はじめてのホアヒン旅行、2日目の夜。
初日にホアヒンのソイビンタバートを訪れた際はびっくりした。ソイビンタバートはウォーキングストリートとも呼ばれる。
こんなに大きなバービア街になっているとはまったく知らなかったからだ。
まあ大きなバービア街といっても、パタヤ全体とは比べものにならないほど狭い範囲ではある。それでも数十軒のバーが並ぶ様は地方都市としては堂々たるものだ。
初日に滞在したホテルは大当たりだったが、思わずソイビンタバート内にホテルへ急遽移動したほど。
ホテルの窓から見下ろすと、ソイビンタバートは目の前だ。
というわけで、ホアヒン2日目の夜は、ホテルから徒歩10秒でバービアめぐり開始となった。
ホアヒンの夜遊び相場とマッサージ屋について。
ホアヒンのウォーキングストリート・ソイビンタバート
ホアヒンビーチへ通じる遊歩道の手前を北側に進むとソイビンタバートがある。
地図
ソイビンタバートを中心として、周囲にバービアがうじゃうじゃと並ぶ。
ちょっと狭い路地があったりして、方向感覚を見失いそうになる。
たぶん全部で40軒か50軒くらい。50には届かなそう。
軒数だけでいえば、パタヤのソイ7とソイ8を足したくらい。
バービアは、パタヤもホアヒンも同じシステムだ。
歩き回って、良さげな店があれば、入って飲み始める。
いくつかのバーで飲んでみたが、瓶ビールが1本90バーツか100バーツ。
パタヤのバービアよりもちょっと高め。パタヤでは80バーツ前後だ。
ちょっと一緒に飲んだ20代前半のバービア嬢は、やはりイサーン出身だった。イサーンからホアヒンまで出稼ぎに来ている。たしかウボンラーチャターニー出身だったような。
レディドリンクは150バーツから160バーツ。パタヤと同じ。
バービア嬢のレベルは、まあパタヤと似たような感じかなあ。いや、パタヤのソイ7と比較すると、ホアヒンのほうが下だと思う。むろん感じ方は人それぞれだけど。
お宝探しはちょっと難しいかな。
日本人というか東アジア人が好みそうな若いバービア嬢はかなり希少。
見つけたかと思いきや、他に客がついている。
ソイビンタバートの飲み客のほとんどはファランだ。中国韓国日本人は本当に少ない。
たまたまホアヒンに観光に来た人が、たまたま見つけたソイビンタバートに足を伸ばしてみたという感じな東アジア人ばかりの印象。東南アジアからの観光客もちらほら見かけたが、夜遊び目的ではないだろう。
数少ない夜遊び目的と思しき東アジア人旅行者が、ソイビンタバートに潜む数少ない東アジア人好みバービア嬢を見つけ出している。
何軒が飲み歩いていると、パタヤの事情にも明るいバービアのオーナーと話すことができた。
親戚がパタヤで何軒もバーやパブを経営しているそうだ。
ホアヒンのバービアのバーファインはどこも500バーツ。
なんでも、パンデミック前までは300バーツないし400バーツだったが、現在はほぼ一律で500バーツになったそうだ。
状況はパタヤと同じと言われた。たしかに、最近のパタヤのバービアはバーファインが500バーツになった。
ホアヒンのバービアは、基本的にパタヤのバービアと同じと考えていい。
チップ相場もパタヤレベル。
ショート1500か2000くらい。交渉すれば1000でいけるかもしれないが、けっこうきついか。
ロングは3000と言ってくるはず。交渉すれば2000でもいけそう。
パタヤと同じだ。
遊び方も相場もパタヤのバービアと一緒。
好みのバーや好みの相手を見つけて、一緒に楽しく飲んだり、ビリヤードや4目並べゲームで遊んだりして盛り上がる。そして最後は連れ出しの交渉して、ホテルへ一緒に帰るという流れだ。
むろん、ただ普通に飲むだけでもいい。
パタヤのバービアに慣れているならば、ホアヒンのソイビンタバートでも楽しめるはずだ。
パタヤのバービア街よりはおとなしい。特にソイ7あたりのバービアよりは音はうるさくないと思う。
生バンドのバーがないわけではないけれど、爆音演奏ではない。
近くのホテルに滞在していても、爆音で眠れないなんてことはないレベル。
ホアヒンのバービアのほうが落ち着いた雰囲気だ。
まあ最終的にやることは同じだけど。
グレーゾーンのマッサージ屋
ソイビンタバートの近くには、いわゆるグレーゾーンのマッサージ屋がけっこう多い。
明らかに健全ではない雰囲気の入口や勧誘方法なのですぐにわかるはず。
年齢層は高めだ。
マッサージ代が300バーツ、別途フルサービスが1000バーツ。合計1300バーツ。
パタヤのソイハニーとかソイチャイヤプーンみたいなものだが、レベルは断然ソイハニーのほうが上だ。
ホアヒンのマッサージ屋でそういったサービスをわざわざ求めなくても良さそう。
ただ、さくっとすっきりするにはいいかもね。
このソイの標識のある周辺に数軒固まっている。
POONSUK ROADがマッサージ屋エリア。
歩いているとお誘いが来る。
怪しいマッサージ屋のほか、当然ながら普通の健全マッサージ屋も多い。たぶん見分けはつくかと。もちろん怪しいマッサージ屋なのに、普通のマッサージだけで終わることもあるだろう。
ざっくり地図
（地図情報：Googleマップ）
バービアはソイビンタバートとその脇道に沢山ある。
うろうろして自分好みのバーを見つけだそう。
バービア街を何周もしていると、バービアの人たちから目をつけられる。店内に入ると、「あなた昨日も今日も歩き回っているわね」と言われた。よく見ていらっしゃることで。
まあパタヤのバービア群やソイ6と同じこと。何往復もしていると笑われがちだ。
まとめ
ホアヒンのウォーキングストリートはバービアだらけだ。
パタヤのバービアが楽しめないという人は、ホアヒンに夜遊び目的で来ても何も楽しくないだろう。
基本は、バービア一択だ。ゴーゴーもジェントルマンズクラブもない。
敷いてあげれば、グレーゾーンマッサージがあるくらい。
ソイビンタバートのすぐ近くにホアヒンビーチがある。
昼間はビーチ、夜はソイビンタバート・ウォーキングストリートのバービアで遊ぶ。
食事はホアヒンナイトマーケットでB級グルメで買い食いでもすればいいかと。
そういった遊びがしたい人は、一度ホアヒンまで行ってみましょう。
個人的にはホアヒンはわりと気に入った。
健全ビーチリゾートかと思いきや、ビーチのすぐそばにはソイビンタバートがある。パタヤには到底及ぶべくもないけれど、俗悪なビーチリゾートとしての一面もホアヒンにはある。