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フライト情報

日本でも機内のモバイルバッテリーの利用制限強化

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機内でのモバイルバッテリーが原因と見られる火災事故が発生していることを受けて、各国航空会社では機内でのモバイルバッテリーの使用制限が強化されている。
アジア各国では、機内でのモバイルバッテリーの持ち込みや使用が大きく制限され、ほぼ利用できないような状況だ。
日本でも新たな規制が始まる。

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日本の機内モバイルバッテリー利用制限

日本では、2025年7月8日より、新たなモバイルバッテリー規制が開始される。

国土交通省航空局から要請が出された。

① モバイルバッテリーを座席上の収納棚に収納しないこと。
② 機内でのモバイルバッテリーから携帯用電子機器への充電又は機内電源からモバイルバッテリーへの充電については、常に状態が確認できる場所で行うこと。

国土交通省より

出典:https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001897567.pdf

従来より、モバイルバッテリーは受託手荷物に入れることは不可だった。必ず手荷物として機内に持ち込む必要がある。これは法律に基づく義務事項で、これまで通りだ。

それに加えて、7月8日からは、新たな制限が加わる。
機内持ち込み手荷物の中にモバイルバッテリーを入れた状態で、頭上の収納棚に荷物を収納することは禁止となる。
つまり、搭乗中はモバイルバッテリーをずっと手元に置いておく必要がある。
機内でモバイルバッテリーを使ってスマホなどを充電することは引き続き認められるが、常に状態を確認できるようにしないといけない。
ただし、この追加事項に関しては、協力要請事項となっている。
とはいえ、もし守らない場合は、航空会社から注意を受けることになるだろうし、それでも注意を無視し続けるようならば、搭乗拒否される可能性もある。
必ず守るようにしましょう。

国土交通省からの要請を受けて、タイ民間航空局(CAAT)からは、タイから日本へ向かうフライトの乗客に対して通知が出された。

・機内でのモバイルバッテリー(パワーバンク)の使用は可能だが、常に見える位置でなくてはならない
・パワーバンクはオーバーヘッドコンパートメントに収納することはできない
・パワーバンクの容量は160Whを超えてはならない

まとめ

日本の規制はこれでもかなりゆるいほうだ。
ここ最近では、タイ・ベトジェットとタイ・エアアジアXに搭乗したが、どちらも機内でのモバイルバッテリーの使用は禁止とのアナウンスが流されていた。
ベトジェットも中国東方航空も禁止だった。
ごく最近では、中国国内線に関しては、一部の認可されたモバイルバッテリーしか機内に持ち込めなくなったほど規制が強化された。
タイ航空では、すでに機内でのモバイルバッテリーの使用も充電も禁止されるようになっている。

日系航空会社では、とりあえず機内でのモバイルバッテリーの使用はまだオッケーだ。機内電源からモバイルバッテリーへの充電も認められる。
アジア系航空会社で日本から海外へ向かう場合はモバイルバッテリーの機内使用はほぼ不可能だと思っておけばいいかと。

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