENは、メニューを見ればわかるように韓国系。韓国ウドンも食べられる。オーナーは韓国系アメリカ人。たまたまバービアで隣の席になり、話をしたことがあるが、なかなかいい人でしたね。日本びいきです。
サードロードとパタヤカン交差点からは500メートルほど離れている。
サードロードは乗り合いソンテウのルートから外れているが、500メートルの距離なんで歩けます。
とはいえ、炎天下の中、汗をかきながら訪れるほどのうまさかと言えば、そこまでのレベルではないかなあ。
カオマンガイよりも、クイティアオガイのほうがおいしかった。
カオマンガイ食堂の営業時間は、午前11時から午後8時。でも、材料がなくなったら早めに閉めることもあるそうだ。
この手のローカル食堂の営業時間はあまりアテにならない。まあ、昼間ならカオマンガイにありつけるでしょう。
ちなみに日本びいきの若い店主(?)は女性です。
日本に行きたがっています。日本にあこがれています。誰か連れて行ってあげてください。タイ人が憧憬するサクラとヒマ(雪)を見せてあげてください。
(2018年6月追記)
その後、別の店に変わっている。
おそらくカオマンガイ屋は閉店済み。
この手の店のサイクルは非常に早いと実感。
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