シラチャーで夜遊びしてみた。
はじめての体験である。
シラチャー滞在は4日ほど。
まともに遊んだのは一晩だけ。
完全な初心者素人だが、簡単に調査したのでご報告までに。
正直、シラチャーの夜遊びなぞ説明いらないよなあ。だって看板は日本語だし、ママさんはみんな日本語話せるし、ホステスたちも日本語が通じることが多い。
タニヤよりも密度が濃い日本人のための遊び場だ。
(なお、情報は2019年10月頃のものです。)
目次
シラチャーの夜遊び情報
シラチャーの夜遊びについては、事前にほどんど調べていなかった。
いや、カラオケがうじゃうじゃあるとはもちろん伝え聞いている。タニヤみたいなもんだろうと。
そもそも、ネット上にはまとまった情報が極めて少ない。
シラチャーに滞在して夜遊びしている日本人の圧倒的大多数は駐在員ないし出張者であるのは間違いない。
あくまでも仕事がメインであって、夜遊び目的でシラチャーを訪れているわけではない。
いわゆる夜遊び旅行者があまりいない。
在住者も多いが旅行者も多いバンコクとは大きく事情が異なる。もちろんパタヤとも全然違う。
決して広いとは言えないシラチャーの日本人社会で、身バレなどのリスクをおかして積極的に夜遊び情報を提供しようとする日本人は少ないだろうし、わざわざ記事を作成する労力をかける人は皆無に等しい。
ブログやサイトを作るのはシラチャーで日本人相手に商売している日本人業者が大半となる。
それに、シラチャーの夜遊び情報については、会社の同僚などを通じたネットワークで入手可能。ネット情報など必要ない。
そんな事情で、まとまったネット情報が少ないのだろう。
と、実際に訪れみると、事前情報などほとんど必要ないことはすぐにわかった。
狭い範囲にカラオケとスナックが集中している。
いかがわしいマッサージ系の店、相席や連れ出しもできそうな居酒屋もすぐに見つかる。
中心部を15分も歩きまわればシラチャーの夜遊びスポットは頭に入るだろう。
シラチャー夜遊び地図
ざっくりと地図を作っておいた。
が、こんなものは正直不要。
少し歩くだけですぐにわかる。
どうせ看板はすべて日本語だ。会話の大半は英語もタイ語もいらない。
カラオケとスナック
シラチャー中心部にカラオケ、スナック、居酒屋、日本食屋がうじゃうじゃと並んでいる。
もうここは日本かと思わせるほどの勢いである。
特にカラオケとスナックが密集しているのが、Sriracha Nakorn 6 Rd.と標識が掲げれたソイ周辺である。
ソイ4からソイ7にかけては、もはや完全に日本人のためのソイと化している。
(地図の一番大きなピンク色のエリア)
右を見ても左を見ても、カラオケ、スナック、居酒屋、日本食屋だらけだ。
昼間は誰も歩いていないし、人気もない。
タニヤはシーロムというオフィス街至近にあるため、昼間でも普通に人の往来があるが、シラチャーのカラオケ街の昼間はゴーストタウン。誰もいない。
が、夜になると、一転。
店先にホステスたちが勢揃いして客引き。黄色い声が飛び交う。
ナコーンソイ1にもカラオケや日本料理屋が固まっている。
また、シービューシラチャーホテルの近くにもカラオケとスナックと日本料理屋がいくつかある。
それ以外にもカラオケ、スナック、日本料理屋が点在。
もう中心部に関しては、日本関連の店ばかり。
看板には、カラオケないしスナックと書いてある。
カラオケはわかる。
じゃあ、スナックはなんなんだ?
日本のスナックと同じなのか。
ちょっと聞き取り調査してみたが、カラオケとスナックの違いは微妙。
個室メインなのがカラオケで、カウンターとソファー席メインなのがスナックか。スナックにもカラオケはあるし、大部屋メインのカラオケもある。
スナックはガールズバーに近い立ち位置のような気もするが、実際にはガールズバーっぽいバーもあるし、結局はまあどうでもいい。
カラオケでもスナックでも店先にはシステムを説明してくれるママさんが客引きしていることが多い。
日本語はわりと通じる。
基本的なシステムはカラオケもスナックも同じのようだ。
飲み放題で1時間いくらというシステム。
スナックのほうが安い。基本は1時間で500くらいだが、1時間で400とディスカウントしてくれる店もあった。
中には、客が誰もおらず、1時間500のところ300でいいから飲んでいけと強引に勧誘してくれるスナックもあって、なかなかおもしろい。
また、飲み放題以外にもドリンク個別会計のスナックもあった。
カラオケは1時間600から800くらい。
VIP個室があるようなカラオケは1時間1000と言われることもあった。
飲み放題でも、ウィスキーか焼酎のみだったり、ビールは単品オーダーが必要だったり、店によって違いはあった。
また、飲み放題のセット料金には、ホステス一人を選んで最初の一杯にかぎりホステスが飲むドリンクが無料となるケースが多かったように思う。
2杯目以降のレディドリンクは別途有料。
シラチャーのスナック・カラオケでは、レディドリンクはビールがデフォルトらしい。
レディドリンクが150から200バーツ。
客用のおつまみも出してくれる。とんがりコーンだった。さすが日本式スナックだ。
なお、シラチャーでは、女性が飲むビールは男が率先してグラスに注ぐのがしきたりだそうだ。
レディドリンクを進呈したのにちっとも飲もうとせず、変だなとしばらく様子を見ていたら、「早く注ぎなさいよ、これがシラチャースタイルなのよ」と注意された。
そんなん知らんやん。はよ言うてくれ。
システムとして連れ出しは可能。
タニヤのカラオケ同様、ホステスによってはオフ不可もあり。
1時間のタイムリミットが迫ると、ママさんがやって来て、時間延長や連れ出しの有無を聞いてくる。
連れ出しにはバーファインが必要。
スナックでは600の店が多い印象。500のところもあった。
カラオケも似たようなもので、店によっては少し高くなって1000くらい。
最初に入店する際にママさんに聞けば教えてもらえる。
女性へのチップは、言い値がショート2500から3000。
もちろん交渉可能で、2000には簡単に下がる。相手によっては1500でもいけそう。
ロングははっきりしないが、4000前後といったところだろう。交渉して3000でもいけるとは思う。
パタヤのゴーゴーと似たようなものかと。
スナック・カラオケ遊びの感想
ソイ4から7にかけては、店の数が多く、また店頭で客引きをしている女性の数も多い。
片っ端からあたっていって、好みの相手が見つかれば、入店すればいいいだけ。
ママさんに簡単なシステムと料金を確認しておけば安心。
全員ではないが、日本語が話せるホステスは多い。
若いホステスは勉強中と言われるが、それでも片言の日本語は通じる。
個人的には会話はすべてタイ語ですますため日本語は不要なのだが、それでも日本語を勉強しようと努力する若いホステスはちょっと微笑ましい。
年齢層は20歳半ばが多いような印象。
中には20歳ぎりぎりもいるし、30代前半もいそう。
タニヤに比べると、垢抜けているイメージが少なめ。シラチャーは田舎町である。そこはしょうがないし、逆にそれが魅力。よく言えば素朴である。
また地元チョンブリー出身者も多いような気がする。
入店後は、隣につけて、飲みながら会話したり、カラオケしたりと親睦を深める。
パタヤのバービアで定番の4目並べゲームなんかも置いてあった。
わたしの相手をしてくれたのは地元シラチャー出身の20歳だった。
日本語は少し可能。
店内ではカラオケがずっと流れている。
日本人客が歌ったり、タイ人ホステスが歌ったりと。
スナックだと大部屋である。
カラオケでも個室でもないかぎり、他の客が歌うのを耳にすることとなる。日本のスナックと同じだけど、正直、赤の他人のカラオケなぞ聞きたくもない。
タイ人の歌うタイソングならまだましだが、日本人が歌う日本語の歌をどうしてタイで聞かないといけないのか。
日本でも他人のカラオケなんて鬱陶しいだけなのに、わざわざタイにいて、カラオケかよ。
素直にそう感じてしまう。
妙に居心地の悪さを感じた。
もちろん、客の圧倒的大多数は、駐在員や出張者である。
別にタイに異国情緒を感じにやって来た旅行者ではない。
求めるものがまったく違う。
わたしのようなタイプこそが異端者であるに過ぎない。
彼らのために作られた遊び場であって、その雰囲気が嫌なら、他をあたればいいだけだ。
まあ、他人のカラオケはスルーして、若いホステスとのやり取りを楽しむのが一番。
1時間楽しんで、セット料金600バーツ、レディドリンク150バーツ、合計750バーツ。
明朗会計でぼったくりなし。
ペイバーしないなら最後にチップを少額渡しておしまい。
タニヤのカラオケで遊んだことがあるなら、少し安く感じるだろうし、誰でも簡単に遊ぶことができる。
ちょっかい相席居酒屋
シラチャーには居酒屋が多い。
その中には、日本の居酒屋とは違って、店員との相席が可能な店もある。
店員にちょっかいを出して、一緒に和気あいあいと飲むことができることから、ちょっかい居酒屋とか相席居酒屋とも呼ばれることがある。
わたしはまったく詳しくないが、バンコクにも同様の居酒屋があるようだ。
システムとして連れ出し可能かどうかは不明。
たぶん、口説いて、アフターで遊ぶ感じではないかと。
実際に遊んでおらず詳細はまったくわからない。
スペシャルマッサージ系
ついでに、シラチャー街歩きをしていて、見つけた怪しい店をいくつか取り上げる。
大手町商事シラチャー店
もろに日系店。建物は大きい。
店頭に女性陣が待機している。
平日の夕方で5,6人。普段はもう少し多いそうだ。
詳しい料金は忘れたが、60分か90分で2500くらいだったような。
サービスは最後までだそうな。
キューピッド
セクシーオイルマッサージと看板に書いてある。
詳細不明だけど、まあ、最後までできるでしょうな。
ピンキー
これまたもろに怪しい外観。
プリティガールによって。だそうな。
他にもタイ古式マッサージの店がいくつもある。
バンコクやパタヤと同じく、中にはグレーゾーンの店もあるに違いない。
ローカルパブカラオケ
日本人向けではないローカル夜遊びスポットもある。
これは車で通りかかっただけだが、パブとカラオケの密集地帯を見かけたので、地図に掲載しておく。
タイの基本として、こういったローカル向けのパブやカラオケでは、連れ出しが可能だったり不可だったりと、ばらばら。
店や女性次第。
ちなみに、シラチャーでファラン(欧米人)を見かけることはほとんどなかった。
一人だけスナックに入っていくファランを見かけただけ。
バービアらしき店はまったく見当たらず。
あとは、韓国系中国系の店がわずかにある程度。
ほんと日本人に特化した街だ。
シラチャー情報
シラチャーに関する一般記事がこちら。
・はじめてのシラチャー。まさに日本人街で驚く。
・シラチャーの日本食定食屋、なんじゃ亭。ハンバーグとコロッケうまい。
・パタヤから一番近いCoCo壱番屋(ココイチ)はシラチャー店。サーモンクリームコロッケカレーを食べる。
・シラチャーのパヤタイ病院で歯の治療をしてみた。日本語通訳付き。
・シラチャーのバイクタクシーは20バーツと安い。いや、パタヤが高いのか。
シラチャーのおすすめホテル
シラチャーで実際に宿泊したホテルは2つ。
かたや立地条件抜群で日本語の通用するホテル。かたや海が見える格安ホテルだ。
パシフィックパークホテル
ロビンソンのすぐ脇にある日本人向けの大型ホテル。
レセプションでは日本語が通じて、部屋のテレビでは日本のテレビがそのまま流れている。朝食は和食もあり。
立地条件抜群で部屋も綺麗。
びっくりするほど日本人向けのホテルだ。
カラオケ密集地帯へは余裕の徒歩圏内。
はじめてシラチャーに来るなら、ここに泊まっておけば間違いない。
より詳細な宿泊記
⇒シラチャーの日本人向けおすすめホテル、パシフィック パーク ホテル (Pacific Park Hotel)宿泊レポート
シービューシラチャーホテル
名前のとおり、海が見えるホテル。ただしシービュールームのみ。
立地は少し不便だが、カラオケ密集地へも歩いていけるし、近所にもカラオケはある。
格安で泊まりたいならおすすめできる。
より詳細な宿泊記
⇒シラチャーの格安ホテル、シービュー シラチャ ホテル (Seaview Sriracha Hotel)宿泊レポート
シラチャー夜遊びまとめ
はじめてシラチャーの夜を体験してみたが、タニヤと似たようなものだった。
ひたすらカラオケとスナックである。
システムも基本的にタニヤと同じ。
即物的な抜き系は少しあるだけ。
パタヤで遊び慣れている人がわざわざシラチャーまで夜遊び目的で訪れる必要はないと思う。
パタヤの隣町のようなものだが、意外と移動は面倒くさい。
個人的には、カラオケやスナックで1時間1000バーツ使うのだったら、パタヤのゴーゴーで好みのダンサーを召喚して軽く遊んだほうがいい。30分で500バーツもあればボディタッチコミュニケーション付きでけっこう楽しめる。
酒が飲みたいなら、バービアでだらだら過ごすほうがいい。
シラチャーのカラオケのペイバー代とチップは、パタヤのゴーゴーに比べると少し安いが、バービアに比べると割高。
まあレベルはシラチャーのカラオケのほうがパタヤのバービアの平均よりかなり上だけど。
日本カラオケで遊ぶのが一番好きという人なら、タニヤよりも少し安く遊べていいかもしれない。