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空港やバス関連

スワンナプーム・ドンムアン・プーケット空港から地方都市への新しいバス路線増設へ

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タイ国営のバス会社であるトランスポート社は、AOT(タイ空港公社)が運用するスワンナプーム空港とドンムアン空港とプーケット空港の3つの主要空港に新しいバス路線を導入すると発表した。
3つの空港から主要都市や観光都市を直接結ぶバス路線を開設する。空港にはチケットオフィスも設置する作る予定だ。
主な目的地は、パタヤ、チャンタブリー、トラート、ナコンラチャシマ(コラート)、ホアヒンなどで、空港からのアクセスを向上させる狙いだ。
ネットワークが拡大することで、観光客の往来が増え、経済を刺激させ、地方経済を活性化させる政府の目標と一致する。
バスサービスの開始は今年末ころに開始予定。
AOTでは、プーケット空港からパンガー県カオラックへの定期バスの運行開始を提案したとのことだ。

各報道をまとめた内容は以上。
トランスポート社は、要するにボーコーソーのこと。999という番号で表示されるバスでもある。

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スワンナプーム・ドンムアン・プーケット空港からのバス

現在、スワンナプームとドンムアンとプーケットの各空港にはバスの乗り入れはあるが、トランスポート社による地方都市へのバス運行はほぼないような状況だ。

スワンナプーム空港からバンコク市内へのバスサービスは多い。公共エアポートバスやら民間旅行会社によるバスだ。

関連記事:スワンナプーム空港からの移動方法完全解説

ドンムアン空港からバンコク市内へも多くのバスが出ている。

関連記事:ドンムアン空港からバンコク・パタヤへの移動方法解説

また、プーケット空港にはスマートバスが運行されており、パトンビーチへプーケットタウンへ行くことができる。

関連記事:プーケットスマートバスでプーケット空港からパトンビーチまで100バーツ

でも、空港から地方都市への直接的なバス路線は少ない。
スワンナプーム空港からパタヤやホアヒンへのバスは出ているが、ルンルアンないしベルトラベルによるバスサービスだ。トランスポート社の運行ではない。
あと、スワンナプームからチャン島行き(チャンタブリー・トラート方面)のバスがあるくらい。
以前はイサーン方面へのバスもあったが、パンデミック明けにはさっぱり聞かなくなった。

スワンナプーム空港にトランスポート社のバス乗り場ができて、地方路線が増えると、たしかに利便性はアップすする。
現状では、パタヤ行きバスが最大人気で、バスは満席続きだ。臨時便で対応しているほど。
とはいえ、パタヤ以外の路線をつくったところで、どれほど客が集まるかは微妙なところだと思う。
コラート行きは便利だが、それより遠いイサーン方面やタイ北部に行くならば、飛行機を利用する人がほとんどだろう。

ドンムアン空港は地方都市行きバスがまったく出ていない。
パタヤ行きバスすらない。
せめてパタヤ行きの大型バスを運行すれば客は集まりそう。
ドンムアン空港からモーチットバスターミナルへはエアポートバスで簡単に移動できるため、わざわざ空港にトランスポート社のバス乗り場を開設するほどの価値があるかは、これまた微妙。
パタヤ行き、ホアヒン行き、サメット島行き、それにコラート行きくらいが限界かも。

プーケット空港からはパンガーへのバスは需要がありそう。プーケット空港からカオラックへはタクシーを使うしかないため、ちょっと不便。

各空港から地方都市へのバス路線が増えてくれれば嬉しい。
スワンナプーム空港に到着後に、バスでさくっと地方都市へ行ければ、たしかに楽になる。
空港からバスで3,4時間までの路線なら少しは需要がありそうだ。

トランスポート車のバス路線開設は今年年末の予定。
本当に実現するのか、しばらくは様子見しておこう。

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