プーケット空港ではGrabなどの配車アプリを使って車を手配することが禁止されている。
いかにもプーケットらしいやり方だが、9月1日から配車アプリの呼び出しが解禁されることになりそうだ。
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プーケット空港での配車アプリ解禁
プーケット情報を伝えるPhuket Info CenterのFB投稿によれば、ATO(タイ空港公社)が、2023年9月1日よりプーケット空港は、あらゆる配車アプリのタクシーが乗客を迎え入れるようにすると明かしたとのことだ。
つまり、プーケット空港に到着したフライト乗客が、Grabなどの配車アプリを使ってタクシーを空港に呼び出して乗車することが認められるというわけだ。
Phuket Info Centerでは、配車アプリの利用にあたっては、指定されたピックアップポイントのみ可能といった一定の条件があるだろうとしている。
昨年8月にプーケットを旅行した際、プーケット空港の到着ロビーには、このような看板が設置されていた。
Grab Carは違法と明確に書いてある。
すごい脅し文句だ。
スワンナプーム空港やドンムアン空港にはこのような看板はない。
配車アプリで車を手配することは可能だ。むろん、ピックアップポイントがかぎられるといった制限はあるが。
タクシーマフィアに牛耳られているとも揶揄されるのがプーケット。
タイでもっともタクシー料金やソンテウ代が高い。
プーケット空港からエアポートバスが運行されるようになったが、その際もタクシー業界からの猛反発があった。
エアポートバスならば、プーケット空港からパトンビーチまで100バーツぽっきりで行ける。プーケットタウンならば50バーツだ。
関連記事:プーケットスマートバスでプーケット空港からパトンビーチまで100バーツ
乗り合いバンだとパトンビーチまで180バーツ。プーケットタウンまでは150バーツ。
現在はどうか不明だが、以前パトンビーチまで利用した際は、途中で旅行代理店に立ち寄り、ホテルやツアーなどあれやこれやと契約を迫られたものだ。なかなか解放してくれないが、こちらがタイ語で対応すると態度が変わった。
タクシーならば800バーツくらい。
なにかと面倒なので、エアポートバスがベターだと思う。
そして、ようやく配車アプリの解禁となる。
事前に運賃が表示され、交渉いらずで目的地まで行ってもらえる。
とはいえ、プーケット空港からパトンビーチまではかなりの距離があり、しかも途中は山越えルートとなっており、けっこう時間がかかる。
最近ではGrabの運賃も値上げ傾向で、プーケット空港からパトンビーチまではそこまで安くならないとは思う。
空港タクシーよりはちょっと安いくらいかと。
フライトでプーケット空港に到着したあとは、まずGrabなど配車アプリで目的地までの料金をチェックする。
空港タクシーと比較してから、どれを利用するか決めるのがいい。
安く快適に済ませるならば、エアポートバスがおすすめだ。
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